難消化性デキストリンの摂り過ぎは・・・

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難消化性デキストリンは”難デキ”とも言われ、トクホの代表的な成分の一つです。

現代人に不足しがちな食物繊維を効果的に摂取できることから注目され、ダイエットを目指す人にも人気ですが・・・、どんな成分も摂り過ぎは要注意!

<難消化性デキストリン>摂り過ぎに注意!

難消化性デキストリンは、腸までとどいて善玉菌のエサになる成分です。熱や酸にも強く、腸までとどいて腸内環境を整え、血中の中性脂肪が気になる方に人気です。

米国FDA(食品医薬品局)も、1日の摂取上限量を定める必要がないとしている成分のようですが、摂り過ぎによる症状についての報告もあるようですので、注意が必要です。

難消化性デキストリンとは?

食品に添加されている難消化性デキストリンの原料は”トウモロコシ”。もともと、役に立たないものと思われていましたが、食べ物が消化される過程での有用性がわかり注目されるようになりました。

別の言い方をすれば、「食物繊維」。

”難消化性”という文字通り、人間の体内では消化しにくいのが特徴。”消化されないから役に立たない”との悪い評価から、一転ヒーローに!

熱にも酸にも強いのが特徴ですが、さらに食べ物に粘度を与えるので、消化がゆっくりになる作用もあります。ただ、効果が確認されている成分のように思われていますが、ヒトでの効果について明確にした文献はないようです。

難消化性デキストリンの働き

難消化性デキストリンには、次のような働きがあると言われています。

1.食後の血糖値の上昇を抑える

食事で摂った炭水化物は、ブドウ糖に分解され小腸から体内に吸収されます。この小腸で吸収される段階で、難消化性デキストリンの働きによってゆるやかに吸収されるため、食後の血糖値の上昇が抑えられるとのことです。

2.血中の中性脂肪の上昇を抑える

中性脂肪は、ダイエットの敵みたいに思われていますが、本来、大切なエネルギー源。ただ摂り過ぎが原因で肥満になるだけのこと。

要するに食べ過ぎってことですが、美味しものに囲まれていながら食べるのを我慢するのは拷問に近いですね。

難消化性デキストリンは、この中性脂肪の上昇も抑えてくれる作用があるようです。

3.肥満になるのを抑える

難消化性デキストリンは、胃のなかで膨張することで満腹感が得られます。この結果、肥満になるのを抑える働きがあるようです。

4.その他

その他にも、排便を促進する作用やミネラルの吸収を促進するとも岩テレいます。

2015)によれば、以下のとおりです。

〇男性18~69歳20g以上
〇女性18~69歳18g以上

難消化性デキストリンは摂取制限はないの?

米国FDAによれば、1日の摂取上限を定める必要はないとのことです。しかし、トクホ飲料の各メーカーでは1日当りの目安本数を決めています。

たとえば、良く知られている十六茶は、1日1本。

ちなみに食物繊維としての目安摂取量は、厚生労働省が5年に1回発表している日本人の食事摂取基準(2015)によれば、以下のとおりです。

〇男性18~69歳20g以上
〇女性18~69歳18g以上

摂り過ぎるとお腹が・・・

難消化性デキストリンを摂り過ぎると、下痢になることがあるようです。それ以外の症例は報告がないようですが、そもそも食事は腹八分が基本ですね。

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