『無料鑑定相談会』でジュエリーを売却してみたら・・・

ジュエリー
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身の回りの小物、使っていないものがけっこうあります。自分のものだけじゃなく、親の遺品のアクセサリー類など。

自分で使っていて愛着があるもの、ためた貯金をはたいて買ったもの、なにかの記念にいただいたもの、18Kのゴルフのホールインワン記念品。

万年筆、時計、ネクタイピン、カフス、ネックレス、ブレスレット。よくまあこれだけ、あるもんだと思いました。机の引き出しにビッシリ。

クールビズのおかげで、ネクタイそのものをする機会が大分減りましたし、今、ネクタイにピンを付ける習慣も無くなりましたね。

使っているものが一つも無いのはもちろんのこと、今後使う予定も無し。かといって、捨てるわけにもいきません。

無料鑑定相談会のチラシと実態

そんなとき、新聞の折り込みに入っていたのが、「無料鑑定相談会」のチラシ。会期は3日間限定!お見逃しなくの文字!

キャッチコピーは、”そんなに高く売れるの?”

買取り例として、ジュエリーボックス:\564,000.-、色石が付いたデザイン性が高い指輪:\485,000.-などと並んで、石が外れた爪のリング:\44,800.-、サファイア・翡翠の石のみ:\70,000.-など。

他店との買取り比較もあり、期待できそう!

これまでも何回か目にしたチラシでしたが、ジュエリーなどの小物類はスペースも要らないので、「断捨離」の対象外。すべて、スルーしてました。

とはいえ断捨離するなら、整理する対象を選んでいてはダメとの結論に達し、鑑定相談会に持ち込んでみることに。ただし、一部だけ。まだ、未練が・・・。

なんでも買取るような案内だったけど

持ち込んだのは、ネクタイピン、カフス、ブレスレット、ネックレスなど、15点ほど。

会場となった市民ホールの一室には、鑑定してくれる女性が一人。机をはさんで、年配の女性と商談中。30分ほど待って、ようやく私の番がやってきました。

一応、時計もいくつか持っていきましたが、時計は扱っていないとのこと。ただし、ロレックスならOK。基準がわかりやすいですね。

1点づつ、鑑定用のルーペで丁寧にチェックしたあと、デジタルスケールで重さを計測。ときどき、インターネットで何かを確認。ブランドや価格でしょうか。

チェックが終わったものを、A4サイズほどのジュエリートレイに並べていきます。気が付くと、脇にジュエリートレイから外されたものも。

1時間ほどですべての鑑定が終わり、買取ができるのはジュエリートレイにのせた半数ほどで、他のものは買取りできないとの説明。

その基準は?

買取り対象は「金」と「ダイヤモンド」だけ

チラシの内容は、”ダイヤモンド・色石・ジュエリー・宝飾品・時計・貴金属などの売却・・・”となっていて、どんな品物でも買取り対象になると思いこんでいましたが、現実はそんなに甘くありません。

買取りの対象となった7~8点の金額は、23,000円ほどでしたが、値段が付かなかった残りの品物をどうするか聞かれました。

無償なら引取るとのことでしたので、無償で引き取ってもらうことにしました。

 

今後のこともあるので、担当の女性に、買取りができない理由を聞きました。メルカリでも、そこそこの金額で取引されていたものもあったからです。銀座の一流宝飾店のジュエリーなど。

彼女の説明では、買取できるのは、基本的に”金”と”銀”だけ。ダイヤモンドであれば、鑑定書付きで、0.3ct以上とのこと。

わかいやすいですね。鑑定もそれほど難しくないですし・・・。実際の買取りは、金がメイン。

「無料鑑定相談会」のチラシに、金だけ買取りなんて書いたら、お客が集まらなくなってしまうでしょうね。金製品が紛れてるぐらいが、ちょうどいいのかもしれません。

買取り価格

金相場なので分かりやすですが、ジュエリー類については、金の買取相場の約70%

今の金相場は、買取価格4,800円ぐらいですから、純金24K3,300円

アクセサリー類だと、18Kが多いと思いますが、価格はさらに3分の1の1,100円。それでも、さすが金ですね。換金性が高いのは、間違いありません。

会場では金品の授受はできない

業者の出張買取りは、「特定商取引法」の対象となるため、会場での金品の授受ができません。

鑑定してもらった品物は、業者所定の封筒に入れたあと封印され、いったん自宅へ持ち帰ります。

会場での鑑定業務が終わった担当者が、店舗へ戻る前に自宅へ立ち寄り、現金と引き換えに鑑定した品物を持ち帰るというかたちでした。

価値のあるものはオークションへ

カルティエ、ブルガリなどのブランドジュエリーで、デザイン性に優れたもの、大粒のプレミアムストーンなどであれば、オークションへの出品をおすすめします。

今回の「無料鑑定相談会」を主宰した事業者は、日本ジュエリー協会の会員で、オークションの仲介業者になっていました。

オークションは、東京、香港、ミラノ、パリ、ジュネーブなど、世界各地で開催されていて、オークションが成立した場合には、手数料として7%を支払う契約になります。

もし、落札されなかった場合、最低落札希望価格の0.5%の手数料がかかりますので、要注意!

希望価格が200万円なら、1万円の手数料を支払うことになります。

まとめ

断捨離といっても、いきなりすべての品物をゼロにするわけにもいきません。多少でもお金に換えられるものなら、換えておきたいところです。

メルカリに出品すれば、それなりの金額で取引されているブランドのジュエリーもありました。しかし、1点づつ出店するのが面倒なのと、後々のトラブルを避けたいために、利用しませんでした

もし、慣れている方であれば、メルカリはおススメです。

ブランド品のバッグ、財布、ジュエリー、時計など、いろいろなジャンルにわたるようなら、「送料」「査定料」などが無料の宅配買取が便利!

今回の売却で、出張買取の流れと相場がわかりましたが、今後、同様の品物については同じ業者に頼むつもりです。

処分するのに、あまり神経を使いたくないのと、自分であれこれ考える必要が無いのでとても楽! 金額の問題ではなく、頭の中がスッキリしたのが良かったです。

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