30代までは結婚を考えていたけれど、40歳を過ぎてあきらめた中高年の女性が多いように思います。
男性は年齢に関係なく、60歳過ぎても婚活をやっている方が結構います。前向きですね。素敵な相手を見つけたなんて話をすると、周りから財産目当てじゃないの?なんて冷やかされながらも、本人は真剣です。
女性の本音はよくわかりせんが、男性の方が年齢とともに積極性が増していくように感じるときがあります。一度離婚してたりすると、怖いものなし。直球勝負といったところでしょうか。
40代の独身女性は結婚できない?
今、結婚の平均年齢は29.4歳だそうですが、30歳以上で結婚する人が半数近くいることになります。
周りに半数近くも独身者がいれば、たまの女子会でもそれほど気にもならないと思いますが、30代後半になってくるとさすがに焦る人が増えてきます。
アラフォー世代になると、開き直る女性もでてきます。”私の周りにはいい男いないから”、が決まり文句。最初のうちは、説得力がありますが、40歳になれば、さすがにだれも信用しません。
開き直りの心境は、顔や服装にも表れます。
男性との出会いをあきらめた女性は早く老ける!?
恋愛をすると女性は美しくなる、と言われます。
たしかに、恋愛をしている女性を見ていると、活き活きとしてはじけるような、女性らしい若さを感じることがあります。
一方、恋愛をしていない40代の女性に対しては、”女性らしさ”よりも、”おばさん”的な印象を強く持ってしまうのは私の先入観でしょうか。
恋愛によって、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が増えて美しくなる、との説もありますが・・・。
恋愛で女性ホルモン(エストロゲン)の分泌は増える??
女性らしさをつくるのは、女性ホルモンであるエストロゲンですが、年齢とともに、エストロゲンが減少していくことがわかっています。
更年期障害も、エストロゲンの急激な減少によって、ホルモンバランスが崩れることで起きると言われていますが、実際の実験では、恋愛(セックス)によってエストロゲンの分泌量が増えたとの検証結果はなかったそうです。
セックスをした翌日の血液検査で、エストロゲンの量が15%増えていたという実験結果があるようですが、実はエストロゲンが増えた時期に性交渉があったということ。
つまり、エストロゲンの分泌量が増えたことで、セックスをしたいという気分になったということが事実のようです。
その証拠に、性交渉をしていない女性でもエストロゲンの量は15%程度の変化を示すそうですから、恋愛で美しくなる理由は他にありそうです。
脳内の快楽物質「ドーパミン」が増える!
人は、楽しさや快楽を感じた時に、脳内では快楽物質と呼ばれる「ドーパミン」が分泌されることが知られています。
このドーパミンは、美味しいものを食べるときや、他人から褒められたり、恋愛感情を持ったときなどにも分泌されます。
ドーパミンが不足することで、やる気が起きなくなることがありますが、うつ病もドーパミンの不足が原因ではないかとも疑われているようです。
いいことばかりのように思える脳内物質ドーパミンですが、過剰に分泌されると興奮状態になったり、アルコールやタバコの依存症になる可能性があるとも言われています。
しかし恋愛については、その時のワクワク感やときめきがドーパミンの分泌量を増やすことで、精神的にプラスの効果があると言えそうです。依存症になったとしても、悪いことじゃないですね。
気持ちがネガティブだと表情が暗くなり、実年齢よりかなり老けて見られます。逆に、気持ちがポジティブだと、顔の表情が輝いて美しく見えます。
精神的なストレスを感じなくなることで、胃腸の調子が良くなり、結果的に肌の状態も改善することも十分考えられます。
恋愛すれば服装やメイクにも気配りできる
20代のころは、外出するときは必ずメイクや身だしなみに気を遣ったはず。しかし、アラフォーともなれば、開き直る女性も増えてきます。
女性管理職ともなれば、ていねいにメイクをする時間的余裕もなく、さらに恋人がいないとなれば、服装にもそれほど気をつかわなくなるでしょう。「女子力」とは無縁に!
独身のままでは高齢になってから不安、ということもありますが、アラフォー世代ではまだそこまで深刻に考える必要もないでしょう。
むしろ、将来の恋愛に備えて、常に美しくあってほしいと思います。
中高年からの恋愛に心配もあるけれど・・・
結論として、恋愛感情から異性と交際することは、女性らしさと美しさを保つだけでなく、健康面や精神的にも、マイナスになる理由は見当たりません。
しかし、中高年の恋愛は、若いときのように純粋な恋愛感情ではなく、打算がはいることも多いようです。
しかし、とりあえず余計なことは考えずに、異性との接触機会を増やしてみてはいかがでしょうか。考えるのは、それからです。
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