ヒト幹細胞培養液コスメが、いろいろなメーカーから発売されるようになりました。
米国や韓国では大きな市場になっていますが、日本へ入ってきたのが2012年ですから、国内市場はまだこれからというところでしょうか。
価格的にも高級アイテムですが、始めのころの価格と比べると、半額程度に下がってきた印象です。他メーカーとの競争というより、原料となるヒト幹細胞培養液の価格にリンクしていると考えていいようです。
ヒト幹細胞培養液コスメは、価格が下がってきたとはいえ、高級コスメであることに変わりはありません。
価格的にも、中高年からのアンチエイジングコスメのイメージが強いですが、肌のコンディションが衰える前に使い始めたほうが、成分の働きをより効果的に生かすことができるのは確かです。
ヒト幹細胞培養液コスメの安全性は!?
ヒト幹細胞培養液コスメの安全性に不安を感じている方も多いようですが、現在のところ重大な副作用の報告はないようです。
以前は、ヒト幹細胞コスメと呼ばれていましたが、実際に配合されているのは「ヒト幹細胞培養液」で、幹細胞そのものではありません。
再生医療分野では、幹細胞そのものを使った治療にとても慎重ですが、その理由は細胞のガン化リスクなどを完全に排除することが難しいからです。
逆に、「ヒト幹細胞培養液」を使った治療については、大学の医療機関でもその安全性が確認されています。
もちろん、ヒト幹細胞培養液が、厳格な基準で管理された施設で精製されていることが前提です。
少なくとも国内メーカーのヒト幹細胞培養液コスメについては、安心して使える製品だけが市販されていると考えていいでしょう。
ヒト幹細胞培養液コスメを使うのは何歳から?
冒頭で、ヒト幹細胞培養液コスメを使う方の年齢層は中高年からが多いと書きました。
ネットや口コミサイトで、いろいろなブランドをチェックすると、 40代、50代が多いことがわかりますが、最近では30歳過ぎから使い始める方も増えてきたようです。
ヒト幹細胞培養液は、細胞の増殖に必要な栄養素やサイトカインを豊富に含んでいますから、何歳から使い始めても効果を実感できると思うかもしれませんが、細胞の活性化は若いほど有利です。
大修繕しなければ住めないような状態になれば、コスト的な負担が大きくなることは、スキンケアにも共通です。
そう考えると、お肌の曲がり角と言われる25歳ぐらいから使い始めることが、結果的にはコスパということになりそうです。
ヒト幹細胞培養液コスメの濃度について
ヒト幹細胞培養液は、その濃度によって皮膚の細胞へのはたらきが変わると考えていいようです。
あるメーカーでは、配合濃度を1%~10%まで4段階に分類して製品化していますが、若い方では1%を使う方も多いようです。つまり若ければ、1%でも十分実感できているということでしょうか。
コスパになったヒト幹細胞培養液コスメ
コスパとはいえ、ヒト幹細胞培養液は高級コスメであることに変わりはありません。
2019年に新発売の商品でも、30mlで1万円前後が多いようです。30mlだと少なく感じられるかもしれませんが、伸びが良いものでは、意外と長期間使えるようです。
最近人気のヒト幹細胞培養液コスメ NANOA(ナノア)の場合、とても伸びが良いので、内容量30mlで通常1ヶ月程度の使用量ですが、2ヶ月ぐらい使えるという方も。
40代の方ですが、使う部位と量が少なくすんでいるとのこと。もともとの肌質が良いのかもしれません。
NANOA(ナノア)は、メーカー推奨価格が10,000円でしたが、2020.8.3現在、公式サイトでは、5,980円(税込)となっていますから、価格を下げたのかもしれません。
NANOA(ナノア)が、ヒト幹細胞培養液コスメで急上昇している理由は、この価格の変更だけかと思ったらそうではありません。
保湿成分として、「セラミド」「スーパーヒアルロン酸」「プラセンタ」などを配合したことによる使用感の良さにもあるようです。
ヒト幹細胞培養液の濃度は公表されていませんが、ヒト幹細胞培養液コスメを使ったことが無い方には、一度試していただきたいアイテムの一つです。
こちらの記事を参考にしてください。
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