＜台風１５号被害の寺院＞クラウドファンディングで修築できる！？

クラウドファンディングで資金調達する事業家が増えてきましたが、もっとも簡単な方法が「購入型クラウドファンディング」！

国内最大の購入型クラウドファンディング「CAMPFIRE」に、こんなプロジェクトを見つけました。

先日の台風１５号の被害に遭われた千葉県のある寺院が、壊れた本堂の修復費用を募集中！

このプロジェクトは、2019.11.30で終了していますが、災害時のクラウドファンディング活用事例として、参考にしていただければ幸いです。

千葉県に多大なる被害を置いて行った台風は、小さな町にある小さなお寺を破壊していきました。屋根はほとんど飛ばされて、天井が抜け落ち、ご神体様にもその残材が降ってきました。今ではお祈りも捧げられない状況ですが、この状況を何とかしたいと切に思う毎日です。ぜひ、応援をよろしくお願いいたします。

クラウドファンディングは金融機関の融資と違い、厳しい審査や返済条件での大きな負担がないのがメリット。

資金を集める目的は、新製品の開発資金から、個人の趣味の事業化、映画製作などさまざまですが、支援者の楽しみはリターンとしての商品やサービス。

もちろん節税効果は期待できませんが、感覚的には、民間版「ふるさと納税」といったところでしょうか。

今回の寺院修築費用募集の件、クラウドファンディング活用の可能性の大きさをあらためて知りました。直接支援したい方には、おすすめのプロジェクトです。

「台風１５号」寺院の修築費用をクラウドファンディングで！

「台風１５号」寺院の修築費用をクラウドファンディングで！

購入型クラウドファンディング「CAMPFIRE（キャンプファイア）」をチェックしていたら、先日の台風１５号で被害に遭われた千葉県のある寺院のプロジェクトが目に留まりました。

◎台風１５号によって壊された千葉県にある小さなお寺を直したい！
【寺　　院】千葉県印旛郡酒々井町（しすいまち）・清光寺（浄土宗）住職：福田大和さん
【目標金額】650万円
【方　　式】All-In方式（※）
【募集期日】2019/11/30 23:59:59
※「All-In方式」は、目標金額に達しない場合でも、集まった金額がファンディングされる方式のことです。「All-or-Nothing方式」は、金額が未達の場合、プロジェクトは実行されません。

●寺院の現況
〔外観〕

〔内部〕

かなりの被害があったことがわかります。

寺院は、単に檀家だけのためだけにあるのではなく、地域の歴史や文化を伝える重要な役割もになっています。

清光寺のある酒々井町は、成田空港に近く、倒木や停電などでかなり大きな被害があった地域です。

清光寺の屋根も強風でほとんどが剥がされ、下地も破壊されており、雨に濡れた天井が重みで室内に落ちている状況。

650万円で十分な修復ができるかはわかりませんが、専門業者の良心的な見積もりのようです。

壊れた本堂は、72坪を超え、天和（1681～1683）年に十二世信誉和尚の代に藩主　大久保加賀守忠朝が建設したとのこと。

1591年11月には、徳川家康が千葉県東金のタカ狩りに来た際に当山を訪れ、寄付とともに朴の木を植えたそうです。

また、1674年には、水戸黄門も参拝をしている由緒ある寺とのことです。

清光寺のクラウドファンディングについて詳しくは

購入型クラウドファンディングのリターン

購入型クラウドファンディングでは、出資者に対するリターンがありますが、CAMPFIRE（キャンプファイア）の公式サイトでは、以下のようになっています。

3,000円
・感謝のメールと状況報告（月１回メール）
5,000円
・お礼のお手紙・活動報告（月一回　メール）
10,000円
・千葉県産　オガワの”ゆで”落花生１パック
・お礼のお手紙、活動報告（月一回　メール）
15,000円
・お寺との「絆」オリジナルTシャツ
・千葉県産　オガワの”ゆで”落花生１パック
・お礼のお手紙、活動報告（月一回　メール）
30,000円
・お寺との「絆」オリジナルTシャツ
・千葉県産　オガワのピーナッツ３パックバラエティセット
・成田名物　米分の栗蒸ようかん１本
・お礼のお手紙、活動報告（月一回　メール）
50,000円
・成田空港の近く「大竹屋旅館」素泊まり１泊ペア宿泊券
・お寺との「絆」オリジナルTシャツ
・千葉県産　オガワのピーナッツ３パックバラエティセット
・成田名物　米分の栗蒸ようかん　１本
100,000円
・お寺の本堂にご支援者様の名前を掲示
・成田空港の近く「大竹屋旅館」素泊まり２泊ペア宿泊券
・お寺との「絆」オリジナルTシャツ
・千葉県産　オガワのピーナッツ３パックバラエティセット
・成田名物　米分の栗蒸ようかん　１本