乾燥肌のカサカサの原因は?NMFって何?

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年齢とともに、肌のトラブルが増えてきます。

見た目も気になりますが、痒みやカサカサした肌は自分でも気になるし、我慢できないのが乾燥肌!

ときには、眠れないことも。

ケアは、冬の乾燥期からでは遅いですね。皮膚の状態が良い夏から始めておけば、あとがとても楽!

内臓の調子は、健康診断がなければ不調を見つけにくいですが、肌の調子は敏感肌や乾燥肌など、症状として表れてくれるからとても分かりやすいですね。

でも、実際には、肌トラブルの原因は、皮膚の内側にあります。

カサカサになった皮膚をケアをするためには、内側の状態を知っておくことが大事です。

どうして、年齢とともに肌が乾燥しやすくなっていくのか、どのようにケアすべきなのか、調べてみました。

皮膚の老化は25歳から始まっている

赤ちゃんの肌、見ているだけでも心が癒されますね。

若い人の弾けるような肌も、見た目だけじゃなく、健康な状態であることはだれがみてもわかります。

一方、高齢になると、血管が浮き出て、肌のツヤが無くなり、なんとなくカサカサした感じになってきますが、若い人との違いは何?

もちろん、赤ちゃん肌は望めないけど、せめて肌年齢を実年齢以下にはしたい、なんて方も多いと思います。

テレビ番組で、スキンケア後に、肌の状態が実年齢よりマイナス10歳になって、大喜びの女性の気持ちがよくわかります。

やれば、できる?

肌はなぜカサカサになる?

皮膚組織の一番外側には、「表皮」があります。

「表皮」は、4層に分かれていて、一番下から、「基底層」「有棘層(ゆうきょくそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」「角質層」に分かれています。

一番外側の角質層は、厚さがわずか0.02mmしかなく、表皮全体でも、0.2mm程度だそうです。薄すぎる!

足のかかとなど、角質層が厚くなっている部位もありますが、普段手入れしている顔などは、とても薄いことがわかります。

肌がカサカサになるのは、この角質層の水分量が減少するからですが、年齢とともに乾燥しやすくなる原因は、表皮のしくみにあります。

角質層の水分量

健康な肌では、一番外側の角質層の水分量は、20~30%程度と言われます。肌年齢のチェックポイントの一つです。

表皮は、基底層で新しい細胞が造られてから、徐々に押し上げられて角質層へいき、最後は垢(あか)なってはがれ落ちます。

この角質層の水分量を外側から測っていくと、内側へいくに従って水分量が上がっていきます。

有棘層や顆粒層では、水分量が70%程度ありますが、この水分量を保持できるのは、角質層が水分の蒸発を抑えているから。

角質層が厚くなれば、内部の水分量は保たれると言いたいところですが、外側にある角質層の水分量は逆に減ります。

これが老化した肌がカサカサになる原因の一つです。

保湿のきめ手は天然保湿因子「NMF」

乾燥肌のもう一つの要因が、天然保湿因子のNMFです。NMFとは、Natural Moisturizing Factorの頭文字をとったもの。

NMFは、天然保湿因子と呼ばれるとおり、水分を保持する働きがあります。

NMF自身が水と結びついて、水を保持するだけでなく、周囲にも水を集めます。この働きをしているのがアミノ酸で、NMFに40%も含まれていると言われています。

アミノ酸は、水と非常に結合しやすい性質を持っているんですね。

このNMFが減少すれば、角質層の水分量が減ることは容易に想像できます。

25歳から減少する保湿因子「NMF」

NMFは、年齢とともに減少していくことが分かっています。

25歳から減少していくと言われていますから、30歳過ぎてからなんとなく肌の調子がおかしくなってくるのもうなずけます。

ターンオーバーのサイクルが長期化

年齢とともに、ターンオーバーのサイクルが長くなっていきます。

ターンオーバーのサイクルは、一般的には28日と言われますが、これは20歳での話。

私は、ターンオーバーの日数=年齢×1.5で計算しますから、40歳なら60日。55日、という人もいますが、スキンケアでは大した問題にはならないでしょう。

この長くなったターンオーバーのサイクルによって、たまっていくのが角質層です。角質層がたまっていくとは、厚くなっていくことです。

高齢になると、角質が厚くなるのがわかると思いますが、当然、外側の角質ほど、水分量が少なくなって、NMF因子も減少しているのがわかると思います。

つまり、肌のカサカサが約束されたようなものです。

ターンオーバーのサイクルが早くなる

ターンオーバーのサイクルが早くなるなら、どんどん角質層が入れ替わるから、肌は健康なんじゅない?

そう思うかたもいるはずです。しかし、ターンオーバーのサイクルが早くなると、天然保湿因子・NMFの数が少ないまま角質層まで上がってくることになります。

NMFの保水能力については、前項で説明したとおりですが、NKFの数が少なければ、角質層の水分量が減少することは想像いただけると思います。

赤ちゃんの肌のターンオーバーのサイクルは早く、角質層がとても薄いです。だから、あのプニプニした感触なんですね。ただし、角質層が薄すぎて、バリア機能が十分ではありません。そのため、ちょっとした刺激でも炎症をおこしたりするんですね。

肌の調子は内側と外側から整える

カサカサ肌をケアするポイントは、これらの要因からまとめると、以下のようになります。

  • ターンオーバーのサイクルを正常化する
  • 足りなくなった水分や栄養成分を角質に補給する
  • 外側の乱れた角質をとりのぞく

イオン導入による皮膚への栄養補給、ピーリングによる角質層の除去、日常での保湿ケアなど、理にかなっていますが、外側からのケアだけでは不十分。

角質層の元は、カラダの内側からつくられますから、普段の食事や日常生活、運動などによってカラダのリズムを正しくととのえることも大事です。

肌の不調は、カラダ全体のリズムが乱れている結果ともいえます。

最新のコスメ技術としては、ヒト幹細胞培養液を使った美容液が注目されています。高給サロンでも使われていて、好評のようです。

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ビタミンCは、抗酸化作用や美白効果があり、イオン導入などでも使われますが、食事などから摂取することで、カラダ全体にケアすることができます。

ビタミンCは水溶性なので、カラダの中にとどまることができません。毎日、補充してあげることがポイントですが、不足しがちな栄養素です。サプリメントなどで補う必要があるのも、このためです。

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まとめ

肌の不調は、見た目だけじゃなく、つらい症状になる場合が少なくありません。

我慢できないのはもちろんですが、夜眠れないことも。ぐっすり睡眠がとれないとストレスがどんどんたまり、体調不良につながります。

また、肌の調子には内臓の状態があらわれる、とも言われます。ちょっとした変化を見逃さず、早目にケアを始めるのがポイントかもしれません。

<参考記事>

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