「謎解き」といえば、現役東大生・松丸亮悟さんを知らない人はほとんどいないかもしれません。
名前は知らなくても、テレビのクイズ番組によく出ていますから、顔を見ればわかるはず。
松丸亮悟さんが監修した謎解き本「東大ナゾトレ」シリーズは、すでに10巻まで発刊されていて、総部数115万部を突破しているそうですから、その人気がうかがえます。
次から次へ湧き出てくるような、彼の創作力には感服しますが、その秘密は彼の生活習慣にもあるようです。
ただし、どうしても克服できない苦手なこともあるようで・・・。
「謎解き」松丸亮悟さんの問題づくりのヒントとライフスタイル
謎解きは、答がわかった瞬間に、なんともいえない爽快感がわいてきます。
”なあんだ” と思うこともありますが、”なるほど” と感心させられることもあります。
松丸亮悟さんの謎解き問題は、後者のほうですね。矛盾や曖昧さが無く、答を知ったときに、大人から子供まで納得させられる、思わずうなずいてしまうこともしばしば。
松丸さんの謎解き問題づくりは、ライフスタイルにもヒントがあるようです。
NHK「あさイチ」2019.8.2で、そんな松丸亮悟さんの問題づくりのヒントになるライフスタイルと、その原点ともいえる勉強法を紹介してくれました。
もともと勉強が好きではなかったという松丸亮悟さんに、”やる気スイッチ”を入れたのは、松丸さんの母親の教育方針。
- 答は教えない
- 性格=勉強法
- 親がまず反省
ゲームが好きで、負けず嫌いの松丸亮悟さんの性格を上手に利用したその勉強法とは?
問題が解けなかったら親がまず反省って、なかなかできませんが、こどもにとっては、ストレスフリー?
やる気の原点になった「弱点スクラップノート」は、今でも大事に保管されていて、そのやり方は、「謎解き」問題の創作にも生かされています。
考えるための部屋
親元から独立して一人暮らしをしていますが、感心したのは、整然と片付けられたリビングルーム。
壁際にベッドマットレスが立てかけてありますからワンルームマンションでしょうか。
いかにも現役大学生の部屋といった雰囲気ですが、床には最低限の生活用品があるだけで、きれいに片付けられています。
問題づくりは、机に向かって考えるのではなく、歩きながらのほうがアイデアが湧いてくるとのことですが、やはり忍耐力が必要。
街中を歩きながら、看板や標識などからヒントを得るそうで、とくに新宿や渋谷などがいいそうです。
そう言われてみると、考え事をするときは、じっとしているより散歩をしているときのほうが、いろいろなアイデアがわいてくるかも・・・。
秀才を生んだ勉強法
松丸亮悟さんは、小学校4年まで勉強が得意ではなかったそうです。
そんな松丸さんを変えたのは、母親の教育。父親は、しつけ教育専門で、両親で役割分担を徹底していたとのこと。
薬剤師だった母親は、彼が高二のときに亡くなられたそうですが、松丸さんが小学校のときから、彼のために手作りの問題集をつくっています。
1回間違えた問題だけを集めた「弱点スクラップノート」です。さらに間違えると、その問題だけを抽出して新しいノートを作成することの繰り返し。
そのようにして、苦手な問題を克服していったそうです。
間違えた問題をそのままノートに写すのではなく、問題の内容を少し変えているのがポイント。つねに新鮮な気持ちで、問題を解く楽しさを覚えていったようです。
答を教えなかった母親の教育
松丸さんの母親は、けっして亮悟さんに答を教えることはしませんでした。
とことん考えさせて、自分で考えて答えを導き出すように指導し、松丸さんが調べているときもずっと隣で寄り添っていてくれたそうです。
しかし、その勉強法によって、問題を解く喜びを知り、勉強が楽しくなっていったとのこと。
問題の本質を理解していなければ、解決までのヒントを与えることはなかなかできません。特に、数学は。
ゲームが大好きだったから勉強に集中できた?
ゲームが大好きだった松丸亮悟さんに、母親が決めたルールは、ゲームは1日3時間まで。
しかし、ゲームの時間を管理されるのは自宅だけで、外では自由。早く勉強を済ませればゲームの時間を増やすことができるという理屈。
ゲーム好きと負けずぎらいの性格を利用したこのルールで、かなりの集中力が養われたようです。
それでも、東大受験前は、1日14時間ぐらい勉強したそうですから、努力家であることは間違いありません。
松丸亮悟さんの苦手は朝の起床?
松丸亮悟さんは、東大の謎解きグループのメンバーを集めて会社を設立。謎解きを、ビジネスにまで拡大。
そんな松丸さんの苦手は、朝起きること。社員によれば、毎日、5~10分遅刻して出社。
「謎解き」のことで頭がいっぱいで、熟睡できない? 低反発マットレスを使っているようですが・・・。
睡眠不足は、さまざまな体調不良の原因に。細胞組織のターンオーバー、免疫機能の回復、ホルモンバランスの調整、脳内から老廃物を排出するなど、睡眠には体調を整える重要な役割があります。
記憶の整理と定着も、睡眠が関係しているようですが、松丸亮悟さんにはそんな心配な無用?
すくなくとも、普通の人にとって睡眠は、記憶力だけでなく体調管理の基本であることだけは間違いありません。
安眠サプリのいいところは、安心して飲み続けることができること。うつ病も、睡眠不足と関係があるようです。一度発症すると、完治することが難しいと言われています。
熟睡できなくて朝寝起きが悪い人は、サプリメントを試してみてはいかがでしょうか。
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