協和発酵キリンに学ぶリストラのシグナル!予兆は何年もまえから?

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医薬品業界でのリストラが、急速に進んでいます。

協和発酵キリンで、296人の早期退職が決まりました。全社員数4000名の約8%ですから、規模としても少なくありません。

2008年、協和発酵とキリンファーマの合併当時、社員によれば ”社長からはリストラしないと聞いている” との話もありました。

しかし、医薬品業界に吹き荒れるリストラの波に、協和発酵キリンも巻き込まれてしまったようです。

リストラは企業生き残りの最善策だけど・・・社員は?

合併は、企業にとっては生き残りをかけた最善策。

協和発酵キリンの2018年売上高(予想)は、3500億円。合併当初の基本戦略では、売上高5000億円(2011年)の計画でしたから大きく後退。

人件費についても、一部業務の外注、定年での自然減、中途採用をおさえることで年間30億円(2011年計画)を見込んでいました。

しかし売上は伸びず、むしろ合併前の両社の売上を下回る状況。

このような空気を読んで転職する社員も、数年前からぽつぽつと出ていたようです。

すでに転職した元社員の口コミからは、協和発酵キリンの業況や社風、国内製薬メーカーの厳しい現状がみえてきます。

・数字のつめもそこまで厳しくない。

・ストレスはほとんどなかったように思います。ただ、それが逆に不安になって・・・。

・販売計画が未達でも、さほど追及されることなくのんびりとやれる。

・営業所での仲が良く、社員は働きやすいのではないかと思います。相反してがっつりとがんばりたい人では浮いてしまうこともある・・・。

営業成績よりも、社内の人間関係を大切にした企業風土が感じられます。

しかし、バリバリやる社員にとっては、決して居心地のよい職場環境ではなかったようです。”出る杭は打たれる” ?

・昇格などは、実績よりも基準等級の行動基準にどれだけのっとったかが重視される。

コーポレートガバナンスが重要視され、人事考課の基準は業績より社内ルール。

業績だけ上げればとは思いませんが、民間企業の原動力は売上と利益ですよね

・特に協和発酵とキリンでは考え方の根本が異なっており、未だに真の融合は実施されていない。合併によるシナジー効果を・・・

・今まで主力製品だった薬が後発品の影響により利益が見込めなくなった。

とても居心地のよさそうな会社だな、という感じがコメントを見てもよく伝わってきます。でも、これらは、すべて事前に退職した人のコメント。

会社の将来に不安を感じた方もいるでしょうし、自分自身のモチベーションを高めるために転職を決めた社員もいます。

企業合併は転職準備のシグナル?

企業合併の主な目的は、〇経費削減 〇シナジー効果 です。しかし、どの業界の合併でも、当初計画通りにいったケースを知りません。

メガバンクの合併も、システムの混乱が続いた後、ついには大規模リストラ。

今後、業務のAI(人工知能)活用とロボット化が急速に進みますが、野村総研は、15年後には今ある仕事の約半分が無くなるとの予想。

車の自動運転、スーパーやコンビニのレジの無人化、そして外国人の進出状況を見ると、その変化は予想以上のようにも感じます。

自分の将来を、企業に重ね合わせて考えることはできない時代です。

生涯生かせるスキルを身に付けることが、これからのライフスタイルに求められるのは間違いないでしょう。

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