”辞めたい”けど辞めると言えない!外国人との違いは?

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日本人の退職するときのマナー、礼儀正しい人が多いですね。というより、謙虚だけど本音を言わない。

中国深圳と香港の企業と仕事をしたことがありますが、春節明けには、数名の現地スタッフが出社してこないのが当り前。

理由を聞いてもしょうがないですね、まず戻ってくることはありませんから。

日本の企業では、まずそのようなことは考えられません。

中途採用の社員で、1週間も経たないうちに、”辞めたいんです”と言ってくる社員がたまにいるくらいでしょうか。

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”辞めたい”と思っても”辞められない”のは日本人気質?

”仕事を辞めたい”と思ったときに、誰にも相談しないで突然辞める人と、親しい同僚に相談する人、いつも”辞める”とグチを言ってる人など様々。

辞めるときにはすでに転職先が決まっている人が多いですが、決まっていなくても、決断力があれば転職に困ることはないでしょう。

中国人スタッフとの仕事を通じて感じたのは、決断力とアピール力の強さ。日本人も少々見習いたいところ。

中国の会社で、春節明けに大量に退職者が出るのは、みんな他の企業に転職が決まっているからです。転職の理由は、”給料”

深圳や上海の賃金レベルは年々上がって、日本とあまり変わらないか、むしろ高いぐらいです。即戦力なら、高い賃金を払ってでも他社から引き抜きたいのが企業の本音。

会社を変わるそのタイミングが、日本の正月にあたる春節(旧正月)。年によって日にちが大きく違い、2019年は2月5日でしたが、2020年は1月25日です。メーカーだと、ほぼ1ヶ月間は休業です。

退職した社員は、新年を新たな企業で迎えたい、といったところでしょうか。

良い仕事・職場がみつかれば、辞める決断がつくかもしれませんが、毎日会社との往復だけの生活をしていると、転職先を探すチャンスもなく、現状に流されてしまいます。

気が付いたときには、辞められないだけでなく、仕事する気力も無くなって・・・。

給料に不満があってもストレートに言えない日本人

中国人スタッフとの面談で、労働条件などの希望を聞いたことがあります。

彼らの口から、例外なく出てくる言葉は、”給料のアップ”

自分ではベストを尽くしているから、給料を上げてほしい、との要求です。もちろん、会社の評価基準がありますから、昇給できない場合、理由を説明して納得してもらいます。

一方、日本人スタッフの場合、個人面談のときに、”昇給”を口にすることはほとんどありません。自信を持って要求してくるのは、一部のトップセールスぐらいでしょうか。

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謙虚は美徳?

日本人だけの企業であれば、個人面談で希望年収を聞くなんてことはほとんどないでしょうし、”謙虚でひかえ目”なほうが高い評価をもらえるかもしれません。

しかし、経営者が外国人の場合、それが必ずしも良い結果につながるとは言えません。

”来季の希望額は、いくら?”

遠慮していれば、現在の年俸に満足している、と思われるでしょう。

もし、昇給が叶わなければ、自分の能力が会社からそれほど評価されていないということです。わかりやすいですね。

もともと、転職しながらスキルアップし年収を上げていく外資系企業での働き方と、年功序列で「職能給制度」がベースの日本企業での働き方の違いが、こんなところに表れます。

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「本音」と「建て前」があるからストレスが溜る

リクナビのHPに、「退職理由の本音ランキング」が掲載されています。

<退職者の本音>

1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位:給与が低かった(12%)
5位:仕事内容が面白くなかった(9%

一方、転職先の面接で、前の会社を退職した理由を聞かれたときの答えがこちら。DODAの「転職理由ランキング」から引用しました。

<転職理由ランキング>
1位:給料・収入のアップを実現するため(83%)
2位:労働時間の短縮・ワークライフバランスを実現するため(66%)
3位:キャリアアップを実現するため(58%)
4位:スキルアップを実現するため(54%)
5位:希望する職種・業務に就くため(51%)

外資系企業では、「キャリアアップ」と「スキルアップ」を目指し、数年後により良い条件で次の転職先を見つけようとする社員が多いことを考えると、本音がとてもネガティブなのが気になります。

本音だけで世の中渡れるとは思いませんが、このギャップ、ストレスたまりませんか。

転職先の面接担者には、本音を見抜かれています。

根強く残る会社への忠誠心

建て前がどうあれ、本音がネガティブであれば、転職先でも不満を感じる可能性が高いでしょう。

もともと日本人の気質から考えて、お世話になった企業を辞めることへの罪悪感があるのも確かです。それが、「本音」「建て前」にも表れています。

採用してもらったら、会社に尽くすのが当り前だった時代がありました。正社員であれば、終身雇用が当りでしたから、会社に人生をあずけたようなものです。

”会社を辞める”なんて言えば、親から、”何か悪いことでもしたの?”なんて聞かれた時代もありました。

もしかしたら、そんな時代に育まれた会社への忠誠心が、心のどこかにひそんでいるような気がします。でも、そんな時代は、とうに終わりを告げています。

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会社にとって守るべきは「組織」、「人」じゃない!

会社にとって、最終的に守らないといけないのは「組織」であって、「人」ではありません。

外資系企業では、部門ごと切り捨てることがあります。理由は、採算が合わない、将来回復の見込みがないから。

もちろん、その部門ではたらいていた人も全員解雇。私が知る限り、名前は出せませんが、大使館でさえそうでした。

だから、年俸が高いのは当たり前。スタッフの目標は、自分のスキルアップと将来のステップアップです。

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まとめ

会社の方針が変われば、必要となる人の質も数も変わります。新しい組織のなかで残れるかどうかは、経営の判断であって、自分で決めることはできません。

個人にとって大事なことは、働きながら、何かを見つけ、何かを身に付けることです。そして守るのは、自分であり、家族です。

安易に会社を辞めることはおすすめできませんが、人生設計を考えた時に、自分を試してみたいと思うときがくるかもしれません。

また、今の会社がブラック企業だった、なんてことも。

これからのビジネスパースン、謙虚さや建て前だけでなく、堂々と胸を張り、本音で働くことができる強さも必要でしょう。

外国人スタッフとの仕事で感じたことですが、参考まで。

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