テレワーク続きでストレスが溜まり、体調をこわした方が結構多いようです。
家族と一緒の時間を楽しめるし、ヒゲを剃らなくてもいいし、テレビ会議ではスーツを着ないですむから、リラックスするはずなのに?
そもそもテレワークは、新型コロナウィルスの前から、すでに”働き方改革”のなかで始まっています。
ダイニングテーブルにパソコンを置いて、長時間の作業には不向きな座り心地の悪い椅子に座り、家族の声や料理の匂い。
たしかにストレスがたまりそうですが、独立したばかりのフリーランスの方なら同じような作業環境の方、結構いますよね。サラリーマンのテレワークとフリーランスの働き方、どこが違う?
与えられた仕事をこなそうとする義務感と、自分がやりたい仕事へ向かう充実感の違いでしょうか。
出社するほうが精神的に落ち着く?
自宅で作業するフリーランス、サラリーマンのテレワーク、パソコンに向かう姿は、どちらも傍目には変わらない。違いは、心の持ち方でしょうか。
とりあえず会社へ行けば、いつものように仕事がはじまり、その繰り返しで安定的な収入が得られ、仕事にやりがいは感じなくても、ミスがなければいつかは管理職に。
サラリーマンの毎日の出社は、安定収入が約束された1日の儀式の始まり。たとえ1日中ぼーっとしていても、業績評価に大きなマイナスはつきません。
二日酔いで椅子にもたれて目をつむっていても、傍目には考えごとをしているように見えなくもありません。8時間の辛抱。
でも、テレワークだと、そんなわけにはいきません。企業によっては、パソコンの作業記録をすべて分析していますし、上司への気配りやゴマすりも通用しないわけです。
テレワークになると、評価基準そのものを変える必要がありますが、根本的に見直しを始めた企業の例をまだ知りません。
「在宅手当」「リモートワーク飲み会代」など、テレワーク手当のようなものを創設した企業もありますが・・・。
職能給制度で長いあいだ働いてきたサラリーマンにとって、自分自身をアピールするチャンスが減少したことに戸惑いも。
学閥、社内派閥、好き嫌い、年齢も性別も関係ない働きかたが、これからますます増えていくでしょう。
収入のすべてを給与所得にたよっているサラリーマンにとって、自立しているようでも、心のどこかで会社に依存している?
コロナ禍の予期しないテレワークで、自分を直接アピールする機会が減ってしまったサラリーマンにとって、不透明な人事考課制度も大きなストレスになっているのかもしれません。
副業は新しいライフスタイルの出発点
視点を変えれば、テレワークによって生み出された自由時間と環境の変化は、ライフスタイルを考え直す絶好のチャンスです。
年金だけでは、老後が不安な時代。退職金だって、あてにはできません。そもそも定年まで勤められるかどうかも疑問。社章を胸に付けてオフィスに出勤することで、安定収入が得られる時代は終わったということでしょう。
これからは、自分から仕事を選び、会社を選ぶ時代です。副業は、新しいライフスタイルへシフトする絶好のチャンスです。
あくまで副業ですから、本業を辞める必要はありませんが、本業を上回る収入が継続的に得られたり、事業の将来性が見込めるならば、思い切って軸足を置き換えるのもアリ。
もしかしたら、副業によって得られた知識と経験が、本業へ良い結果をもたらすこともあるでしょう。
本業を生かした副業「ビザスク」
手っ取り早い副業として、本業の知識や経験を生かして収入を得る方法があります。
長年培ってきた本業での知識と経験は、自分にとっては当たり前で簡単なことでも、新規参入の同業者や競合社にとっても貴重な情報です。
このような専門的なスキルをシェアするためのプラットフォームの一つとして、日本最大級のスポットコンサルのマッチングサイト「ビザスク」があります。
「ビザスク」のHPで、学歴・職歴、キャリア・スキルなどを無料登録し、さまざまなクライアントの案件のなかから自分にできそうなものを選んで相談に応じることで、1時間当たり1~1.5万円前後の副収入になります。
ITやWEB関連、経営戦略や新規事業立ち上げの相談など専門性が高い相談が多いのが特徴。ときにはビザスクから自分のキャリアに適した案件の依頼が直接来ることもあります。
上場企業からと思われる案件も多く、荷が重いと感じたら請けなければOK。対面だけでなく電話相談もあります。
時間の都合をつけやすいので、テレワーク中の本業のスキルを生かした副業として最適ですが、会社との利益相反や情報漏洩のリスクをあわせて考えておく必要があります。
趣味や空き時間を生かした副業
「ビザスク」はビジネス関連のなかでも専門性が高いプラットフォームですが、ホームページ作成、バナー作成、チラシ作成、動画作成から、営業リスト作成、アポ獲得代行など、幅広いニーズが対応したサイトもあります。
Lancers(ランサーズ)は、日本最大級の仕事のマッチンサイトで、141種類の多種多様なカテゴリーがあり、「仕事を依頼したい人」と「仕事を受注したい人」の出会いのプラットフォームです。
フリーランスや在宅ワーカーが数多く登録していますが、趣味でホームページやイラスト作成をしている方には、おすすめのマッチングサイト。
最初の1件を受けるときは、緊張と不安でドキドキしますが、数をこなして20万円ぐらいの収入になると本業にする人も。やはり、慣れでしょうか。
テニスコーチなど、得意のスポーツを生かして副収入を得ている方も多いですね。”好きな特技で副収入”はうらやましいですが、休日はゆっくり休みたいという方には、無理かも。
選択肢の多い女性の副業
副業は、男性より女性の方が選択肢が広いかもしれません。それに、ちょっとした空き時間を活用するのも、女性のほうが上手です。
ある女性向けサイトでの副業ランキングには、次のような仕事がランクインしています。
- 覆面調査
- 家事代行
- アンケートモニター
- ハンドメイド作品販売
- 写真販売
- スキルシェア
- ネットショップなど
家事代行は、クライアントからみれば女性のほうが安心感がありますが、これらの仕事の共通点は、スキマ時間でできること。
どれも自分のペースで、時間にとらわれず、いつでも始めることができるのが特徴。
スキルシェアでは、WEBサイト制作、キャッチコピーやロゴ制作、ナレーション、恋愛相談など、ジャンルの幅が広いので、自分の趣味や特技を生かして副収入を得るチャンスがみつかるはずです。
趣味や特技を生かせるスキルシェア
スキルシェアのプラットフォームのなかでも、趣味や特技を生かせる人気のサイトをいくつか紹介します。
”これなら、私にもできそう”というテーマが、かならず見つかるはずです。おなじテーマでも、レベルは超初心者から上級者まで幅広いニーズがあるのが、スキルシェアの特徴です。
「仕事を依頼したい人」「仕事を受注したい人」、どちらも登録無料なので、どんな仕事があるのか一度チェックしてみてください。
得意・特技を活かす
◎ココナラ
・会員数130万人を超える、日本最大級のスキルマーケットです。
・WEBサイト作成、ロゴ作成、イラスト作成、ライティング、写真、音楽、代行、占い、フィギュア制作など、カテゴリーは200以上。
・クリエイターへの制作依頼から個人のお悩み解決まで、すべてオンラインで完結するので、外出することも相手に会うこともなくサービスの提供が受けられます。
・登録無料なので、まずは「ココナラ」に登録だけしておきましょう。
◎ストアカ
・ストアカは、教えたい人と学びたい人をリアルにつなぐ、日本最大級のCtoCのまなびのマーケット。
・2021年4月現在、登録受講者数71万人(延べ人数)、掲載講座数5.6万件、TVや新聞などにも取り上げられている話題のシェアリングサービスです。
・ビジネス・ITスキルから趣味の習い事まで、170以上のカテゴリーで楽しく学べる講座が30,000件以上掲載されています。
・30秒で簡単に無料登録できます。
アンケートモニター
◎マクロミル
・スキマ時間で簡単にできるWEBアンケートもあり、ポチポチやっていると月数千円はすぐに貯まり、新商品情報も入手できるのがメリット。
・「マクロミル」も、もちろん登録無料!
副業の収入が増えてきたら本業は辞める?
はじめは月1~2万円程度でも、やがて10万円、20万円と増え、フリーランスとして独立する人も。
副業として本業と両立できるなら、サラリーマンを辞めるのはおすすめしません。ある程度の収入になれば自信がついて、テレワークのストレスからも解放されるでしょう。
ある程度の副収入があれば、リストラに怯えることなく、健康的で有意義なテレワーク・ライフスタイルを送ることができるはず。
まとめ
テレワークを、ネガティブにとらえる方とポジティブにとらえる方がいます。また、副業について、なんとなく罪悪感を持っている人も。
ポジティブに考えれば、テレワークと副業は、自分のライフスタイルを見つけようとしている人にとっては、絶好のチャンスであることは確かです。
スキマ時間の活用は、女性のほうが上手なように思いますが、その気になればできそうなことはいくらでも見つかるはず。
そのチャンスを掴むか掴まないかは、本人次第ということになるでしょう。まずは、プラットフォームへの無料登録が初めの一歩です。
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