貯蓄額1000万円は、老後資金の貯蓄額としては十分ではありませんが、現役世代にとって、まずはクリアしておきたい金額です。
食費やお小遣いを切りつめる貯蓄プランもありますが、あまり無理をすると、健康にも精神的にもよくありません。
無理しないで1000万円貯める? そんなヒントが見つけてもらえれば幸いです。
モチベーションを変えて1000万円を貯蓄するヒント!
日経WOMAN SMARTの読者アンケートでは、次のような調査結果があり、貯蓄額1000万円を貯める女子と1000万円未満の女子では、生活習慣や考え方などにも違いがあるようです。
〇調査期間:2017.8.9~2017.9.3
〇調査対象の平均年齢:37.5歳
〇独身者61.8% 子供がいる既婚者17.0%
〇会社員(一般職)54.2%
〔貯蓄額〕
「1000万円未満」:63.4%
「1000万円以上」:32.1%
アンケート調査には「おごってもらうより、おごるほうがいい」という項目があって、貯蓄「1000万円以上」の女性は”Yes”が32.3%、貯蓄「1000万円未満」の女性とくらべると5%高い数値になっています。
おごってもらうほうが、貯蓄が多くできるように思いますが、モチベーションでは逆!?
一つの項目だけを見ると、それほど差がないように感じますが、他の項目でも同じような結果がでていますので紹介します。
・スケジュール管理が得意なほうだ:75.8%(未満女性と比べて+9%)
整理整頓! モノがあふれていると、大事なものと要らないものを判別するのが難しくなります。
モノの量と、貯蓄額は反比例!
”1年以上使っていないものは捨てる”など基準を設けて、身の回りを整理すれば、頭の中もスッキリして前向きな発想が生まれるかも。
余計なものを買わないから、貯蓄1000万円が現実に!?
お金の最新ニュースは、消費税やポイント還元、株式や為替など多くのジャンルがありますが、ざっくりと理解しておくだけでも、いざというときにチェックポイントがわかります。
ただし、投資については、ハイリスク・ハイリターンの商品が多いので、要注意! 一度に大きな金額を投資するのではなく、少額で分散投資が基本。
特に海外投資では、上場大手企業も多額の損失を出しています。貯蓄1000万円の実現には、積み上げるが基本です。
キャッシュレス決済がすすんでいますが、クレジットカードを使うのに慎重な方も多いようです。
不正使用のリスクもありますが、万一の場合、補償制度がありますから、心配する必要はそれほどありません。むしろ、使い過ぎを心配する方が多いようです。
しかし、この調査結果では、1000万円以上の貯蓄をしている女性は、7割近くがクレジットカードを活用しています。
「利用明細」が送られてきますので、現金主義よりお金の管理がしやすくなります。一度財布に入った現金の使い道、あとでチェックできる人は少ないはず。
中小企業の経理担当者が、定期的に通帳記帳するのと似ています。クレジットのほうが、管理がとても楽!
昔から、”早起きは三文の徳”ということわざがあります。今も変わらない、ということでしょうか。
あくまで自腹の寄附なので、ふるさと納税は別。
本気の寄附で1万円以上となれば、災害時の寄附が多いと思いますが、他人への思いやりが巡りめぐって自分にも返ってきます。
貯蓄1000万円の0.1%、なんて考えてはいけないようです。
金融機関の調査では貯蓄できていない人が増加
SMBCコンシューマーファイナンスが、全国の30歳~49歳の男女1,000に対しておこなったアンケート調査によれば、貯蓄が出来ていない人は、2018年17.1%から2019年23.1%へアップ。
さらに、貯蓄額の平均も、30代では2018年198万円→2019年194万円へ減少。40代は、2018年316万円→2019年196万円と、120万円も減少しています。
貯蓄1000万円が、さらに遠のく?
わずか1年で、40代での貯蓄がとても難しくなったことがわかります。
40代は、住宅ローンや子供の教育など、大きなライフイベントがあるとはいえ、わずか1年で貯蓄額が120万円も減ってしまたことは驚きです。生活費に回った?
自宅の空き駐車スペースを貸して副収入!
マイカー用に月極駐車場を借りているけれど、日中は空いているという方も多いはずです。
いま、管理や設備投資不要で副収入を得る手段として注目されているのが、駐車場シェアリング!
車通勤などで空いている日中の時間だけ貸し出すこともできるので、ユーザー側だけで貸し出す側にとってもとても便利なシステムです。
月1万円前後の収入ですが、ポイント還元と比べたらケタ違いのメリットです。
まとめ
女性と男性では、貯蓄に対する考え方が少し違うかもしれません。
また、家族や子供がいれば、貯蓄の目的も変わります。しかし、いざというときや将来への備えとして、目標額を決めて貯蓄することが大事です。
貯蓄1000万円を達成するには、無理せず少しづつ積み上げるのがポイント!
無理に生活を切り詰めたりすれば、気持ちゆとりがなくなり、ストレスも溜まり悪循環に陥ります。
この記事で紹介した”女子力”は、貯蓄1000万円へ向けての大きなヒントになるかもしれません。
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