エンディングノートにどこまで記す?

エンディングノート
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1人1人違うライフスタイルがあるように、エンディングノートに記録される内容も100人100様です。

エンディングノートそのものも、色々な種類があって迷います。

ページ数も、30数ページのものから100ページ近いものまで、どれを使っても基本的な項目についてはしっかり抑えられていますから問題はありません。

項目は、「自分のこと」「家族・親族・友人のこと」「資産のこと」「医療・介護のこと」「葬儀・墓地のこと」「遺言・相続のこと」など、とてもたくさんありますが、
一度に記入する必要はありませんし、該当しない項目もあります。

これらの項目の中で、すべての人に共通していて一度記入したら変更することがないのは、「自分の個人情報」ぐらいでしょうか。

どんどん増える加筆・修正

30代、40代でエンディングノートを使い始めれば、「自分のこと」以外の項目は、かなり変更・追加が多くなって、多分、何冊も買い換えることになるでしょう。

家族・親族・知人、資産状況はもちろん変わりますし、医療や介護についても、葬儀や墓についての考えかたも変わります。

エンディングノートの体裁、項目、使いやすさなど気にするかたもいらっしゃるようですが、
有料・無料にかかわらず最低限の項目は盛り込まれていますから、とりあえずどんなノートを使ってもかまわないと思っています。

もし、こんな項目が欲しいと思えば、付記すれば足りることです。

エンディングノートはチェック用

私は、エンディングノートをチェック用として使っていて、直接記入はしていません。理由は次のとおりです。

●加筆・修正しなければいけない項目がとても多い

●ID・パスワードなどの秘密情報を記録するのは不安

●紛失あるいは破損などのリスクがある

などの問題があるからです。エンディングノートは、生前他人に見せるものではないですが、保管場所のセキュリティを考えると、ID・パスワードを記録するのはリスク大と考えます。

エンディングノートが溜ったらどうする?

エンディングノートを若い時から書き始めると、かなりの冊数が溜っていくことになるでしょう。日記感覚で使ったら、それこそかなりの量に・・・。

エンディングノートの保管場所は?

保管場所を伝える相手は?

立派な書斎で、金庫でもあれば別ですが、リビングルームや家族の居住空間に置いておくわけにもいきません。貸金庫?

エンディングノートを最終的に活用するのは、遺族です。本人が亡くなったあと遺族が困らないための記録と割り切れば、必要な情報だけをしっかり残すことができればいいのでは・・・、と考えます。

残された家族がすみやかに諸手続きできれば充分

私にとってのエンディングノートには、”家族に残す言葉”のような心情的なコメントは一切ありません。家族にとって、”死後あるいは植物状態になった時に迷わない”ような諸手続きが記されていれば、それだけで充分だからです。

それに、植物状態になった時、延命処置する、しない? というような話題は、普段から夫婦間でコンセンサスをとっているのも理由の一つです。

エンディングノートに資産処分を記しても法的効力はない

エンディングノートに保有資産を記録することは、自分自身の財産管理をするうえでも有効ですが、死んだあとの遺産分割の方法については記すべきではないと考えます。

法的効力は何も無いですし、正式な遺言書がある場合、エンディングノートに異なる記述があれば相続人の間で混乱をまねくからです。


保有資産は不動産だけではありません。現金・預金はもちろんですが、有価証券や趣味のもの、美術品など、実に様々。Excelなど、スプレッドシートでしっかり管理しておきたいところです。

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