花粉症対策に「ヨーグルト」と「甜茶(てんちゃ)」の効果は?ほかの民間医療との比較

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花粉症対策の民間療法にはいろいろありますが、「ヨーグルト」「甜茶(てんちゃ)」を飲んでいるという方が多いのではないでしょうか。

ほかには、シソジュース、クロレラ、羅漢果(らかんか)、パパイアエキスなど。アロマテラピーという人も。そして最近注目されているのが、即効性があるとも言われる果実「じゃばら」

花粉症対策・「じゃばら」が注目される理由
毎年、スギやヒノキの花粉が飛び交う季節になってから、花粉症対策を考えるのは、学習能力の無さでしょうか。 近年、花粉症対策として脚光を浴びはじめているのが、柑橘系果実「じゃばら」。見た目は柚子(ゆず)に似ていますが、ゆずよりも強...

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民間療法の花粉症への効果については、厚生労働省の公式サイトに、一部の民間療法の効果について調べた記事が掲載されています。

平成12年(2000年)に、厚生労働省の全国調査の一環のなかで、某大学医学部の研究班が山梨県でおこなった民間療法の実態調査から、アンケートにより患者さんが実感している民間医療の効果について報告しています。

調査対象者は、約1500名のアレルギー性鼻炎の患者さんということですから、民間療法だけでは症状が和らがなかった方が多いと思われます。

レポートは医療関係者によってまとめられたものなので、民間療法に対してネガティブな論調でまとめられています。また、具体的な数値を掲載しているのは、「漢方」「甜茶」「鼻スチーム療法」など、一部の民間療法に限られています。

しかし、「漢方」をはじめ、「ヨーグルト」「甜茶」「鼻スチーム」などの民間療法による花粉症への効果を知るには参考になる情報です。

また、”効果無し”との回答割合が大きいことも、アンケート調査の対象者が医療機関の受診者であることを考えれば、当然といえるでしょう。

花粉症対策・「甜茶」の効果は意外に低い?

厚労省の調査(前述)によれば、花粉症対策の民間療法として、もっとも多く使われているのが、「甜茶」(2000年当時)。

甜茶に含まれる「甜茶ポリフェノール(GOD型エラジタンニン)」は、アレルギーの原因となるヒスタミンの放出をおさえ、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状を抑える効果があるといわれます。

甜茶といえば花粉症対策、といってもいいくらいですが、飲んでいる方が多い割には、その効果を感じている方は少ないようです。ただし、医療機関を受診しないような軽い花粉症のケースでは、効果を感じられるのかもしれません。

「ヨーグルト」を使用する方が急速に増えていますが、調査レポートの一覧表には載っていません。一覧表にない理由はわかりませんが、調査レポートにはつぎのような記載があります。

使用頻度が増加しているヨーグルト、乳酸菌剤ですが、一般医療機関を受診しているアレルギー性鼻炎患者さんの調査では、効果ありと判断されている方は30%以下です。

ヨーグルトなどの民間療法に対するネガティブな姿勢が伝わってきますが、医療機関で処方される対症療法ではありませんから、個人的には、じゅうぶん評価される数字だと思います

では、「甜茶」は?

下表が、実際の調査レポートに掲載されていたものですが、「効果有り」順に並べ替えています。

◎民間療法の患者さん自身の評価(未記入除く)※効果有り順

民間療法効果有り効果無し不明
漢方50%35%15%
鼻スチーム療法46%44%10%
鼻洗浄療法46%54%0%
ハリ44%44%11%
花粉グミ29%64%7%
シソジュース18%36%45%
甜茶14%51%35%
クロレラ8%44%48%

厚生労働省HP「花粉症の民間医療について」を参考に編集

この表でもおわかりのように、「甜茶」は、「漢方」や「鼻スチーム療法」とくらべて、効果を実感している方は少ないようです。

「漢方」の効果を実感している方が半数に上るのは、当然と言えるかもしれません。漢方は、”予防”や”体質改善”を目的として継続的に飲むのが基本。急性期の治療のための投薬などとは、基本的に考え方が違います。

これは、「ヨーグルト」や「甜茶」など、他の民間療法についても、同じです。

この表には記載がありませんが、「ヨーグルト」の効果は 30%以下 とのことですから、「花粉グミ」と同程度ということになりそうです。

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民間療法は”効果無し”の割合が多い?

繰り返しになりますが、ここで紹介したアンケート調査の対象者は、医療機関の受診者。つまり、つらい症状が続いていた方が多かったと思われます。

効果があると考えられる「漢方」でも、”効果有り” 50% の一方で、”効果無しが ”35%。「鼻スチーム療法」「ハリ」は、”効果有り””効果無し”、どちらも40%前後。

一方食品では、「花粉グミ」”効果有り”29%、”効果無し”64%、「シソジュース」”効果有り”18%、”効果無し”36%、のように、効果を実感していない人が多くなっています。

「ヨーグルト」については、花粉症への効果を実感している方が約30%とのことですが、「甜茶」にいたっては、”効果有り”14%、”効果無し”51%。

そもそも食品は、栄養バランスや腸内環境をととのえることによって、健康を維持したり、免疫機能を高めるのが目的。毎日摂ることによって、花粉症の予防効果を実感している人も少なくないでしょう。

急性期の医療で処方される薬とは、その目的があきらかに違いますが、「甜茶」について言えば、花粉症対策として話題になる割には、他の民間療法と比べてその効果は低いようです。

民間療法に安全性の心配は?

一般的に、食品やサプリメントなどでは、体に有害な成分が含まれていないかぎり、民間医療に問題は無いとも考えられます。

「ヨーグルト」に含まれる乳酸菌やビフィズス菌には、免疫力を高め、血糖値を下げるはたらきがありますが、ヨーグルトの摂り過ぎによって、糖質過剰になったり、下痢をおこしやすくなることも。

「甜茶」は、目立った副作用は認められていないようですが、風邪薬と一緒に飲むと、効き目が過剰になったり、下痢の症状やふらついたりする例があるようです。

甜茶には、つぎのような効果効能があると言われています。
・アトピー性皮膚炎を抑える
・ 通年性鼻アレルギー症状を抑える
・肥満を予防する

「漢方薬」の場合、西洋薬ほどではありませんが、アレルギー反応や過剰摂取による副作用が心配されるものが少なくありません。「漢方薬」を使うときは、はじめに漢方薬局や医療機関で処方してもらうことをおすすめします。

まとめ

花粉症に毎年悩まされていても、医療機関を受診する人は少ないかもしれません。

日常生活や仕事によほどの支障がでないかぎり、花粉の時期だけ我慢すればいずれ症状が治まるという安心感もありますが、長期間にわたって服用する通常の治療薬の副作用に対する不安などもあるようです。

また、ここで紹介した厚生労働省の記事によれば、通常の治療に対しての効果が不十分な患者さんが、民間医療を求める傾向が強いことが示されているとのこと。

個人的なことをいえば、日常生活に支障がでるほどの重い症状でなければ、医療機関を受診することはないでしょう。

食事や生活習慣を見なおすことによって、免疫力が高まり花粉症の症状が軽くおさまっているのであれば、副作用が心配される西洋薬にたよるつもりはありません。

「ヨーグルト」や「甜茶」などの民間療法の活用は、高齢化により国民医療費が年々増加するなかで、もっと前向きに考えてもいいのではないでしょうか。

そんななか、「東京家政大学」や「岐阜大学医学部」の研究によって、花粉症への効果が知られるようになった果実「じゃばら」は、朗報と言えるでしょう。

「じゃばら」には即効性があり、果汁を摂取後、3時間後には、花粉症の症状が優位に改善するとの論文もあるようです。

試してみる価値はありそうです。

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