UFB新機種「ミラブルzero」と「ミラブルplus」の違い
ウルトラファインバブルのシャワーヘッド「ミラブルzero」は、「ミラブルplus」と比べ形状が大きく変わりましたが、機能もかなりハイスペックになっています。
ミラブルzero
ミラブルplus
「ミラブルplus」でも3種類の水流が選べましたが、「ミラブルzero」の水流は新発想によるもので、さらに、1cc当たりの数が大幅にアップしています。
- 新発想の水流によりすき間洗浄力アップ!
- UFBの個数が最大7,000万個/cc
※UFB:ウルトラファインバブル
「ミラブルzero」・「ミラブルplus」形状・重量の違い
「ミラブルzero」の形状は、画像でもわかるように「ミラブルplus」とまったく違います。
ミラブルzero
ミラブルplus
「ミラブルzero」のほうが、見た目にもかなり大きくなっています。
シャワーヘッドの重量は、それぞれ以下の通りです。
ミラブルzero | 366g |
ミラブルplus | 162g |
「ミラブルzero」は、ミラブルplusより約200g増えていますが、これが従来の水流とは、洗浄効果での大きな違いを生んでいます。
「ミラブルzero」では、同梱のトルネードスティックを装着することによって、トルネード水流がスティック内部で生成され、気泡発生量を「ミラブルplus」より大幅に増加させています。
「ミラブルzero」・「ミラブルplus」UFBの個数の違い
「ミラブルzero」は、新しいシャワーヘッドの構造によって、生成されるUFB(ウルトラファインバブル)の個数が「ミラブルplus」より大幅にアップしています。
◎UFB(泡)の数/1mL(cc)
ミラブルzero | 7,000万個 ※マイクロトルネードミストの場合 |
ミラブルplus | 2,000万個 |
UFB(ウルトラファインバブル)の数は、かならずしも多ければ良いというわけではありません。ちなみに、「ミラブルplus」発生数2,000万個/cc(左図)と、ミラブル「旧機種」発生数1億個/cc(右図)で比較した動画がこちら。
途中経過ですが、「ミラブルplus」発生数2,000万個/ccでも、かなり汚れが落ちています。
つまり、UFBの泡そのものの生成方法によっても、かなりの違いがあり、単純にUFBの泡の数だけでは洗浄効果は決まらないのです。
とはいえ「ミラブルzero」では、「ミラブルplus」の3倍以上、7,000万個/ccもの泡を発生させることができますから、洗浄効果が一層期待されます。
「ミラブルzero」新しい3種類の水流
「ミラブルzero」・「ミラブルplus」は、基本的には、どちらもトルネード水流ですが、ミラブルzeroでは新機能によってかなり機能がアップしたようです。
シャワーヘッドの特殊な形状は、この3種類の新しい水流を生成するためのものということです。
リングストレート
中心部が空洞になった直進性の高い吐水により、感触が柔らかでも確かな洗浄力を発揮します。歯のすき間などの洗浄に効果大。
スプラッシュストレート
2本の水流を吐出後に衝突させることで、スクリュー状のねじれた水流が発生し、毛穴への洗浄力を発揮します
トルネードミスト
高速うず流でウルトラファインバブルを生成。吐出の際、外気を巻き込んで安定した気泡を発生し、ファンデも落とせる洗浄力。
(特許-6717991)
「ミラブルzero」のリングストレート水流は、歯科医師の発想により、入浴のときに歯のすきまや舌の汚れを除去したいとのアイデアから生まれたようです。
「ミラブルzero」従来のトルネード水流との違いは?
「ミラブルzero」でも、「ミラブルplus」と同じようにトルネード水流(特許-6717991)を採用していますが、ミラブルplusからさらに進化しています。
「ミラブルzero」では、トルネード水流を16の吐水穴から吐出することで、広がりを持たせ、安定した水温(湯温)での吐水を実現させています。
「ミラブルzero」を使った、ファンデーションの洗浄実験の画像がこちらです。
ファンデーションを塗布した肌を、トルネードミスト水流で洗浄した実験です。肌表面をマイクロスコープで観察すると。洗浄前と比較して、ファンデーションがキレイに落ちていることが確認できます。
「ミラブルzero」水流による吐出量・UFB個数
「ミラブルzero」の3種類の水流では、吐出量とUFB個数につぎのような違いがあります。
水流 | 吐出量 | UFBの個数 |
リングストレート | 6.0L/min | 約6,000万個/cc |
スプラッシュストレート | 8.5L/min | 約5,700万個/cc |
マイクロトルネードミスト | 4.0L/min | 約7,000万個/cc |
この表からわかるように、「ミラブルzero」が「ミラブルplus」とくらべ、かなり高機能であることが確認できます。
「ミラブルzero」肌の水分量の増加について
「ミラブルzero」を使用したときの肌の水分量について、水流の違いによる比較が以下のグラフです。
被験者によって、スプラッシュストレート(水色)とマイクロトルネードミスト(青色)を使用したときの水分量の変化に違いがありますが、「ミラブルzero」の使い方にもよるようです。
「ミラブルzero」肌の温度上昇について
「ミラブルzero」スプラッシュストレート水流を、手の甲に20秒間あてた直後から測定までの5分間放出後、肌の温度上昇についての試験結果が以下のグラフです。
肌の表面温度が、平均で9%上昇しています。かなりの温め効果が体感できますが、ミスト水流では温まり効果は認められないようです。※スプラッシュストレート: 8.5L/min
「ミラブルzero」塩素除去機能
「ミラブルzero」に同梱されているトルネードスティックには、亜硫酸カルシウムにより、水道水中の残留塩素を低減する機能があります。
通水試験では、塩素を約80%逓減することができる結果がでています。トルネードスティック(カートリッジ)を交換する目安は、約1~3ヶ月です。
「ミラブルzero」・「ミラブルplus」の主要スペックを比較
「ミラブルzero」と「ミラブルplus」の主要スペックを、一覧にまとめました。
商品名 | ミラブルzero | ミラブルplus |
水流の切換え | 3通り(リングストレート、スプラッシュストレート、マイクロトルネードミスト) | 3通り(ストレート、ミスト、ストレート+ミスト) |
本体サイズ (幅×高さ×奥行き) | 約110×220×70mm | 約65×160×70mm |
重量 | 366g | 162g |
おもな材質 | ポリカーボネート及びABS樹脂 | ポリカーボネート及びABS樹脂 |
手元ストッパー | 〇 | × |
バブルの大きさ | 0.00013mm | 0.00013mm |
UFB(泡)の数/1mL | 7000万個 ※マイクロトルネードミストの場合 | 2000万個 |
塩素除去機能 | ○ | ○ |
節水率(最大) | 60% | 60% |
保証期間 | 1年※正規販売店 | 5年※正規販売店 |
返品保証 | 30日間 | 30日間 |
製造国 | 日本製 | 日本製 |
本体価格(税込) | 49,390円 | 44,990円 |
「ミラブルzero」保証期間について
正規販売店以外の通販サイトでも、取扱いがありますが、メーカーであるサイエンス社の正規販売ルートではないようです。
サイエンス社のHPでも、正規販売店以外からの購入については、つぎのように注意を呼びかけています。
※非正規取扱店や個人間取引で購入された場合には、返品・交換・修理を含め、弊社の保証は受けられません。
※また、ご購入されたことにより発生した不利益、損害等につきましてもその責任を負いかねますので予めご了承下さい。
「ミラブルzero」は、正規販売店で購入されることをおすすめします。
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