『多摩図書館』世界中のVogueが見れる国内唯一の図書館

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東京都立多摩図書館の魅力は、なんといっても充実した雑誌のコレクション!
なかでも世界中から集められたVogue(ヴォーグ)は圧巻です。

図書館といえば、専門書や文学作品がたくさんあって、受験勉強の勉強スペースに使ったり、論文の資料を探したりするところというイメージがありましたが、そんな先入観を一掃してくれました。

”新しい刺激と発見がある”、そんな多摩図書館の魅力を紹介します。

図書館のイメージを一掃した東京都立多摩図書館

多摩図書館は、公立図書館としては国内最大規模、でも写真を見るとあまり大きさを感じません。なんとなく小ぢんまりとした印象なので、大したことないだろうと思ってました。

しかし、”雑誌の特性を生かしたサービスを行う「東京マガジンハウス」”のコンセプトが気になり、ぶらりと出かけて驚いたのがその外観。写真から受けるイメージとはまったく違っていて、とにかくデカくてエントランスも立派。

どうして今までこなかったんだろう、少し後悔。

所在地とアクセス

所在地:〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26
電話番号:043-359-4020

JR中央線・武蔵野線「西国分寺」駅南口徒歩7分
京王バス・寺85系統「イズミプラザ前」下車・徒歩5分

東京マガジンバンクってなに?

「東京マガジンバンク」は、週刊誌から学術雑誌まで幅広い雑誌を収集して提供することを目的として開設したそうで、東京都立図書館のサイトには次のような説明があります。

刊行中の雑誌約6,000誌の最新1年分がいつでもご覧になれる他、雑誌を仲立ちとした知的創造と交流の拠点を作り上げることを目指す「東京マガジンバンクカレッジ」を開設しました。カレッジでは雑誌を「知る・作る・伝える」連続セミナーや講演会を開催します。

東京都立図書館HP: https://www.library.metro.tokyo.jp/search/research_guide/magazinebank/

なんと後援会やセミナーもやっているそうです。映画鑑賞の部屋もあり、月2~3回、アニメや邦画、様々なジャンルのものを上映しています。

世界中のVogue(ヴォーグ)が台湾など9か国分も収集されている

多摩図書館/Vogueのコレクション

Vogueと聞いて、服飾業界ならずとも女性なら知らない人はいないでしょう。ファッションに敏感な方なら、毎号購入されている方も多いと思います。

このVogue、世界中で発刊されていてますが、なんと各国版が9種類もあるのは、ここ東京都立多摩図書館だけ。

Vogueは、アメリカ(本国)以外に、日本、イギリス、イタリア、オーストラリア、ギリシャ、スペイン、韓国、台湾など18か国で発刊されているようですが、ここの多摩図書館にはその半分にあたる9か国の版がコレクションされています。

多摩図書館のターゲットは女性?

図書館にある書籍は、ジャンル別に分類されています。哲学、歴史、地理など、探しやすく分類されていますが、多摩図書館のジャンルは少し変わっています。

分類番号の1番は、なんと「女性雑誌」!その種類は100種類を超えています。およそ書店やコンビニなどで目にしたことがある女性誌はすべて収集されています。

Vogueのコレクションが充実している理由もうなづけます。

雑誌は約18000タイトルを収集!書架には6000タイトル!

「東京マガジンバンク」の蔵書、雑誌約18000タイトルと児童・青少年向けの資料約23万冊のうち、書架には約6000タイトルと過去1年分の資料約82000冊が納められています。

借り出すことはできませんが自由に閲覧でき、バックナンバーなどは閲覧申込みすれば見ることができます。

創刊号コレクションや16ミリ映画

1877年(明治10年)から現在まで、さまざまなジャンルの創刊号約7,700タイトルが収蔵されています。

また、16ミリ映画フィルムは約9,400巻もあり、この映画会を毎月館内で開催しています。

入退館と利用法は?

入館のとき

入館料は無料で、首にかけるタイプの「入館証」を受付で受け取ります。この入館証は、展示されていない書庫内の資料やオンラインデータベースを利用するときに必要になります。

また、大きな荷物はロッカーに預ける必要があります。

退館のとき

持ち出し禁止です。資料をそのまま持ち出そうとすると出口デートを通るときに、ブザーが鳴る仕組みだそうです。持ち物検査を受けることになりますから、気を付けましょう。

入館証は、預かったときの受付へ返します。

資料を利用するとき

閲覧室にある資料は館内で自由に閲覧できます。書庫にある図書については、蔵書検索パソコンから「請求票」をプリントアウトする、あるいは「資料請求票」に記入して「資料お渡し・返却カウンター」へ申し込みます。

新聞記事などの検索

雑誌や新聞の記事検索など、30種類を超えるオンラインデータベースを使えます。1回30分の利用制限がありますが、空いていれば使い続けることができるそうです。

パソコン・無線LAN・Wi-Fiが使える!

PCを使うことできるので、とても便利です。閲覧室でもカフェスペースでも使えます。

閲覧室で使えるのは、FREE WiFi & TOKYO(無料無線LAN)フレッツ・スポットです。

グループ閲覧室やセミナールーム

図書館の資料を使って、グループで学習・調査・研究活動にも利用できます。セミナールームは200人規模で、有料で事前予約が必要ですが、講演会や研修会などにも使えます。

カフェ

簡単なカフェスペースがありますが、JR中央線・西国分寺駅にも近く、近隣にも飲食店があります。ゆったり食事を楽しみたい方は、多摩図書館の外へ行かれたほうがいいかもしれません。

駐車場

10数台分の有料駐車場がありますが、図書館利用2時間以内であれば無料です。”空”の時が多いようですが、空いていても数台分のときが多いようです。

多摩図書館/パーキング

多摩図書館利用:2時間無料
昼間:30分150円(9:00~21:00)
夜間:60分100円(21:00~9:00)

開館時間

月~金曜日:10時~21時
土・日・祝休日:10時~17時30分

休館日

館内整理日:毎月第1木曜日(祝休日又は他の休刊日にあたるときは第2木曜日)
設備等の保守点検日:毎月1回
特別整理期間:1年のうち12日以内
年末年始:12月29日~1月3日

利用者の状況

閲覧用のスペースには、約100席分の机とイスがありますが、ほぼ満席。経験がありますが、勉強している人、資料を片手に論文をまとめている人などでいっぱい。空席は数えるほど。それでも、座れないことはなさそうです。

従来の図書館のイメージで来られたかたは、驚くでしょうね。

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