シェアリングエコノミーを大活用!

シェアリングエコノミーと聞いて、なにを思いうかべますか?

カーシェアリング、民泊、Uberに代表されるライドシェアなど、ほぼあらゆるジャンルにわたってシェアリングが急速に浸透しています。

副業として、自分のスキルやノウハウを時間単位で提供するのもシェアリングですし、なかには、親戚を装って結婚式に出席なんてシェアもあるようです。

どんなシェアリングがあるのか、まとめてみました。

シェアリング活用で仕事もライフスタイルも自在に変わる

シェアリングエコノミ―とは、個人が持っている資産などを、他人に貸す、あるいはその仲介をするなど、インターネットを介して必要な情報をやりとりするサービスのことをいいます。

自分が使わないときに、必要とする人に貸すわけですから、とても合理的です。広義に解釈すれば、1台の車を家族全員で使うこともシェアリングといえます。

他人とシェアすることで、利便性がさらに高まり、そこから収益を生む出すことも、ライフスタイルが変わる可能性さえでてきます。

一度、そのメリットを知った人にとっては、宝の山ということになるのかもしれません。ここで紹介するサービスの中には、 ”これなら自分でもできる” というシェアリングが必ずあるはずです。

なお、シェアリングの対象としては以下が考えられますが、これはFP協会の会報誌を参考にした分類基準です。

  • 空間のシェア
  • モノのシェア
  • スキルのシェア
  • 移動のシェア
  • お金のシェア

空間のシェア

空間のシェアリングは、おもに次の4つに分類されます。

  • 宿泊施設
  • スペース
  • ワークスペース
  • 駐車場

<宿泊施設>

宿泊施設では、民泊を外しては語れません。

2018年6月15日に施行された「住宅宿泊事業法」、略して民泊新法では、民泊事業の3者「住宅宿泊事業者」「住宅宿泊管理業者」「住宅宿泊仲介業者」の役割と義務が決められました。

民泊を提供する事業者について、おもに次のようなことが義務化されました。

  • 都道府県知事等への届出が必要
  • 家主居住型の場合、衛生確保、騒音防止、宿泊者名簿の作成などが義務化
  • 家主不在型の場合、住宅宿泊管理業者へ委託する
  • 宿泊日数は、180日を超えないこと
  • 「台所」「浴室」「便所」「洗面設備」を設置すること など

まだまだ、細かなルールがあり、さらに各自治体ごとの条例などによって、個人事業者の多くが撤退、その後、大手企業が参入しているのが現状です。

シェアリングとしての民泊というより、ほとんど宿泊業といったほうがいいかもしれません。

サービス事業者名内 容
HomeAway
(ホームアウェイ)
アメリカ・テキサス州で2005年に始まった
バケーションレンタルサイトです。
日本でのリスティング数は、非公開。
ホスト手数料3% ゲスト手数料0%
※2018年9月現在
Airbnb
(エアビーアンドビー)
2008年にアメリカのサンフランシスコでスタート
したバケーションレンタルサイトです。日本での
リスティング数は、41,000件(2019.2現在)
ホスト手数料3% ゲスト手数料6~12%
STAY JAPAN
(ステイジャパン)
㈱百戦錬磨が運営する民泊仲介サイトです。
完全合法の物件だけが登録されていて、中国の訪日
個人旅行の予約サイトと提携しています。

<スペース>

宿泊をともなわない空間シェアになりますが、用途はさまざまです。

会議室、写真撮影、パーティ会場、ヨガやスポーツ、生け花などの教室、展覧会などの用途があります。

サービス事業者名内 容
SPACEMARKET
(スペースマーケット)
会議やパーティなど、1万件を超える物件から、
撮影、パーティ、スポーツなど、目的に合った
スペースを予約できます。
Spacee(スペイシー)最安料金1時間500円からで、会議、セミナー、
撮影、展覧会など、さまざまな用途で利用すること
ができる情報サイトです。
AndShare
(アンドシェア)
普段使わない屋上スペースを、バーベキュー、
ドッグラン、ガーデニング、撮影などに貸し出す
「SORASITA」を運営しています。

<ワークスペース>

ワーキングスペースや、ミーティングスペースとして、多目的に使うことができます。

カフェなどをスモールオフィスとして利用している人もいますが、ワークスペースを時間単位でシェアすることで、他人の目を気にせず、作業に集中することができます。

事業者は、<スペース>の事業者とほぼ共通です。

<駐車場>

パーキングシェアと呼ばれ、自宅敷地の空きスペースを駐車場として貸し出す、あるいは車通勤などで、自分の車を置いていない時間帯を貸し出すこともできます。

ドームなどの大型施設の近隣、駅前商店街、繁華街の近くなど、月5万円ぐらいの収入になることもあります。

郊外の住宅地でも、たまに実家に帰省する、自宅でパーティなど、意外とニーズがあるそうで、月1万円前後の収入になりますから、固定資産税がカバーできることも。

サービス事業者名内 容
akippa(アキッパ)自宅駐車スペースだけでなく、月極駐車場
も登録でき、PCやスマホから15分単位で
予約利用できます。利用料から手数料50%
を差し引いた金額が、駐車スペースオーナー
の収入
になります。
toppi(トッピ)三井不動産リアルティ運営しています。
三井リパークの有料Pが、toppi用になっ
ているケースもあります。
連泊は2日以上前に予約要。オーナーが差
し引かれる手数料は40%
特P(トクピー)全国の有料Pと提携しているので、画面に
近隣の有料Pもあわせて表示されるので
とても便利。オーナーが差し引かれる手数料
が30%で、業界最安
『特P』と『akippa』駐車場シェアリング!貸すならどっち?
特Pとakippa、駐車場シェアリングではよく知られています。最大手akippaは会員数が多いですが、ユーザビリティ(使いやすさ)に関しては特Pが優れ、後発ながら急上昇!そのあたりを詳しく解説します。

モノのシェア

レンタルサービスも、シェアリングとして考えることができます。

必要な時に必要なモノを借りる、不要なものを処分して、その処分したものを他の人が利用する。厳密な意味でのシェアリングとは言えないかもしれませんが、カーシェアリングもこの形式です。

さらに、メルカリも、不要なモノを他の人が使うための仲介をしていると考えることができます。

サービス事業者名内 容
メルカリフリマアプリでは、国内最大。スマホに品物の
写真をアップし商品説明を付けて出品すること
で、個人間売買を可能にしています。出品時の
手数料は無料で、販売手数料は10%です。
着るダケレナウンが提供している月額制のビジネス
ウェアを2年間レンタルできるサービス。
「スタートアッププラン」月額4,800円~
「エンタープライズプラン」月額5,800円~
があり、サイズ補正や次のシーズンまでの
保管もおまかせ。

airCloset

(エアクローゼット)

プロのスタイリストがコーディネートした服
を、「ライト」なら月額6,800円で月1回3着、
返却すれば次の3着が借りられる仕組み。
300以上のブランドから選べて、クリーニング不要
Luxus(ラクサス)57ブランドのバッグを、月額6,800円で借り放題。
往復送料無料。シーズンに合わせてバッグを変
えることができ、通常使用のキズはOK。
自分の持っているバッグの貸し出しもできる
サービス
「ラクサスX」もあります。

KARITOKE

(カリトケ)

ブランド腕時計を、月額3,980円~レンタル。
返却期限無しで、月1回交換可。有楽町マルイ
などにも常設店があり、使わない時計を貸し出
すことができるサービス
「KASHITOKE」もあります。

スキルのシェア

必要なときに、助けたり助けられたり、とても便利なシェアリングです。

IT関連の専門性が高いスキルから、Webサイトの制作、デザインやライティング、買物やベビーシッター、単純作業まで、あらゆるスキルがシェアの対象です。

出産や子育てで退職したスキルを持った主婦、あるいは現役社員などが、終業後の副業として、マッチングのプラットフォームとなる事業者を介して仕事をしています。

月数万円程度から、数十万円の収入を得る人もいますが、空き時間さえあれば、なにかしらの仕事をすることができるでしょう。

あるTV番組の特集では、外国人にskypeを使った英会話レッスンで、月2万円の副収入があるビジネスパースンを紹介していました。

年金にたよれない時代への備えとして、今から、さまざまな仕事にチャレンジしてみる良い機会だと思います。

もしかしたら、新規ビジネスを立ち上げるキッカケになるかもしれません。

サービス事業者名内 容
Lancers(ランサーズ)18歳以上で登録無料。141種類の多種多様な
カテゴリーがあり、「仕事を依頼したい人」
「仕事を受注したい人」の出会いのプラット
フォーム。仕事が成立したときのクライアント
が支払う報酬のうち、5~20%システム使用料
になります。
ビザスク日本最大級のスポットコンサルのマッチング
サイト。Web、IT、経営戦略関連など、専門性
の高い依頼が多く、1時間の報酬は、平均1万5千円前後
キャリアやスキルなど、詳細な登録が必要。
AsMama(アズママ)子供の送迎や託児などを、顔見知り同士で助け
合うサイト。各地域の認定サポーター「ママサポ」
を中心に、交流イベントによって、地域でつながり
を作っていくのが特徴。謝礼は、1時間500~700円
万一の事故には、AsMamaが保険でカバー
coconara(ココナラ)知識・経験・スキルを、オンラインで完結することが
できるサービス。サービスは、22種類
スキル版フリマ、といったところ。キャッチコピーや
ロゴ制作、恋愛相談など多岐にわたります。
ストアカ教えたい人と学びたい人のためのサイト。
170以上のジャンルがあり、1回の授業から検索・予約
ができます。講座の受講料は事前決済で、受講後に
講座のレビューを投稿します。

移動のシェア

カーシェア以外にも、ライドシェアシェアサイクルがあります。

UberGrabに代表されるライドシェアは、解禁にはなっていないが、特区での試験的運用が始まっています。

日本では話題になりませんでしたが、本場アメリカでもドライバーが客の女性を襲うなどの事件が起きており、なんらかの対策を打つべきとの世論があるのも事実です。

ライドシェアのもう一つの形「相乗り」については、認められていて、Webやスマホなどでのマッチングがおこなわれています。

実費を同乗者で割り勘にしますから、お互いに気を遣わず、コストも安くすむのが好評。ただ、割り勘なので、ドライバーに対する心づかいは必要です。

ちょっとした飲み物や、長距離なら昼食を負担するなどの気づかいをしてあげたほうがいいですね。

カーシェアリングといえば、事業者の車を借りる形式が多いですが、最近では、普段乗らない車の貸し出しを仲介するサイトも出てきました。

自分が持っている車を、他人に貸し出すカーシェアリングも登場しています。

車を使わない時間帯に貸すことで、副収入が得られますから、車の所有による実質的なコストをかなり下げることができます。

カーシェアリング

サービス事業者名内 容
Times CAR SHARE( タイムズカーシェア)運営者は、タイムズ24。ガソリン代込
206円~
。保険料込みで、距離料金無し。
キャンセルは1分前までOK。
careco(カレコ)三井リパーク系列。ガソリン代込10分130円
というちょい借りができるのが人気。保有
台数は業界2位で、首都圏など、都市部で強
いのが特徴です。
CaFoRe(カフォレ)車を貸したい人と借りたい人のプラット
フォーム。軽2,500円、ハイエース20,000円
など。借り手にはドライバー保険、貸し手に
は車両保険などの加入が義務付け
られています。
Anyca(アニカ)運営者は、DeNA。一般オーナ―が所有する車
をシェア。ドライバーは、1日自動車保険に
自動加入
になっています。

ライドシェア

サービス事業者名内 容
notteco( のってこ!)国内最大の長距離ライドシェア。同じ方向
の同乗者をつのり、実費を割り勘にします。

シェアサイクル

サービス事業者名内 容
COGICOGI SMART!( コギコギスマート)電動アシスト自転車を、スマホアプリで利用
するシェアサイクル。ポートと呼ばれる貸出
し返却場所なら、どこで返却してもOK

現在のサービスエリアは、京都。
ドコモ・バイクシェアNTTドコモグループのシェアサイクル事業。
自治体やマンションなどにシェアサイクルの
システムやコンサルもおこなっているのが特徴。

お金のシェア

不特定多数からお金を集め、事業資金として活用するのが、クラウドファンディングで、次の2種類があります。

  • 非投資型
  • 投資型

非投資型クラウドファンディング

非投資型のクラウドファンディングには、「寄附型」「購入型」があります。

寄附型の場合、被災地支援などの社会貢献度が高い事業が多く、寄附金として税金の控除を受けられるケースもあります。

購入型は、その土地や事業者でなければ作れないモノや特別なサービスを手に入れることができるクラウドファンディングです。

最近話題になった購入型の例として、1万円で納豆定食を一生食べられるというのがありました。お店の採算が心配です。

投資型クラウドファンディング

投資型のクラウドファンディングは、事業投資型株式投資型融資型の3種類です。

分 類仕組み
事業投資型第二種金融商品取引業者が扱います。匿名組合
を通じて資金を提供し、売上高に応じて、
分配金などを受け取ります。
株式投資型第一種金融取引業者が扱います。出資者は、
非上場企業が発行する株式を取得し、
株式と配当を受け取ります。
融資型第二種金融商品取引業者が扱います。
ソーシャルレンディングとも呼ばれ、
資金は匿名組合契約に基づいて、不動産開発
事業などに融資され、金利を受け取ります。

まとめ

シェアリングエコノミーの全体像について、簡単に整理しましたが、レンタルサービスなどとの境界がなくなってきているのが現状です。

本来のシェアとは、所有物をお互いに利用しあい分かちあうことですが、法人の事業者の参入によって少しづつその意味が変化しているように感じます。

反対に、Uberのようなライドシェアは、実質的にタクシー事業者と同様のサービスを提供しています。

カーシェアは、利用者にしてみれば、レンタカーの廉価版という感覚ですね。

レンタル業者とシェアリングの境目がよくわからなくなってきましたが、「遊休資産の有効活用」と「家計支出を減らす」ために、シェアリングを効果的に活用する時代がきたことは間違いありません。

メーカーのモノが売れなくなると、そのツケは結果的に消費者にはね返ってきますが・・・。

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