トヨタ『KINTO』 レクサスもサブスクで!仕組みと料金

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トヨタは、2018年11月に、新車のサブスクリプション『KINTO』を発表し、コンパクトカーからレクサスなどの高級車種まで、定額で利用できるサービスを開始しています。

保険から諸経費まですべてコミコミで、面倒な手続きも要らず、月数万円から利用することができますから、頭金が足りない!などでクルマの購入を迷っている方には便利なサービスです。

サブスクリプションサービスは、現在、『KINTO ONE』で一本化されていますが、これまでは高級車レクサスなどのライン「KINTO SELECT」が別に設定されていて、このサイトでも紹介してきました。

「KINTO SELECT」は、高級車レクサスを半年毎に乗換えることができるサービスとして、2019年2月6日からサービスを開始。その後「KINTO FLEX」に名称変更しましたが、2021年4月1日(木)に新規受付を終了しました。

『KINTO ONE』では、コンパクトカー・ルーミーなら月額14,630円(税込)※~、レクサスUXでも月額74,800円(税込)※~の金額でスタートできます。※ボーナス併用

KINTO・ルーミー

KINTO・VOXY

KINTO・レクサスUX

『KINTO ONE』の料金プランは、「契約期間(3年~7年)」「ボーナス併用有り・無し」「装備オプション」など、かなり幅広い金額のなかから選択ができるようになりました。

日本ではまだ歴史が浅いサービスなので、まだまだプランの変更があると思いますが、経営母体の株式会社KINTO(キント)の信用力を考えると、とても安心できるサブスクであることは間違いないでしょう。

<株式会社KINTO(キント)>

『KINTO ONE』の運営会社は、株式会社KINTO(キント)で、本社所在地は愛知県名古屋市で、資本金は150億円。トヨタファイナンシャルサービスが66.6%、住友三井オートサービスが33.4%で、共同出資しています。※2021.4.17現在
社名は、必要な時にすぐに現れ、思いのままに移動できる「筋斗雲」に由来しています。

人生は一度!思いっきり好きな車を楽しみたい、という方もいらっしゃると思いますが、サブスクなら、目的と月額予算に合わせて、車種の選択肢も広がります。

そんな方に、『KINTO ONE』の車種・料金プラン、利用法、カーリースとの違いについてもお伝えします。

『KINTO ONE』サブスクのメリット・「リース契約」との違いは?

『KINTO ONE』は、利用料金を毎月定額で支払いますから、コスト負担についてはリース契約と似ています。

しかし、突然の海外赴任や家族構成が変わったりして、途中で解約しなければならなかったり、車種を変更したいなどの場合など、サブスクリプションの『KINTO ONE』ならではの、リース契約に無い大きなメリットがあることがわかります。

  • 頭金不要で月々定額なので支払いが楽!
  • WEBで一括契約ができる
  • 最新安全装備の新車に乗り換えられる
  • メンテナンスフルパッケージが受けられる
  • 正規販売店でサポートが受けられる
  • 中途解約できる 
    ※契約条件により解約条件が変わります

『KINTO ONE』おすすめできない方

『KINTO ONE』のサブスクリプションでは、契約満了や中途解約の場合、現状回復して返却するのが基本です。これは、カーリースと同じです。

とくに、ペットを乗せたり、車内での喫煙は禁止事項になっています。万一、禁止事項に抵触した場合、原状回復費用を請求されますので、注意が必要です。

また、キズや凹みを気にせずに乗りたいという方も、サブスクリプションは向きません。満了時あるいは中途解約時に、現状回復費用を請求されることがあるからです。

<キズや凹みについて>
現状回復したうえで返却することが基本なので、ある程度の大きさのキズや凹みがついた場合、修理費用を請求される場合があります。1cm程度の凹みやキズでは、基本的に費用請求は発生しません。

『KINTO ONE』のコスト・銀行「オートローン」との比較

『KINTO ONE』なら、免許を取ったばかりの若い方やまとまったお金が無くても、新車を楽しむことができます。銀行のオートローンと比較したのがこちら。

<条件>

  • 車種:ハリアーGグレード
    ※ディスプレイオーディオパッケージ(スマホ連動)
  • 契約年数:5年
  • 利用者:年齢20歳
  • 保険等級:6S

<費用負担額を比較>
※[左]銀行のオートローン、[右]サブスク『KINTO ONE』

KINTO・オートローンとの比較※引用:『KINTO ONE』公式サイト

このシミュレーションでは、毎月の負担額に3万円近い差がでます。

車両本体の購入代金だけを考えると、銀行のオートローンが安いですが、諸経費の負担をあわせると、『KINTO ONE』のサブスクリプションを利用したほうがかなりお得なことがわかります。

一般的に、車1台の諸経費は1ヶ月約5万円と言われます。車が古くなってくると、タイヤ交換や車検整備などの負担も増えてきますが、『KINTO ONE』はすべてがパッケージ!

特に、免許を取ったばかりの若い方では、自動車保険(任意保険)の掛金もかなり高いですから、すべての費用がコミコミの『KINTO ONE』はとてもお得と言えます。

『KINTO ONE』「サブスク」と「カーリース」の違い

サブスクリプション『KINTO ONE』の契約条件は、「カーリース」とは基本的に大きな違いがありますが、まず共通のメリットについて確認しておきます。

<共通のメリット>

  • 月々定額の支払いなので楽
  • 新車に乗れる
  • 好きなナンバーを選べる
  • 諸経費や保険などの手間がかからない
  • ネットでも契約できる
  • メンテナンスや車検が楽
  • 契約終了時の乗り換えが楽(※)
  • 法人は経費として計上できる
契約終了時、カーリースでは、乗っていた車を購入してそのまま乗るか、新車で新規契約を結ぶことになりますが、サブスクリプションでは、契約を更新して新車に乗るか契約を終了するかの違いがあります。サブスクリプションの手続きは、とても簡単です。

<おもな相違点>

 サブスクカーリース
車のカスタマイズ×
距離制限距離があらかじめ決められているが上限を超えることは少ない契約時の距離を超えたら追加清算する
中途解約 ×
自動車保険(任意)利用料金に含まれている利用者が加入する

カーリースの場合、契約終了後に返却するので、カスタマイズは難しいですが、サブスクリプションの契約プランによってはカスタマイズが可能です。

カーリースでは、契約期間中の走行距離を設定しますが、月額を安く抑えるために距離を低くおさえがち。結果、思い切って乗ることができないことも。

サブスクリプションでも追加清算のルールは同じですが、距離があらかじめ余裕をもって設定されているので、上限を超えることは少ないようです。

<KINTO ONEの距離制限>
月間走行距離制限は1,500km、ご利用月数(例:3年の場合は1,500km×36=54,000km)までの走行での契約になります。通算走行距離で制限を超えた場合、超過分の精算が必要です。

『KINTO ONE』なら中途解約も!カーリースは?

近年、カーリースを利用する方が増えてきましたが、万一、解約したくなったときの解約条件は、サブスクの『KINTO ONE』とカーリースではまったく異なります。

カーリースは、基本的に中途解約はできません!

『KINTO ONE』のサブスクリプションでは、あらかじめ設定されている解約金を支払えば解約することができます。

カーリースでは、万が一、事故などで車が著しく損傷した際には、カーリース会社から解約を通知されます。この場合、解約金が発生し、まとまったお金が必要となります。

免許返納することになったら?

高齢者の場合、いつ返納するかわからない免許のことを考えると、新車を買うのを迷うことも。

カーリースでは、解約するときに違約金が必要になりますが、『KINTO ONE』のサブスクリプションでは、あらかじめ設定されている解約金を支払えば解約できるので安心です。

サブスクリプションでは、海外転勤や免許返納など解約金不要な場合もありますから、カーリースとくらべてとても安心です。

『KINTO ONE』おすすめしたいのはこんな方!

車両本体だけを考えれば、現金で購入するのが金利がかからず安いのは当当り前です。

それでもカーリースやサブスクリプションを利用する方が増えているのは、面倒な手続きが要らず、手軽に新車を楽しむことができるから。とくに、サブスクリプション『KINTO ONE』は、つぎのような方に向いています。

  • クルマの頭金が足りない
  • 保険や税金などの手続きが面倒
  • 家族が増えたので買換えたい
  • マイカーの車検を受けたことがない
  • 車はステータスだ
  • 元気なうちにいろいろな車種に乗りたい
  • 利用料を経費で落とせる

クルマが便利なのはわかっていても、いざ新車を購入するとなるとすぐに決断できません。

一番は、購入予算と希望車種との兼ね合い。さらに登録諸費用、税金、保険、車検や定期点検などの諸経費を考えると、結論が先送りになることが多いですね。

『KINTO ONE』のサブスクリプションなら、すべてがパッケージになっているので、自分の予算に合わせて車を選ぶだけ。さらに、法人や個人事業主なら、月額の使用料を経費で落とせます!

『KINTO ONE』契約から納車までのフロー

『KINTO ONE』は、審査から契約までWEBサイト上ですべて完了します。

KINTO・契約のフロー

  1. 見積もりのシミュレーションページから、カラー/グレード/オプション等を選択します。
  2. クルマの受け取りや、メンテナンスをお受ける販売店を選びます。
  3. 利用規約に同意します。
  4. 必要事項(住所・勤務先など)の情報を入力します。
  5. 審査申し込み完了メールを受信後、メール本文に記載のURLをクリックすれば申し込みが完了です。
  6. 審査結果は、3営業日以内を目安にメールで届きます。

審査通過後、納車までのフローは下図のようになります。

KINTO・審査通過から受取り

審査通過から納車までの手続きは、郵送と電話で進められます。審査通過後には「My KINTO」にログインし、月額利用料を支払うクレジットカードの入力・登録や利用規約への同意をします。

「内容を承認し契約申込み」ボタンをクリックすると契約締結となり、ただちにクルマが発注されます。契約後のキャンセルや契約内容の変更はできませんので、注意が必要です。

その後、指定した販売店と車両登録に関する書類のやりとりと納車日程の調整をおこないます。納車は、契約後1.5ヶ月~2ヶ月程度かかります。

販売店から車を受け取ったら、「My KINTO」へログインして、「納車完了確認」のボタンを押せば手続きは完了です。

契約満了の通知は、4カ月前に送られてきます。

まとめ

単純計算では、それだけ払うなら買ったほうがいいんじゃない、という方もいらっしゃるかと思います。

しかし、車検を受けずに新車に乗換えたい方や、元気なうちは新車に乗り続けたい方に、『KINTO ONE』のサブスクリプションはとても便利で安心なサービスと言えます。

高齢で、新車を購入しようか迷っている方は、ぜひ一度『KINTO ONE』の公式サイトをのぞいてみてください。

KINTO 公式サイト

コメント

  1. […] 「KINTO SELECT」「KINTO ONE」とも、前記事を参考にしてください。 […]