Kintone α GO(キントーン アルファ ゴー)は、公道走行ができる電動キックボード!
なお、初期モデル『Kintone Model One(モデルワン)』は、公道は走るときは原付免許が必要でした。
Kintone α GOは、キックボードといってもハンドルがあるので、見た目は電動スケーターのようなデザインです。
「えっ、キックボードって、公道を走れないんじゃない?」
と思うかもしれませんが、Kintone α GOは原付なので、公道を走ることができるのです。
キックボードは、駅から目的地までの移動手段として、若い人に人気ですが、操作テクニックの難しさから、だれでも使えるわけではありません。
「Kintone α GO」と「電動アシスト自転車」、どちらを選ぶかそのポイントもチェックします。
『Kintone α GO』電動キックボードの使いやすさをチェック!※初期モデルの情報です
コンパクトタイプの乗り物は、最寄り駅から自宅や目的地までの移動手段としてとても便利です。
1.5~2.0km前後の中途半端な距離だと、徒歩かバスを使うか、迷うところ。駅に駐輪場を借りて自転車通勤という手段もありますが。
Kintone α GOの特徴 メリット・デメリットは?
Kintone α GOには、アシストタイプの自転車などと違う利便性がある一方で、軽量化のために犠牲にしている点もあります。
また、従来の機種との改良点についても、あわせてチェックしました。
<メリット>
- 手軽に持ち運びができる
ー本体重量10kgは、折りたたみ自転車12kg前後と比べても軽量。
ー専用バッグに入れて、電車などへの持ち込みができる。
ー万一、バッテリーが切れても安心。 - 目的地への移動が楽にできる
ー最高速度20-23km/hなので、時短で快適! - 移動で汗をかかない
ー夏の暑い時期の移動でも、汗をかかない。 - タイヤを6.5インチへ大径化
ー従来タイプ5.0インチから、6.5インチへの大径化で、路面の衝撃を吸収。 - 最大許容重量は120kg
ー自転車のJIS基準では、乗車体重65kgですが、実際には80kgぐらいで設計されているようです。120kgは、原付ならではの重量。
<デメリット>
- 走行距離が短い
ーリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電での走行距離は、5-10km。でも、最高速度で走行し続ければ、走行距離は短く。 - ヘルメットが必要
ー原付はヘルメット着用が義務なので、かさ張るのが難点。 - 他の荷物があるとかさ張る
ー折りたたむことができますが、本体の他に、ヘルメットを収納するとなれば、他の荷物(バックパック)のサイズは多少制限されるでしょう。
Kintone α GOは原付なので、もちろん免許証は必携です。
原付をケースに入れて電車に乗れる、となれば画期的であることは確かです。
走行距離がもう少し欲しいけど・・・
Kintone α GOの走行距離は、1回の充電で5-10kmですから、バスに乗るか、思い切って歩くかの距離での利用に向いています。
〇自宅ー駅 1km(往復2km)
〇会社ー駅 1.5km(往復3km)
合計5km
週2~3回ペースでのチャージが必要ですが、バッテリーが小型で、チャージ時間が4時間程度なので、それほど苦にはならないかと思います。
現在、電動アシスト自転車を利用している方だと、距離が物足りないかもしれません。
バッテリーは4.4Ah チャージは4時間 どれくらい保つ?
Kintone α GOに搭載されているバッテリーは、中国製リチウムバッテリー25.2V/4.4Ah(アンペアアワー)パワー:180kwで、チャージは4時間。
電動アシスト自転車の場合、一般的なコンパクトタイプでは、8Ahで、チャージは4時間+。
Kintone α GOのバッテリー容量を大きくすれば、距離は伸びますが、重量と体積が大きくなってポータビリティが悪くなります。
バッテリーのチャージ回数は、700回程度と言われますから、年間100回程度のチャージ。
理論的には7年間もつ計算ですが、バッテリーの性能は経年と利用頻度で落ちていきますから、4年前後と考えたほうがいいかもしれません。
保証期間や修理は?
Kintone α GOは、クラウドファンディング『CAMPFIRE』のプロジェクトなので、万一の場合の保証や修理などでのサポート体制が気になるかもしれません。
製造工場は中国ですが、ブランドとしては日本メーカーなので、これまでの取扱い実績からも、サポート体制の心配は無用。
目標金額を大きく上回り、その後、サポートに関するトラブル等の報告は無いようです。
「Kintone α GO」と「電動アシスト自転車」どっち?
「Kintone α GO」とコンパクトタイプ「電動アシスト自転車」、どっちを選ぶ?
Kintone α GOの標準価格は、109,890円ですが、『CAMPFIRE』では支援金96,140円で入手できるので、約13%OFF!
電動アシスト自転車は、8万円前後ですから、金額的には1~2万円の違い。
価格的にあまり差はありませんが、利用環境で選択するのがおすすめ。
Kintone α GOはこんな方におすすめ
- 自宅と職場、どちらの最寄り駅も駅から遠い
- 多汗症なので、汗をかきたくない
- 手持ちの荷物が少ない
<免許不要>&<ハイスペック>:新型『KICK O』旧型『Model one S』を比較
株式会社KINTONEの現行モデル・新型『KICK O』旧型『Model one S』は、新区分「特定小型原付」に対応している免許不要モデルです。※2024.8.29現在
<新型『KICK O』旧型『Model one S』比較>
項目 | 新型『KICK O』 | 旧型『Model one S』 |
継続走行距離 | 40km | 26km、40km(※) ※9.6Ahバッテリー使用時 |
モーター定格出力 | 500W(最大750W) | 350W |
タイヤサイズ | 10インチ | 8.5インチ |
重量 | 20kg | 約14kg |
充電時間 | 約4時間 | 約5時間 |
最大勾配(坂道) | 20% | 20% |
サイズ(展開時) | 1170mm×550mm×1240mm | 1120mm×430mm×1140mm |
サイズ(折りたたみ時) | 1170mm×550mm×570mm | 1120mm×430mm×490mm |
最高速度が 20km/hだといっても、長距離マラソン選手と同じくらいですから、かなりのスピード感!自転車の実用的なスピードが10km/h。事故には十分注意が必要です。
1回の充電による走行距離は、Kintone『KICK O』40km、『Model one S』26kmですが、『Model one S』はバッテリーを換えれば40kmに。初期モデルが5-10kmていどでしたから、かなり実用的かつ余力のある航続距離になったといえます。
充電時間は、Kintone『KICK O』『Model one S』いずれも高速充電で4~5時間ですから、ストレスを感じることはありません。
コンパクトに持ち運びするなら、旧モデルですが『Model one S』がおすすめです。
『KICK O』『Model one S』の入手方法
初期モデル「Kintone α GO」は、以前はクラウドファンディング『CAMPFIRE』のプロジェクト以外で入手することはできませんでした。現在、大手通販サイトでも取り扱いがあり、「Yahoo!ショッピング」「楽天市場」ではふるさと納税で入手することができます。※2024.8.29現在
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