「互換インク」と「プリンター」の賢い使い方・電源を切ってはいけないその理由

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プリンターのインクカートリッジ、あまり気にした方は少ないかもしれません。

年賀状ぐらいなら多少値段が高くても、それほど負担にはならないかもしれません。でも、仕事で使うとなると、プリンター用インクカートリッジの価格は重要なチェックポイント!

年に使うのは数回、年賀状プラス&なんて方も多いと思います。すでに、副業をしている方や趣味やスポーツで、メンバーのとりまとめをしている方など、たまにチラシ作成することがあると思います。ときには、名刺も。

そんなときに、プリンター用インクを安く手軽に購入できる方法を知っておくとなにかと便利です。

さらに、なぜプリンターの電源を切ってはいけないのか、その理由についても自分自身の体験から説明します。

互換インクカートリッジのかしこい選び方

本格的にビジネスをやるなら、大型の複合機をリースで使うのがおススメ。でも、ちょっとした副業やサークルなどの案内など、たまに数枚から数十枚程度の印刷をするぐらいなら、家庭用のプリンターで十分です。

値段が高い純正インクカートリッジ

年賀状の印刷のときに、あわててインクを購入したなんて方が多いと思いますが、純正インクのカートリッジは高いですね。プリンター本体と同じぐらいの価格になることも。

エプソンカラリオEP-979A3の価格は2万円台ですが、この機種のインクカートリッジIC80の値段は、次のとおり。※2019.3.6現在の価格です

<IC80/EP-979A3対応>
純正品単品:1,296円(税込)
6色セット:8,063円(税込)

3回交換したら新機種が買えちゃう、なんてつい思ってしまいます。

互換インクは純正品の半額!!

互換インクの値段は、純正インクのほぼ半額です。

<IC80/EP-979A3対応>※2019.3.6現在の価格です
互換インク単品580円(税込)
6色セット2,980円(税込)

6色セットなら、なんと約63%OFF!

1枚のプリントに使われるインクの量は同じですから、長期間の使用を考えるとかなりのコストカットになります。

アマゾンにも互換インクが出品されていますが、”新品”とか”未使用品”などの表示があり、不安を感じるものもあります。なかには、”ノーブランド”のものも。

互換インクにかぎらず、廃番機種のものも置いていて品ぞろえがとてもしっかりしているサイトがあります。

『インク革命.com』というサイト。

アマゾンで安い出品があるけれど・・・

ちなみにアマゾンで調べましたが、単色での出品が少なくセット売りがほとんど。6色セットで2,000円前後でしょうか。

単色だけほしいことが結構ありますし、”新品”などの断り書きあったりして、インク革命.comより価格が安くても不安が残ります。

プリンターでのトラブルは、なにかと面倒!

互換インクはなんとなく不安!?

互換インクとは、純正インクの仕様を研究解析してつくられたインクのことです。

純正じゃないので不安を感じる方もいるようですが、商品として市場に出している以上、しっかりチェックして出荷されていますから安心して使えます。

互換インクを装てんしたときのメッセージ

「純正品ではありません」のメッセージ! ちょっとびっくりします。使えないんじゃないか、なんて不安に・・・。

最近は、メーカーも純正インクを使ってもらおうと、あの手この手で戦略を練ってきます。このメッセージも、心理的不安をあおりなんとか純正インクを使ってもらおうというアイデア。

実は、ハード的にも変更箇所がありますが、ここでは省きます。

互換インクを使っていて故障したらプリンターの保証は?

互換インクを使ったときのリスクとして、プリンター故障時の保証の問題があります。修理してもらえないかも・・・。

しかし、普通に使用していれば、互換インクが原因で故障するということは基本的に考えられません。ノズルの先端をクリーニングするなどのメンテナンスは、純正品でも起こることです。

ノズルチェックとヘッドクリーニングをしないで済む使い方についても、別途説明します。

大切な写真は純正インクを使うべき!

純正インクも互換インクも、プリントした時点では見分けがつかないと思います。しかし、その後の退色(色が褪せていく現象)のスピードは、互換インクのほうが早いです。

インクの種類にもよりますが、退色はどんなインクでも避けることができませんが、大事な写真などのプリントには純正インクの使用をおすすめします。また、高画質をもとめるのであれば、顔料インク用のプリンターを使われたほうがいいでしょう。

「染料インク」と「顔料インク」の違い

インクには、「染料」からつくられたものと、「顔料」でできているものがあります。

通常、家庭用のインクジェットプリンターで使われるものは染料が多いようです。それぞれの顔料には特徴があり、チラシなど、汎用的に使うのであれば染料インクで十分ですが、水ににじんでしまうのが難点。

<染料インク>
〇発色がクリアで鮮やか
〇光沢感がでる
●水ににじむ

<顔料インク>
〇高精細で階調性が豊か
〇水ににじまない

プリンターインクは日光に弱い

染料インクと顔料インク、日光に当てるとどちらも退色しますが、染料インクの方がそのスピードが速いのが特徴です。

【インク革命.com】のお得なポイント!

インク革命で購入すると、購入金額の約1%のポイントが付きますが、キャンペーン中(2019.3.6現在)はポイントが3倍!

自然とポイントがたまっていくので、ちょっとしたお得感があります。

プリンターの電源を切ってはいけない!その理由

プリンターのノズルは常に湿らせておくのがベスト

プリンターのヘッド部分は、ノズルの先端が乾いて固まらないように定期的にインクで湿らしています。

しかし、電源を切ってしまうとこのメンテナンスができなくなり、ヘノズルの先端が固まり、ヘッドクリーニングが必要になります。

このヘッドクリーニングに使われるインクはかなりの量になるため、頻繁におこなうとインクがかなりムダになってしまいます。さらに、長期間電源を切ったままだと、クリーニングを繰り返しても元の状態には戻らなくなってしまいます。

なんどもクリーニングしたのに、かすれた線や印刷ムラが!こうなると、もうお手上げ。

プリンターは電源をつけっぱなしにしておけばかなり長寿!?

プリンターをいつでも快適に使うコツは、電源を切らないこと。電気代がもったいないからといって、使うたびになんどもヘッドクリーニングをしたのでは、ストレスがたまります。

それでも、うまく印刷できれば良いのですが。

ちなみに、私が現在使っているプリンターは、エプソン「EP-706A」。すでに、10年以上使っていると思います。

もちろん電源は、購入してからずっとON!ヘッド―クリーニングは、数ヶ月間使用していなかった後のたった1度だけ。トラブルや故障も一切無し。この機種の品質が良いのかもしれませんが。

もし、電気代を節約するために、印刷が終わるごとにプリンターの電源を切っていたら、使うたびにヘッドクリーニングが必要になるでしょう。当然、プリンターの寿命も短くなることに。

  • プリンターの電源を切らない
  • 互換インクを活用する

この2つを知っていれば、ストレスを感じることなく、コスパにプリンターを使うことができるでしょう。

ヘッドクリーニングに使われたインクはどこへ?

プリンターの寿命は、機械本体の性能にかかわらず、ヘッドクリーニングに使われたインクの処理と関係しています。

ヘッドクリーニングに使われるかなりの量のインクは、大気中に蒸散したりすることはありません。廃インクとして、プリンター本体の中にあるスポンジ(正式名称はわかりません)に吸収されていきます。

スポンジが吸収できる量は有限ですから、もし、一定量に達すれば、プリンターは使えなくなります。

じつは私自身、このことを知ったのは、以前使っていたプリンターの廃インクを吸収するスポンジが満タンになってしまい、突然使えなくなってしまったから。

廃インクを捨てればプリンターは動く?

もう少し正確に言えば、スポンジが満タンになる前に、廃インクの量(ヘッドクリーニングの回数?)がカウントされていて、一定のカウントになると、プリンターが作動しなくなります。

このとき私は、プリンタを分解して、スポンジを取り出して洗い、再収納。でも、これだけでは動きません。カウンターの数値がMAXだからです。

廃インクのカウンターをゼロにもどす方法が無いか、ウェブで探したところ、海外のサイト(今はちょっとアクセスしたくないですが・・・)でしたが、プリンター本体プログラムへのアクセスキーが見つかりました。

このキーをたよりに、プログラムのなかの廃インクのカウンターを見つけ、数値を初期化。プリンターが再び動くようになりました。

しかし、ヘッドのノズルの状態も良くなかったとみえて、再稼働したものも、印刷状態は不良。その結果、エプソン「EP-706A」を購入し、現在に至っています。

まとめ

以前は、プリンターを使うのは年賀状を印刷するときぐらいでしたから、ヘッドクリーニングではかなり悩まされました。電気代がもったいない、との浅はかな考えがもたらした禍(わざわい)、と言ってもいいでしょう。

もちろん現在は、ヘッドクリーニングとは無縁、ストレスもなく快適にプリンタを使っています。いずれ、廃インクが満タンになるときがくるはずですが、何年先かは不明。

すでに、10年以上使っているプリンターですから、リスクを冒して、バックドアからプログラムを修正なんてことはもちろんやりません。

「電気代」と「廃インク代」との比較はしませんが、プリンターをいつでも快適に使えるストレスフリーには換えられません。

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