化粧水がウルトラファインバブル(UFB)になる!?美容成分の肌への浸透は?

ミラブルケアスキンケア

化粧水にウルトラファインバブル(UFB)を発生させるスキンケア機器『ミラブルケア』が発売されました。

圧縮空気の力によってウルトラファインバブル(UFB)が生成しますが、普段から愛用している化粧水を使えるのが大きなメリット!

こちらが、その動画です。

『ミラブルケア』のメーカーは、「ミラブルplus」や「ミラブルキッチン」で知られるサイエンス社。

ウルトラファインバブル(UFB)を発生するシャワーヘッドで、女性の顔に描いた油性ペンを落とすCMシーンが、脳裏に焼きついています。

『ミラブルケア』は、化粧水をナノサイズの泡にして、肌の奥(角質層)まで浸透させるのが目的。

でも、化粧水の成分の大きさで、ナノサイズの泡がつくれる?

ウルトラファインバブル(UFB)は、1㎛(マイクロメートル)未満の大きさの泡のこと。『ミラブルケア』で発生するUFBの平均サイズは、120㎚(ナノメートル)。ウィルスの大きさは数10~100㎚ですから、極小の泡であることがわかります。※1㎚=100万分の1mm

そもそも美容成分は皮膚から浸透できる?

表皮の角質層には、ウィルスや細菌、化学物質などが体の内部に侵入するのを防ぐためのバリア機能があります。

お肌に良いはずの美容成分ですが、皮膚からすればウィルスや細菌などと同じです。どんなにお肌に良い美容成分でも、お肌の機能が正常でなければ皮膚の内部に浸透できないわけです。

しかし、美容成分がもしとても小さいサイズなら、角質層のすき間から内部へ浸透させることができることになります。

しかし、肌荒れや炎症などで角質層が痛んでいると、このバリア機能が働かないため、ウィルスや細菌などの侵入を許してしまうことになります。

そのため、分子量が大きい高分子の美容成分は、そのままでは皮膚から浸透できません。

『ミラブルケア』でつくられるウルトラファインバブル(UFB)は、1mLにつき、1億個。「ミラブルplus」のシャワーヘッドでつくられる数のなんと5倍だそうです。

アンミカさんは、ミラブルのシャワーヘッドでウルトラファインバブルの効果を体感したことが、『ミラブルケア』のアンバサダーとなったきっかけだったようです。

経口摂取で吸収できるコラーゲンの大きさは?

ファンケル社・ヘルスサイエンス研究センターの研究によれば、コラーゲンの経口摂取により、コラーゲンペプチドが血液、皮膚に届くことを横浜市立大学との共同研究により確認しています。

このコラーゲンを小さく分割し、平均分子量 1500-1800のペプチド(低分子)にすることで、体内への吸収を確認したとのこと。

一般的に、体内に吸収できるタンパク質(ペプチド)の分子量は500以下と言われますから、この結果は驚きです。

通常のコラーゲンの分子量は約30万~50万程度もあり、たくさんのアミノ酸が連なった形をしています。分子量が大きいので、そのままでは体内に吸収されないのはもちろんです。

食品として摂ったコラーゲンが、そのまま体内に吸収されない理由がお分かりになると思います。

美容ドリンクなどの美容成分として、コラーゲンペプチドが配合されているのは、体内への吸収を良くするためですが、コラーゲンペプチドがそのまま皮膚のコラーゲンになるわけではありません。こちらのサイトを参考にしてください。

美容ドリンクの秘密
お肌のハリ・ツヤ・弾力の違いは、年齢じゃなくて線維芽細胞のはたらきに秘密!?皮膚の三大美容成分「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」をつくりだすのは、線維芽細胞だけのしごとです。皮膚の真皮層にある線維芽細胞は、お肌の外側からだけではケ

美容成分の大きさは?

上智製薬のHPでは、肌に吸収可能な化粧品成分の分子量について、つぎのように説明しています。

物質の分子量は3000以下でないと難しいと考えてください。言い換えれば、分子量が3000以下の成分なら浸透するということです。

個人的には、他社の研究結果を見ても、分子量3000は少し大きすぎるように思います。

なお、上智製薬によれば、おもな美容成分の分子量はつぎの通りです。

  • ヒアルロン酸:約800万
  • コラーゲン:約60万
  • コエンザイムQ-10:約860
  • アスタキサンチン:約600
  • カテキン:約290
  • アルブチン:約270
  • ビタミンC:約180

ヒアルロン酸にいたっては、分子量のケタが違いますが、カテキン、アルブチン、ビタミンCは、そのまま体内に吸収される大きさであることがわかります。

肌に浸透可能は分子量は?

”分子量が3000以下なら肌から浸透する”と説明する上智製薬が開発した化粧水に、『沼田のシルク化粧水』があります。

『沼田のシルク化粧水』に配合されているシルクオリゴマー(シルク抽出液)は、中低分子量700~1500程度のペプチド体で、シルクに含まれるフィブロインを特殊製法で熱水処理して得られたものです。

ちなみに、「シニョリン」と呼ばれるペプチドは、アミノ酸が10個で構成されたタンパク質ですが、シニョリンの分子量は約1000で、大きさは約1nm(ナノメートル)です。

『ミラブルケア』に使える化粧水は?

『ミラブルケア』が生成するウルトラファインバブル(UFB)の大きさは、平均120nmですから、ほとんどの化粧水に使われている美容成分は、UFBの泡に混入できそうです。

ちなみに、『ミラブルケア』の仕様は、以下のようになっています。

ミラブルケア

商品名:ミラブルケア
販売価格:30,000円(税抜)
本体寸法:外径70×奥行115×高さ184mm
本体重量:約300g
内容液の目安量:約10~150cc
吐出水に含まれる気泡:平均サイズ120nm 気泡量:約1億個/cc

『ミラブルケア』のメーカー・サイエンス社のHPによれば、気泡量が1億個以上とあるのは、蒸留水の場合とのこと。

また、粘性のある化粧水はお使いいただけないとの注意書きがありますので、普段お使いの化粧水の性状をよく確認してから検討されることをおすすめします。

まとめ

『ミラブルケア』は、愛用している化粧水をそのままボトルに入れて使えるのが大きなメリットです。

ただし、化粧水のウルトラファインバブル(UFB)を作るために、ポンピングによってボトル内の空気を圧縮しますが、これは手動。

『ミラブルケア』のデザインはメカニカルな印象なので、ちょっと馴染みにくいかもしれませんが、有効成分が角質層の奥まで浸透してくれるなら、その効果には代えられないかもしれません。

サイエンス社の『ミラブル』シリーズは、これまでに、シャワーヘッド『ミラブル Plus』、『ミラブルキッチン』が発売されています。

以下の記事を参考にしてください。

『ミラブル Plus』の効果!アトピーでもOK?他機種との違いは?
サイエンス社『ミラブル Plus(プラス)』は、2018年7月に発売された『ミラブル』に「トルネードスティック(塩素除去装置)」をプラスした最新モデルです。 正式名称は、『ウルトラファインミスト ミラブル プラス』です。 2019年...
『ミラブルキッチン』マイクロバブルは料理や飲用にも使える!?
ウルトラファインバブル(UFB)のシャワーヘッド「ミラブル」で知られるサイエンス社が、キッチン水栓『ミラブルキッチン』を開発しました。 ウルトラファインバブルは、洗浄力や生理活性作用などから、医療・食品・農業・水産などさまざまな分野で...
「ウルトラファインバブル」人気シャワーヘッド比較
ウルトラファインバブル(UFB)は、さまざまな分野で使われ始めています。 読売TV「情報ライブ ミヤネ屋」で、肌に描いた油性ペンが、ウルトラファインバブルの泡で消えたのを見た方もいると思います。 番組で使用された機器のメーカーはサイ...

コメント