「マダガスカルチョコレート」高純度100%COCOA・「Tree to Bar」部門金賞の楽しみ方

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中央の板チョコが、マダガスカル産の『ショコラマダガスカル』で、純度100%COCOA!

純度100%COCOAというと驚くかもしれませんが、苦味の感じは左に並べたリンツエクセレンス90%COCOAと同じくらいでしょうか。

純度70%以上のものを”高カカオチョコレート”と呼びますが、これまで食べた高純度は、「VIVANI(ヴィヴァーニ)99%COCOA」と「リンツエクセレンス99%COCOA」の2種類。

どちらも苦みの印象が強すぎたので、”100%は無理かも”と迷いながらも、”マダガスカル”の文字が頭から離れず、ついにショコラマダガスカル100%を取り寄せました。

『ショコラマダガスカル100%COCOA』を口に含んで驚いたのは、さわやかな酸味があること。他の高純度チョコレートでは味わえない酸味が特徴!

熱いコーヒーと一緒に食べると、かすかな発酵臭が鼻を刺激して、チョコレートが発酵食品であることを教えてくれます。

それまで、チョコレートの純度が高くなると、苦味が強くなるだけと思っていましたが、そんな先入観をひっくり返してくれたのが、『ショコラマダガスカル』。

『ショコラマダガスカル』と出会わなければ、高純度チョコレートの味わい方・楽しみ方がわからなかったかもしれません。

そもそも、チョコレートって「嗜好品」「スイーツ」どっち?

 

〔Tree to Bar〕ショコラマダガスカルチョコレート100%の魅力!

高カカオチョコレート、特に『ショコラマダガスカル』100%COCOAは、普段から甘いチョコレートを食べ慣れている方にはあまりおススメできません。

『ショコラマダガスカル』100%COCOA特有の酸味とフレーバーを感じる前に、苦味だけが強烈に感じられてしまうかもしれないからです。

チョコレートのポリフェノール効果のためには、純度70%以上のチョコレート、いわゆる高純度チョコレートを食べることが推奨されています。

高純度チョコレートを食べるキッカケが、ポリフェノール効果のため、という方も多いと思いますが、チョコレートは薬やサプリメントではないので、美味しく味わえなければ、食べる楽しみも無くなります。

同じ純度の他のブランドと比べて、独特の風味を強く感じさせてくれるのが『ショコラマダガスカル』です。

パッケージの左上には、「CHOCOLATE GOLDEN BEAN 2017 WINNER」のラベルが輝いています。他にも、多くの賞を受賞しています。

アカデミーオブチョコレート2016 銀賞、アカデミーオブチョコレート2017 金賞、ゴールデンビーン(世界一)金賞、国際チョコレートアワード2018 銀賞

 

『ショコラマダガスカル』の独特のテイストの秘密が、このラベルに隠されています。

International Chocolate Awards 2017 金賞受賞

ショコラマダガスカルは、チョコレートの国際的な品評会「International Chocolate Awards 」で、2017年に、「Tree to Bar部門」で金賞を受賞しています。

パッケージのラベルが、受賞の証です。

”Tree to Bar”とは、カカオ豆の原産地で、カカオ豆の採取から板チョコへ加工されるまで、一貫生産されたチョコレートのこと。

ほとんどの板チョコは、生産地から豆の状態で世界中のメーカーに送られてから加工されますから、ショコラマダガスカルの品質は一般的な板チョコとは一線を画しています。

でも、もろ板チョコなので、食べ残しの保管がしにくのが難点!

ちなみに、同じく2017年に「Tree to Bar部門」で金賞を受賞しているのが、BELVIE LAM DONG 70%ですが、日本ではまだ取扱いが無いようです。

こちらも、いずれ機会があれば、味わってみたいところ。

『ショコラマダガスカル』独特の風味

高カカオチョコレートでも、70%程度であればそれほど抵抗がないかもしれません。多分、カカオ豆そのものの風味を感じることもできるはず。

しかし、90%以上になると苦みの強さ際立って、美味しさを感じる前に舌が拒絶反応を示すかもしれません。もちろん、この苦みが楽しみの一つですが・・・。

ショコラマダガスカルは、苦みだけでなく独特のフルーティな酸味が特徴で、さらにナッツのような香りもします。

このショコラマダガスカルの持つ特有のテイストが、純度100%にもかかわらず、他のブランドの70%と同じくらいの優しになっているようです。

「ブラックサンダー」のメーカー「有楽製菓」にもマダガスカル産チョコが!

マダガスカルチョコレートの味わいを知ったキッカケは、有楽製菓のハンドメイドチョコバー『マダガスカルビター』。

マダガスカルビター

 

有楽製菓は、内村航平選手の大好物『ブラックサンダー』のメーカーで、こちらの記事でも書いてます。

内村航平選手の大好物『ブラックサンダー』のファクトリーショップ!
ブラックサンダーは、オリンピック男子体操の金メダリスト・内村航平選手の大好物のお菓子です。 そのブラックサンダーのメーカー・有楽製菓のファクトリーショップを紹介します。『有楽製菓』のファクトリーショップ有楽製菓の以前のファ...

有楽製菓のマダガスカルビターの純度は66%ですが、マダガスカルチョコレートの風味がとても良く感じられます。

「ブラックサンダー」のイメージが強いメーカーですが、スティックタイプの板チョコ『マダガスカルビター』はかなりの本格派。

マダガスカルビター

『マダガスカルビター』が購入できるのは、有楽製菓東京工場直営店「YURAKU CHOCOLATE SHOP」だけ。

有楽製菓の公式オンラインショップからも購入できますが、残念ながら『マダガスカルビター』だけの購入はできません。

有楽製菓公式オンラインショップ

甘さに慣れた舌に高カカオは苦すぎる!

コーヒーや紅茶を飲むときに、普段から砂糖を入れて飲む習慣の方だと、高カカオチョコレートはかなり苦く感じると思います。

いきなり『ショコラマダガスカル』100%COCOAを食べると、特有のフルーティさではなく、苦みしか感じないかもしれません。

普段からコーヒーや紅茶に砂糖やミルクを入れる習慣がある人なら、特にその傾向が強いでしょう。

ショコラマダガスカルには、カカオ含有量の低い商品もありますから、徐々に味覚を慣らしていくのも一つの方法です。

 

それでも、他ブランドの高純度カカオのチョコレートと比べれば、はるかにマイルドで食べやすい印象を受けるはずです。

『ショコラマダガスカル』85%COCOA

マダガスカルチョコレート85%

”100%COCOAは不安”という方は、『ショコラマダガスカル』85%COCOAにトライしてみてはいかがでしょう。

わずか15%の違いですが、100%COCOAと比べると、かなりマイルドなテイストです。他のブランドなら、60~70%ぐらいの感じです。

ほどよい酸味と独特のナッツ系の香りが、強い苦みを抑えているようです。

リンツの70%ぐらいのマイルドさですが、リンツにはない風味が魅力です。

 

チョコレートは嗜好品として楽しみたい!

嗜好品には、”趣味として楽しむ”という意味が含まれるようです。つまり、タバコやお酒、お茶など。ショコラマダガスカル100%も、同じような楽しみ方ができます。

甘くはありませんが、他の食材と組み合わせることで美味しさが増します。コーヒーや紅茶と一緒に味わうと、口のなかでゆっくり溶けていくときに、マダガスカルチョコレート独特の酸味と独特の発酵臭が香ってきます。

他のチョコレートには無い香り!いいかえれば、他の高純度カカオと比べてみるのも楽しみです。

洋菓子や和菓子などのスイーツに、チョコレートが使われるように、チョコレートは他の食材の味を邪魔しません。もちろん、甘さの調整も自由。

舌が甘いチョコレートに慣れてしまうと、味わう基準がスイーツになり、カカオ本来の風味、とくにマダガスカルチョコレートのフルーティな風味を楽しめなくなるように感じます。

高純度のショコラマダガスカルを自分の口の中でミックスして、カカオ本来の風味を楽しんでみてはいかがでしょう。新しい世界が口の中に広がります。

 

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