働き方が、ライフスタイルに合わせて多様化しています。
従来の「時間」を基準にした働き方から、「スキルと成果」が評価基準になることで、働く場所も時間も自由化?
要求されたニーズに応えることができさえすれば、いいわけです。
毎日、満員電車に揺られて余計な労力を使うことも、上司のパワハラやセクハラの心配や不安もありません。
そんな理想的な働き方ができる会員制のコワーキングスペースが、東京・渋谷区にあります。
それが、「ism campus」です。
※画像は、ニュースリリース画像から引用
女性専用コワーキングスペース『ism campus』で変わる働き方
「ism campus」は、2018年12月、女性のためのコミュニティコワーキングスペースとして、東京渋谷・道玄坂にオープンしました。
これまで、働く場所といえばオフィスビルと相場が決まっていましたが、「ism campus」は旧来のオフィスのイメージを完全に払しょくして、安全で快適な空間を提供しています。
ビジネス環境はもちろんですが、女性のライフスタイルに欠かすことができないメイクアイテムなども、完備しているようです。
リラックススペースやメーク道具まで完備
「ism campus」には、女性が安心して快適に過ごすことができるように、次の3つのスペースがあります。
- ワークエリア
- ライフエリア
- ビューティーエリア
「ism campus」のプレスリリースによれば、女性のための快適な環境をつくるために、WiFi、コピー機などの他に、次のような設備を用意しています。
- リラックススペースには雑誌、書籍、漫画などを完備
- 突然必要になるジャケットや名刺入れを無料で貸し出し
- ドレッサーやヘアアイロンなどのメイクアイテム
- イベントやコミュニティへの参加
- 保健室では心理士によるメンタルケアなど
『ism campus』の利用料金
会員の利用料金は、以下のようになっています。
- DAYメンバー:平日10:00~19:00
月額料金:12,960円(税込) - NIGHTメンバー:平日10:00~23:00
月額料金:16,200円(税込) - FULLメンバー:平日および休日10:00~23:00
月額料金:19,440円(税込) - スポット利用 500円/1時間(税込)
他にも、スペース貸切プランがあり、2時間10,00円から利用できるようです。
フリーランスだけじゃない!法人も利用?
「ism campus」の利用者には、フリーランスや個人の方が多いのはもちろんですが、会員のなかには法人の事業主もいるようです。
NHK「おはBiz」2019.5.27の取材では、IT系のコミュニティ・マネジャーの会社を経営しているという女性も。
渋谷・道玄坂の1等地にテナントオフィスを借りるとなれば、権利金などを別にして、家賃と光熱費だけでも、最低月20~30万円の経費は必要になるでしょう。
それに、コピー機やデスク、什器・備品など取り揃えたら、開業資金だけでも200万円ぐらいはかかります。
300万円ほどの資金が無くなるのは、あっと言う間です。
それが、月定額で、これだけの環境を利用できるなら、法人であっても活用しない手はない、ということでしょう。
『ism campus』を運営するのはWeb関連会社
「ism campus」を運営しているのは、株式会社ism。
もともと、Webコンテンツの制作やSNS運営のコンサルティングのほかにバックオフィスのアウトソーシング事業をおこなっている会社。
運営会社が、時間や場所に縛られずにテレワーキングで業務をやってきたから、この「ism campus」の発想が生まれたようです。
就業時間が決められた時間労働制の会社には、このようなコンセプトのオフィス環境を作ろうという発想は生まれなかったでしょう。
働き方の多様化
東京2020オリンピックの準備のために、人と車の都心への流入を制限する取組が始まっています。
「テレワーキング」が、その一つ。他にも、「時差出勤」「フレックスタイム」「裁量労働制」などを取り入れる企業が増えていますが、業績への悪影響はまったくないようです。
むしろ、社員のモチベーションが高まっただけでなく、個人的な都合で退職を余儀なくされた女性の優秀な能力を活かすチャンスにもなっています。
「ism campus」は、まさにそんな女性の能力を活かすための最高の環境といえるかもしれません。
『ism campus』に中小企業の業務効率化のヒントが
「ism campus」には、専門的なスキルを持った女性が集まります。
多くは、大企業の専門部署で高いスキルを身に付けてきた女性たちです。辞めた理由はさまざまですが、想像はつきます。結婚や出産、育児など。
このような優秀な人材が登録しているのが、オンラインアシスタント
100人に1人の優秀なオンラインアシスタントは【アイスタッフ】
業務内容は、総務、人事、経理、秘書、そしてIT関連の技術など多岐にわたります。
彼女たちのそんなスキルを活かして、業績を伸ばしたり、業務改善をおこなう企業は中小企業だけではありません。
中小企業では、いきなりテレワーキングというわけにはいかないでしょう。
しかし、人手が足りなくなったとき、これから業容を拡大しようとするとき、人材募集をする前に、オンラインアシスタントを一度使ってみることをおすすめします。
まとめ
「ism campus」のようなコワーキングスペースは、これからますます増えていくでしょう。
これまで、自宅やカフェなどを仕事場にしてきたフリーランスにとって、「ism campus」はビジネス環境としては、理想的なスペースといえます。
また、気軽に相談できる仲間ができることも。
すでにどこかの会社に勤めている方なら、終業後「ism campus」でリラックスしながら副業、なんてことも可能です。
ただ、リゾートなど、会員制の施設はどこも同じですが、利用したい曜日や時間帯がかち合うことも多いのが常。
また、スペースの広さによっては、常連などに占拠されて使い勝手が悪くなってしまうリスクもあります。
会員になる前に、スポット利用で試してみることをおススメします。
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