”お酒に強い”はメリ・デメどっち?スメハラの危険も!

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お酒に強い人がうらやましい、なんて思ったときもありましたが、そもそもお酒に強いメリットって何?

かつては、お酒が飲めないと、「付き合いが悪いとか」「何を楽しみで生きてるの」なんて嫌みを言われることも少なくありませんでした。

地方によっては、宴会の席で上座にすわることになれば、一方的に盃を受けることも・・・。酒に強くなければ、男として認知されないぐらいの時代もあり、時には、日本酒1升以上!

体育会系の飲み会では、アルコール中毒による事故がときどき報道されますが、注意喚起もあり、以前とくらべ酒量はかなり減っているようです。

お酒の種類も豊富になり、宴席で日本酒か焼酎、またはビールというケースはほとんどなく、居酒屋の飲み放題メニューには、ワイン、ウィスキー、さらにはカクテルなどが当たり前に。

いろいろな種類のお酒を楽しむ人は増えましたが、全体的に酒量は年々減っているようです。

国税庁の統計資料「酒レポート」2018.3によれば、成人1人当りの酒類摂取量は、平成元年以降、平成4年101.8Lをピークに減少傾向をたどり、平成28年度には80.9Lまで減少。飲酒の習慣自体が、減っていると分析しています。

お酒に強いことは果たしてメリット?スメハラになる理由

お酒には、さまざまなメリット・デメリットが言われますが、メリットについて、サントリーのHPには、つぎのような項目が挙げられています。

  • 食欲増進
    ・胃液の分泌がさかんになり、消化が良くなることで食欲が増します。
  • ストレスの緩和
    ・精神的緊張をほぐして、ストレスを軽減します。
  • 血行促進
    ・アルコールには、血行を促進する働きがあります。
  • 人間関係の円滑化
    ・冠婚葬祭や歓迎会など、人との円滑なコミュニケーションに役立ちます。

昔から、”百薬の長”、”美肌になる”、とも言われるお酒ですが、裏を返せば、「メタボ」「アルコール依存症」「酒によるトラブル」の原因にも。

デメリットについて挙げられるのが、以下のような点です。

  • アルコール依存症
  • 急性アルコール中毒
  • 臓器障害
  • 睡眠が浅くなる
  • メタボになる可能性大
  • 二日酔い
  • 人間関係のトラブル
  • 妊娠中はNG※胎児に悪影響
  • 体臭がキツくなる

これらは、アルコールに弱いと言われる日本人の体質や、飲む量とも関係しています。

アルコールは日本人の体質に合わない

お酒を飲むと、体内で有害物質である「アセトアルデヒド」が発生しますが、日本人には、外国人と比べ、アセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱い、あるいは欠けている人が多いと言われています。

ヨーロッパやアフリカ系の人たち、とくにドイツ人、イスラエル人、エジプト人などは、この酵素を全員が持っていますが、日本人の44%は欠損しているとのデータも。

これは、遺伝的性質なので、いくら訓練してもお酒が強くなるわけではないので、無理してお酒を飲むことはしないほうが良いようです。

健康のためにお酒が推奨されることはない

お酒を飲む習慣がある人は、1週間のなかで休肝日をつくることが推奨されています。

週1日とも言われますが、公益社団法人 アルコール健康医学協会の推奨は、週2日間。理由は、お酒を飲むと肝臓に中性脂肪が蓄積され、胃や腸の粘膜が荒れてしまうからだそうです。

説明によれば、2単位(ビールなら中ビン2本、日本酒なら2合)を肝臓で分解するには6~7時間かかるため、毎日お酒を飲んでいると酷使された肝臓に障害が出るとのこと。

臓器の修復には2~3日かかるため、休肝日2日は多すぎるとは言えないようです。

厚生労働省の健康情報サイト「eヘルスネット」には、ビール中ビン1本のアルコール分解時間は、男性2.2時間、女性3.0時間程度かかるとの説明もあります。

また、”休肝日はお酒を飲まない”という意思を確認できることで、アルコール依存症の予防にもなるとのこと。

また、肝臓にかかわらず、慢性すい炎など膵臓の病気などもアルコールが原因と言われていますが、少なくとも病気になったときに”百薬の長”として、お酒が推奨されることはありません。

お酒はスメルハラスメントの原因に!

お酒は、自分の健康だけの問題にとどまりません。

酔った勢いでトラブルを起こすケースもありますが、お酒を飲んだ後の体臭が相手に不快感を与え、スメルハラスメントになることも。

お酒を飲んで帰宅したときに、”お酒くさい!”と家族から嫌がられた経験がある方は多いはず。

飲んだ本人は気付かなくても、お酒を飲んだときに体から発散されるニオイは、周囲にとっては悪臭!さらに、服に沁みついたニオイも。

アルコールは、肝臓でアセトアルデヒドに分解されてから、酢酸に分解されます。さらに、筋肉や脂肪組織で二酸化炭素と水に分解され、呼気や尿となって体外へ排出されます。
※総合東北南病院のHPの記事を参照

肝臓の分解能力が衰えていると、アセトアルデヒドなどの成分が、汗に混じって対外に排出されることになります。

これが、お酒を飲んだあとの嫌なニオイの原因。

アルコールを分解する働きが弱い人、体臭がキツイ人だと、さらに周囲の人に迷惑をかけることに。体調や飲んだお酒の種類・量によっては、翌朝までニオイが残ることも少なくありません。

水を沢山飲んだり、シャワーを浴びたりしても、そう簡単には消えません。とくにワキガの方や、汗の分泌量が多い方は、要注意!

バッグに忍ばせておきたいデオドラント

そんなときに、バッグに忍ばせておきたいのが、薬用のデオドラントです。

直接、アセトアルデヒドのニオイを消してくれるわけではありませんが、制汗作用のある成分などが働いて、ニオイを和らげることができます。

また殺菌作用がある薬用成分が配合されているので、ニオイが気になる部位のケアにも使うことができるので便利です。

スメルハラスメントで、悪いイメージを与える前に、ぜひ準備を怠りなく。

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