年齢とともに、肌の悩みが増えていきます。
シミ・シワ・くすみ・くま・毛穴など、隠れていたものが表われてくるだけでなく、アレルギーによる痒みなどの症状もひどくなります。
このような症状は、肌質や体質によるところが大きいですが、普段の生活に差し障りがなければ、そのまま放置されてしまいがち。
その結果、ケアが遅れ、改善が難しくなることが多いようです。
シミやシワなどの皮膚トラブルは、自分でも気になりますが、あまりひどくなると、気持ちも後ろ向きになり、外出をためらうことにも・・・。
『スキンケア』高齢になるほど見た目が大事
皮膚のターンオーバーが正常に働いてくれるのは、せいぜい20歳まで。
その後は、皮膚の老化とともに、シミやシワ、くすみなどが徐々に顕在化していきます。
原因には、皮膚の乾燥や紫外線などの外部から影響と、新陳代謝が衰えることによる血行不良などのカラダ内部の要因があげられます。
年齢だからって、開き直ってしまえばいいのでしょうけど、他人と会うことが多ければ、そう簡単にあきらめることはできません。
他人の目を意識することで変わるスキンケア
同性でも、お互いに服装や見ためを無意識にチェックしてしまいます。まして、異性と会う時には、身だしなみが念入りに。
さらに、”見られている” という心のハリが、顔に適度な緊張を与えることで、締まった表情にしてくれるようです。
当然、スキンケアにも気をつかい、ぜい肉を落とすための運動を始めることも。バスルームの鏡も気になるように・・・。
女優さんが、年齢に関係なくキレイでいられるのは、いつも他人に見られているから。
肌質によって違うスキンケア
スキンケアで大事なポイントは、肌質に合ったケアをすること。
とくに、”インナードライ”の方は、つい”油肌性”と勘違いして間違ったケアをしてしまうことが多いので要注意!
強い洗顔料を使って、さらにインナードライを悪化させてしまうことにも。
肌質は、普通肌、乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌の5つのタイプに分類され、基本的なケア法にも大きな違いがあります。
肌質を知る方法
正しいスキンケアをするためにも、まず自分の肌質を知っておく必要がありますが、BEAUTY COLUMNでは、以下のような方法での肌質判定を推奨しています。
<肌質チェックのタイミング>
肌質は、洗顔後に水分を拭き取り、夏は10分、冬は5分おいてから、本来の肌質をチェックすることができます。
〇強いつっぱり感がある、カサカサする・・・乾燥肌
〇顔全体にベタつき感がある・・・脂性肌(オイリー肌)
〇口元や頬などはかさつき、Tゾーンにはベタつきがある・・・混合肌
〇ベタつきもかさつきも感じない・・・普通肌
〇ピリピリとした刺激がある・・・敏感肌
肌質は、これだけでもだいたいわかります。しかし、”思い込み”や”過去の肌質”の記憶から、間違ったケアをしている方もいるようです。
肌質には遺伝的要素が大きく関係
肌の状態は、生活環境、食生活や運動、そして幸せホルモンの分泌などによって変化しますが、同時に、遺伝的要素も大きく関係しているとの報告もあります。
親の顔のシワやシミなどを見れば、不本意ながらも納得。
遺伝子検査のなかには、肌質について細かく知ることができるキットもあるようです。※2023.11.25現在、この遺伝子検査キット「DNA BEAUTY」は販売終了しています。
以下が、35歳女性の検査結果例の一部です。
※引用:「DNA BEAUTY」HP
遺伝的な要素が、かなり細かく確認できることがわかります。
ちなみにこちらの検査キットでは、脂性肌、混合肌、乾燥肌などはもちろんですが、シミ・シワ・そばかす、弾力・ハリ・たるみ、光老化・抗酸化など、15種類の遺伝子バリエーションを知ることができるようです。
肌質の遺伝子検査のメリット
肌質の遺伝子情報を知ることで、自信をもって肌質に合うスキンケアをすることができるのが、一番のメリットです。
思い込みで間違ったスキンケアをしている方が結構多いことは、コスメ関係の口コミや「国民生活センター」への苦情などを見てもよくわかります。
なぜ、そんなに悪くなるまで使い続けたの?と聞きたくなるようなケースもあります。
肌質の遺伝子検査によって、スキンケア用品や化粧品を正しく選ぶことができるようになれば、ムダな費用をかけずにすみますから、結果的にはコスパです。
まとめ
皮膚のターンオーバーのサイクルは、年齢×1.5(日)。50歳なら75日かかります。
スキンケア用品を選ぶうえで大切なことは、自分の肌に合った商品を選ぶことです。もし、肌に違和感を感じるようであれば、すぐに使用を中止すべきです。
肌質の変化を実感するには、時間もかかりますし、カラダの中からのケアが需要です。
良い食生活は絶対条件になりますが、不足しがちな栄養分を美容ドリンクで補う方法もあります。
異性とのお付き合いに、年齢は関係ありません。よりよい刺激で、ストレスを溜め込まずに豊かな生活を送るのも、終活の一場面です。
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