『MYCODE』遺伝子検査の効果には賛否両論あるけれど・・・

美容と健康

MYCODEの遺伝子検査には、医師の間でも賛否両論あるようですが・・・。

MYCODEでは、ガンの遺伝子検査もできますが、先日、白血病の治療に有効と言われるキムリアの保険適用が決まりましたね。

薬価:33,493,407円!

キムリアについてはこちら

ピンとこない数字ですが、海外の薬価と比べたら割安。適用できる症例は限られていますが、効果的な治療法がなかった患者さんには朗報です。

ガン治療の新薬としては、2019年6月1日からゲノム医療も保険適用になっています。

ゲノム医療とは、ガン細胞の遺伝子を検査して、最適な治療をおこなうもので、費用は56万円かかります。

自己負担1~3割で、高額療養費の対象ですが、予防できるなら、早目にケアしたいのはだれしも同じ。

遺伝的資質を知ることで、ガンになりにくい体質を目指すための検査が、MYCODEです。

MYCODEの遺伝子検査の効果は医師の間でも是非が

MYCODEなどの遺伝子検査については、医療関係者からも賛否両論あります。

MYCODEがおこなうのは遺伝子検査だけですから、医師の目から見れば、「医師など専門家がフォローしないと意味がない」という意見がでるのも理解できます。

糖尿病ネットワークのHPに、2016年に、MedPeerが医師4,018人を対象としておこなったアンケ―ト調査「DTC遺伝子検査」の結果が載っていました。

”効果がある”と答えた医師が、27.8%”効果がない”と答えた医師が72.2%だったそうです。

糖尿病ネットワークのHPから、アンケート結果のコメントを一部引用しました。反対意見としては、以下のようなものがあります。

・遺伝子検査はするだけでなく、結果出た後の説明、フォローがとても重要。それがなければ弊害の方が多く出る可能性すらある。(小児科)

・将来的には先制医療につながるかもしれないが、現時点ではまだそのベネフィットははっきりしないと思う。(呼吸器内科)

一方、以下のような賛成意見があります。

・消費者が日常生活改善に役立てるなら有効だ。なんでも規制する方向性はビジネスチャンスを損ねるので反対だ。(産婦人科)

・自分のリスクを把握し生活習慣等を改善していく意思があるのなら、意味があるのでは。(麻酔科)

MYCODEの遺伝子検査は、異常を見つけて治療することをを前提として検査するわけではありません。

遺伝的傾向を知ることで、病気にかからないように、生活習慣などを改善するのが目的です。

そこの理解が違うために、医療関係者の間でも賛否両論、意見が分かれる結果になっているようです。

遺伝的確率の高いからといってガンになるわけじゃない

MYCODEの遺伝子検査で、平均値より高いからといって、かならずしもガンになるわけでないことは当然ですね。

乳ガンは、遺伝的要素が強いといわれるガンの一つですが、実際に乳ガンになった人のうち遺伝性のものは、5~10%と言われています。

MYCODEの検査では、卵巣がん(浸潤性上皮性卵巣がん)卵巣がん(漿液性浸潤性上皮性卵巣がん)、子宮頸がん、子宮体がんも、遺伝子医検査の対象になっていますが、これらのガンは、乳ガンと密接に関係していることがわかっています。

BRCA1遺伝子BRCA2遺伝子と呼ばれる2つの遺伝子のどちらかに変異があると、乳がんだけでなく卵巣がんなどにもなりやすいことがわかっているようですが、かならずしもガンを発症するわけではありません。
事前にわかっていれば、生活習慣を改善することで、ガンになりにくい体質をつくることも可能ということです。
 

病気の発症の70%は後天的要因

遺伝子が同じでも、乳ガンになる人とならない人がいます。

NHKスペシャル「シリーズ 人体Ⅱ 遺伝子」は、タモリ × 山中伸弥教授の人気シリーズですが、番組の中で、アメリカでの一卵性双生児(女性)の研究を紹介していました。

一卵性双生児ですから、まったく同じ遺伝子をもっているわけですが、1人が乳ガンをわずらいましたが、もう1人は乳ガンになっていません。

つまり、乳ガンが後天的な要因によって遺伝子が変化し、発症したと可能性があるとのこと。

こんなデータがあります。

MYCODE・遺伝子検査・先天的と後天的

MYCODE・遺伝子検査・先天的と後天的2

MYCODEが指摘するのは、遺伝的要因の大きさではなく、その後の環境要因に気づいてもらいたいからです。

医師のアンケート結果でも、小児科の医師が、「自分のリスクを把握し生活習慣等を改善していく意思があるのなら意味がある」としているのは、まさにこのことではないでしょうか。

生活習慣をケアするための遺伝子検査

遺伝子検査は予防が目的

MYCODEの遺伝子検査で、ガンの確率が平均値より低いからといって、ガンにならないわけではありません。

逆に、平均値の1.5倍という結果がでたからといって、ガンになるわけでもありません。

2017年の統計によれば、女性のガンによる死亡原因は、1位:大腸、2位:肺、3位:脾臓、4位:胃、5位乳房となっています。

人口10万人に対して、乳ガンが原因で死亡する人数は22.3人。この数字が多いのか少ないのかはわかりませんが、乳ガンで死亡する確率は、わずかに2%です。

もし、MYCODEの遺伝子検査で、平均値の2.0倍との結果が出たとしても、4%です。ガンにならない確率が、96%と考えることもできます。

遺伝子検査サービス「MYCODE」

MYCODEの遺伝子検査でチェックできるガン

MYCODEの遺伝子検査では、次のようなガンにかかわる遺伝子をチェックすることができます。

胃がん、胃がん(噴門部胃がん)、胃がん(びまん性胃がん、未分化型胃がん)、胃がん(非噴門部胃がん、分化型胃がん)、食道がん大腸がん、肝臓がん、すい臓がん、肺がん(扁平上皮がん)、肺がん(肺腺がん)、肺がん(非小細胞肺がん)、甲状腺がん、上咽頭がん、頭頚部がん、基底細胞がん、悪性黒色腫、腎細胞がん、膀胱がん、精巣がん、前立腺がん乳がん子宮頸がん、子宮体がん(子宮内膜がん)、卵巣がん(浸潤性上皮性卵巣がん)、卵巣がん(漿液性浸潤性上皮性卵巣がん)、ウィルムス腫瘍髄膜腫骨肉腫、神経芽細胞腫、ユーイング肉腫、神経膠腫、多発性骨髄腫、慢性骨髄性白血病慢性リンパ性白血病、ホジキンリンパ腫、ホジキンリンパ腫(結節硬化型)、B細胞性非ホジキンリンパ腫濾胞性(ろほうせい)リンパ腫

MYCODEのガンの遺伝子検査に記載されている項目のすべてですが、知りたいガンのほとんどが網羅されていますね。

MYCODEの検査結果でわかる発症確率が、なにを基準にしているかはわかりません。ただ、確率が平均値より高ければ、予防的な生活をすることはできます。

また、MYCODEの結果が平均値より下回っていたからといって、ガンにならないわけでもありません。

「キムリア」白血病の新薬の薬価が決定! 
「キムリア(CTL019)」は、米国でその効果が認められた白血病の最新治療薬ですが、悪性リンパ腫への効果も米国食品医薬品局(FDA)に承認されています。超高額な薬価が気になりますが、オプジーボの薬価も引下げられたことですし・・・いずれは?

MYCODEは精度によっては再検査!無料でアップデートも!

MYCODEは、検査結果の精度が100%であるとは言っていません。MYCODEの事業者である「DeNA」のHPには、次のように説明があります。

※検査精度の限界・試料の状態等の要因により、一部またはすべての検査項目について検査結果が得られないことがあります。検査結果の数が全体の80%を下回った場合は、1回に限り無料で再検査を受け付けます。
検査技術及び研究の進展等に伴い、当社が必要と認める場合には、お客様の検査結果を更新することを予定しております。

どんな技術も、現在のものが最高であるとは言えません。その後の進歩で、まったく逆の結果になることだってあります。

医療も同じ! その時は最善だった治療法が、実は間違っていたなんてことはよくある話です。

詳細は書きませんが、ある症例で私が受けた術式は、今ではおこなわれていません。理由は、良い結果にならないことが分かったから。

MYCODEは、最新の研究論文をもとに、検査結果をアップデートして、しっかりフォローしてくれるのでとても安心!

口コミにも、つぎのようなコメントがありました。

MYCODEは検査結果をアップデート、例えば最新の研究論文が出てきたらそれに合わせてオッズを更新したりしてくれる、ので常に最新の結果がわかります。それに新しい製品購入しなくても良いのでかなり助かる。

遺伝子検査サービス「MYCODE」

MYCODEの商品紹介に批判的な医師もいるけど・・・

MYCODEは、先ほどもお話したように治療のための検査ではありません。

予防のためのヒントを得るための検査です。MYCODE以外にも、特定の病気に特化した遺伝子検査もありますが、すべて生活習慣や食事などを見直すことで体質改善をうながすことが目的です。

そのためには、どんな生活習慣や運動、食事やサプリメントが良いのかを具体的にアドバイスしてくれるのも遺伝子検査のありがたいところです。

MYCODEの商品紹介に批判的な医師もいますが、それは逆!

アドバイスがなければ、素人では情報整理ができないですし、MYCODEが不健康になるような商品をすすめているわけでもありません。

まとめ

MYCODEなどの遺伝子検査は、事業者がよりどころとする研究論文によって、検査結果も違ってきます。事業者ごとに、違いがでることだってあります。

また、痛風の発症率で、平均値1.0としたときに、自分の数値1.6という結果になったからといって、必ず痛風になるわけではありません

痛風の発症率は、日本人の場合、約60人に1人とも言われています。つまり、発症率が高いからといっても、発症しない人のほうがはるかに多いことになります。

MYCODEなどの遺伝子検査がありがたいのは、”体質的な気づき”とその後の”ケアのヒント”を与えてくれるところです

一度検査をしておくと、気持ちに安心とゆとりがでるかと思います。ぜひ、参考にしてみてください。

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