以前、週間文春に”「脳疲労」を改善”のタイトルが載ったことがあります。
3時間の睡眠でも大丈夫という「濃縮睡眠」の記事。
著名な財界人のなかには、睡眠時間2~3時間、なんて達人もいるようですが、考えたこともありませんね。
やはり、最低7時間、できれば8時間、それ以上になると、寝すぎてボヤーッとしてくるかな・・・。
『濃縮睡眠』で時間は有効活用だけど免疫力は回復する?
睡眠セラピストの松本美栄さんが独自に開発した、集中力を高める方法が「濃縮睡眠」だそうです。
ご自身の経験談についても語っていらっしゃいますので、エピソードを紹介します。
理想的な睡眠時間は、7~8時間と言われていますが、松本氏自身も、そのような固定観念にとらわれていたとのこと。
その後、自分自身の体験を参考にしながら、睡眠の研究をおこなった結果、2ヶ月ほどで、1日の睡眠が3~4時間ですむようになったようです。
就寝時刻が、午前2時ですから、免疫力を回復し、体調を整えるはずのゴールデンタイム(午後10:00~午前2:00)を外れてからの就寝。
起床時刻が、午前4:30~5:30!
睡眠時間は、わずか3時間前後!
起きている時間が長くなりますから、夜、仕事を終わったあと、映画を1、2本観たり、朝に資料づくりや企画などの仕事もこなせるようになったそうです。
短時間睡眠で寝不足は?
日中、ぼーっとすることがないのか心配ですが、そのようなことは無く、接客や施術に専念できているとのこと。
これが実現できれば、1日が倍くらいに使えますが、ポイントは、睡眠の質にあるようです。
どんなに長く寝ても、睡眠の質が悪ければ、カラダのリズムは戻らないとのこと。理屈はわかりますけど・・・。
アメリカ・トランプ大統領、ソフトバンク・孫正義、明石家さんまさんなども、睡眠時間が3,4時間だそうです。
松本氏の場合は、深い睡眠に入るまで8~10分!
睡眠が3,4時間で充分かどうかはさておいて、生活のリズムをしっかり整えることは大切!
睡眠で生活のリズムを整える5つのポイント!
リズムを整えるポイントを紹介しておきます。
- 同じ時刻に起床して、太陽の光をしっかり浴びる。
- ベッドを「寝るための場所だとカラダに覚えさせる」
※日中、ソファ代わりにしたりするのは良くない。 - 寝る前のルーティンを決める。
※寝る前の決まった一連の動作を習慣づけることで、その動作をおこなうことで、反射的に眠くなるとのこと。 - 積極的に仮眠をとる。
※眠くなる前に、「パワーナップ」と呼ばれる短い仮眠(15~20分程度)を積極的にとる。
松本氏がおススメするパワーナップ法
- コーヒーを飲んだらすぐに寝て、カフェインが効き出す20~30分後に起きる。
- 「ストレッチ」「ヨガ」などの運動で、副交感神経を優位にして心身ともにリフレッシュする。
- くよくよ悩まず、いやなことはきれいさっぱり忘れてベッドに入る。
コーヒーを飲んだら目が冴えてくるので、常識では考えられませんが、カフェインが効き出す前に起きることで納得。
ストレッチやヨガなどの軽めの運動は、安眠にも効果があることはよく知られています。
悩みなど、寝るときにいろいろ考えながらベッドに入るのは、もちろんNG!
でも、個人的には、『濃縮睡眠』はちょっと無理!
当分、7~8時間の睡眠でカラダのリズムを作っていきます。
睡眠の質を高めるサプリメント
なかなか安眠できない方は、サプリメントを使ってみるのもいいかもしれません。
睡眠薬は怖いですけど、安心して摂れるハーブティーがあります。
ハーブティーのなかには、鎮痛系ハーブをブレンドしたものもあり、不安で夜安眠できない方、慢性的な動悸に悩んでいらっしゃる方などに好評のようです。
寝る前のティー習慣!
季節の変わり目などに、体調を崩されている方には、おススメです。
松本氏の場合は、コーヒーを飲んで、短時間で深い睡眠に入ることができるようですが、おススメはできません。
ようやく睡眠に入るときに、カフェインの作用で覚醒してしまいそうで・・・。
睡眠が3,4時間で充分かどうかはさておいて、生活のリズムをしっかり整えることは必要ですね。
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