自動車保険の比較サイト！２０社の最安は？

自動車保険料は、保険会社によってかなり違います。昔は業界一律の保険料でしたけど。

５，０００円違ったら１０年間では・・・なんて考えると、面倒くさいなんて思わず、一度はチェックしておいたほうがいいでしょう。

自動車保険を２０社同時見積り！

自動車保険の価値は、いざ事故が起きた時にきちんと適切にアドバイスをしてくれるかどうかがポイント！

でも、まずは掛金、つまり保険料ですね。１社づつ地味に調べる方法もありますが、２０社で見積り比較ができれば十分です。

インズウェブが、２０社の保険料比較できるサイト！

利用者へのアンケート調査では、安くなった保険料差額の平均が３０，０００円といいますから驚きです。５万円以上安くなった方が１７％もいるようですから、試してみないと後で後悔するかもしれません！

2019.2.1現在、国内損害保険会社３０社、外国損害保険会社２２社、特定損害保険業１社、合計５３社あります。

私の在籍当時は、国内外合わせて１００社を優に超えていましたから、これでも大分減りました。しかし、保険料は基本的に全社統一でしたから、サービス体制の比較だけで良かったわけです。

1998年に保険料率が自由化された後、保険会社の競争が激化し、さらにネットによるダイレクト市場が急成長したことも、保険料が下がる要因になりました。

インズウェブでは、イーデザイン損保、三井ダイレクト損保、ソニー損保、アクサダイレクト、セゾン自動車火災、ＳＢＩ損保、チューリッヒなど、最大２０社の見積り比較ができます。

自動車保険を検討する前に考えておかなければいけないのが、次の４つの条件です。

１．最低限付保すべき補償と金額は？
－対人賠償（無制限）・対物賠償（無制限）は必須です。対人については当たり前ですが、対物でも１億円以上の判例がいくつも出ています。私が携わった事故では、対物賠償の最高金額は数千万円でした。電車の踏切事故は、高額！

【対人賠償・高額判例】平成２３年１１月には横浜地裁で、５億８４３万円という高額判決が出ています。この賠償事故の相手方は眼科開業医でした。賠償金額が大きくなる理由は、生きていれば得られたであろう所得に対する補償（これを逸失利益といいます）にあります。

２．運転する人は決まっていますか？
ー運転する人が決まっている場合、本人限定・家族限定などのほかに、３０歳以上など年齢条件を引き上げることで保険料が大幅ダウン！

３．特約はどこまで付ける？
ー対人・対物とセットメニューになっている補償以外に、任意で付ける特約があります。対物超過修理費用補償特約・育英費用特約・女性お顔手術費用特約・車両全損時諸費用特約など・・・。正直、気になりだしたらキリがありません。私は特約付帯せず。

４．車両保険は付ける？
特に、車両保険を付けるか否かが、保険料に大きく影響しますから、あらかじめ考えておいたほうがいいかもしれません。購入後２～３年は、付保しておいたほうがいいでしょう。５年過ぎたら、無くていいかも・・・。ただ、車両価格が５０～６０万円でも、いざというときの出費は痛手！

【車両保険（エコノミー）】
単独事故や当て逃げされたときの損害は補償されませんが、車対車、盗難、火災・爆発などの事故のときは補償されます。一般の車両保険と比べて保険料がかなり安くなりますから、運転に自信がある方にはおススメです。

どんなに保険料が安くても、事故処理のときのアドバイスや処理が悪ければ、保険に付けた意味がありません。

中古車を買った友人が、買ったクルマより保険料の高いと嘆いていたのが印象的として残っています。保険料が高いのは確かですが、車両の購入金額と自動車保険料を比較するのは間違い！

自賠責保険（略して強賠ともいいます。）が付いているから大丈夫という方もいますが、自賠責でカバーされるのは、対人賠償事故を起こしたときの補償だけですし限度額もありますから、自己破産覚悟でなければ乗れません！

自動車保険は、実際に事故があったときにその真価が問われます。

保険料がいくら安くても、事故時の対応が丁寧でなければかえって事故の相手とトラブルになってしまうことも少なくありません。インズウェブで保険会社２０社の見積りで最安値を見つけたとしても、保険を付けた価値がわかるのはその後。

もし、親しい保険会社があり、試算した保険料の差が数千円程度であれば、
保険会社を変えないのも賢い選択肢のひとつでしょう。

そして、運悪く事故が起きてしまったら、保険会社の担当者とのコミュニケーションを上手にとることをおススメします。どの損保でも、親切に対応してくれるはずです。