オンライン法要をやって気が付いたこと メリットが多い!?

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コロナが収束するのかしないのか、ハッキリしませんが、今年は、オンライン法要をやりました。

たぶん、これからもしばらくはオンライン法要になりそうな・・・。

オンラインなので安全・安心はもちろんですが、慣れると気楽で手軽。ご先祖様に失礼!なんて声も聞こえてきそうですが・・・。

結論としては、オンライン法要は仕出し弁当の手配や料理屋の予約が要らず、ラフな服装のまま、1時間半ぐらいで法事を終えることができましたから、家族からは好評でした。

3月に予定していた親の年忌法要を、コロナ禍の影響で延期していましたが、菩提寺からの”オンライン法要始めました”との案内をいただき、さっそくオンライン法要を申し込んだわけです。

ご住職の予定が、”明日は都合が良い”とのことでしたので、なんと申し込みの翌日に実施。オンライン法要で必要なのは、ZOOMが使えるPC環境だけ。

オンライン法要の開始は、午前11時の予定でしたので、少し早めに自分のノートPCを仏壇のある部屋へ持ち込みます。

それから仏壇の前に、家族全員がカメラに収まるように座ります。

ところが、PC近くに座った人の顔がかなりアップになり、後ろのほうの人は小さくなってよく見えない。ノートPC附属のカメラ機能の限界?

多少、焦りが。

こちらに座っている家族はそれでもいいのですが、寺のご住職からは手前に座った人しか見えないかも・・・。

ノートPCを離してセットすれば全員が納まりますが、画面が13インチなので小さくて、寺側の様子も豆粒に?

(後から調べて分かりましたが、任天堂のゲーム機などで使うHDMI端子を使えばテレビと接続できるようです。)

ZOOMを使う時はいつも一人でしたから、まったくその発想を思いつきませんでした。オンライン法要は失敗か・・・?

最近のPCでは、HDMI端子が無い機種が多いようですが、その場合、HDMI変換アダプターが必要になります。

HDMI変換アダプターは、通販サイトで1,000円前後で購入できますから、PCの仕様でHDMI端子が無ければ準備しておくと便利です。

座る前後の間隔を狭くして、全員カメラになんとかおさまることができたのも、少人数家族だから。

もしコロナ禍でなく親族が集まることになれば、オンライン法要では専用のカメラと三脚が要りそうです。

オンライン法要開始時刻の5分ほど前に、メールに添付されているURLをクリックすると、ZOOMが開いて、寺の本堂が映し出されました。

早速、画面の横からご住職の顔がアップになって飛び込んできました。

お互いに、”よろしくお願いします”と挨拶して、まずは、自宅の仏壇の様子をご住職に見てもらいます。

御供物(お供え物)、供花(花)が、仏壇に供えてあるのを、ご住職が確認して、もう一度、カメラを家族のほうに向けなおして法要の開始です。

本堂に設置されたカメラは、三脚で固定されている様子。ご住職がご本尊の前に移動して座り、読経が始まります。

途中から、ご住職とともにお経を唱和しますが、お経を読んでいるうちに寺の本堂にいるような気持ちになるのがとても不思議です。違和感は、まったくありませんが、音声がときどき途切れたように感じました。

一人でZOOMを使っているときは、そんなことはありませんでしたが・・・。

読経が終わり、ご住職から法話を聴き、1時間ぐらいでオンライン法要は終わりました。

事前に段取りをすれば、親戚をまじえてオンライン法要ができたかもしれませんが、ZOOMを使った法要に馴染まない年寄りもいそうなので、結果的には良かったかも。

まずは、初めてのオンライン法要が無事終わったことで、安堵。

自宅での法要なので、服装はラフ、スーツ・ネクタイは無し。ZOOMを終了したと同時に、日常生活に戻ります。

いつもの法事であれば、法要が終わると、寺で仕出し弁当の手配をしてもらうか、近くの料理屋で席を設けることになりますが、オンライン法要では無し。

通常の法事では、この食事の手配が結構大変。身内にうるさい人がいると、注文した料理にも文句が出ますし、人数の増減や時間管理も大変。

オンライン法要のメリットは、終わったあとすぐ日常にもどれる気軽さ。手抜き、ご先祖様に失礼!

なんて声も聞こえてきそうですが、コロナを理由にするわけじゃありませんけど、法事ができたことに満足してください。

オンライン法要なら、遠方から泊りがけで集まる親戚もいないので、日程を決めるのも、とても簡単。

今回のオンライン法要は、寺から手紙で案内が届いた翌日に行いましたが、もし、日程やらなにやらを親戚と調整していたら、もっと先伸ばしになっていたかも。

親戚へは、事後報告。口ではお礼を言われたけれど、たぶん、心の内はモヤモヤ?

ちなみに、お布施は「銀行振込」。

コロナ禍で、三密回避のためのオンライン法要でしたが、考えてみると、通常の法事は感染リスクがとても高いことがわかります。

全員が一同に会して、30分~1時間近く読経などするわけですから、マスクをして、間隔を空けて座ったとしても、飛沫は避けられません。

さらに法要の食事で、黙ってひたすら料理を口に運ぶ、なんてことはまず考えられません。

ひさしぶりに会った叔父、叔母、いとこ、姪や甥。なかには十年振りなんて親戚も。黙って静かに、なんて到底無理な話です。

コロナが終息しても、しばらくはオンライン法要になりそうです。

最近は、樹木葬や海への散骨などが人気ですが、どのような形でも身内を弔う場所は失いたくないと思います。

墓地と仏壇、管理料など負担が大きいと思うかもしれませんが、見栄をはらずに心がこもったものであれば、それほど費用はかかりません。

また、宗旨・宗派によっても、お布施や管理費が違いますが、最近では法事などの料金がわかるお寺も増えてきました。

鎌倉新書(かまくらしんしょ)は、日本最大級の葬儀、お墓、仏壇などの終活関連のポータルサイトで、全国の9904件の霊園・墓地情報から選ぶことができます。

希望にかなう弔いのカタチが見つかるかもしれませんので、ぜひ一度検索してみてください。

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