乾燥しやすい季節、保湿クリームは敏感肌や乾燥肌にとっては必須のケアアイテム。
風呂上りに直ぐクリームを塗ると、睡眠中や翌日も肌がつっぱらないで、ピリピリすることもなく快適に過ごせます。たぶん、保湿がしっかり効いているのでしょう。
顔や手足なら、保湿クリームを塗り広げることができますが、背中など、ケアしにくい部位はどうしてます? 背中に手が届かない!
そんな悩みを解決してくれるアイテムとして、花王から、【医薬部外品】『キュレル』ディープモイスチャー スプレーが発売されています。
乾燥性敏感肌用スプレー『キュレル』ディープモイスチャー スプレー
『キュレル』は、花王の乾燥性敏感肌用ブランドで、洗顔料やクリームなど、これまで多くのスキンケアアイテムを発売しています。
【医薬部外品】『キュレル』ディープモイスチャー スプレーは、 このシリーズの一つで、大きな特徴は、保湿機能を持ったスプレータイプということ。
CurélディープモイスチャースプレーA【医薬部外品】
内容量:3種(60g/150g/250g)
参考価格:2,750円(税込)/250g
<特徴>
●乾燥性敏感肌用
●全身に使いやすい保湿スプレー
●肌荒れを防ぐ消炎剤(有効成分)配合
●いつでもどこでも使いやすい
●敏感肌用に低刺激設計
これまでの保湿クリームでは、背中に塗るのが大変でしたが、スプレータイプなので、どこの部位でも簡単に塗ることができます。
内容量が3種(60g/150g/250g)あり、60gの携行タイプなら、バッグに潜ませて、一日中いつでもどこでも塗ることができるのでとても便利!
保湿効果は多少弱い?
『キュレル』ディープモイスチャー スプレーは、他の保湿クリームと比べると、”保湿効果が足りない”と感じる方もいるようです。
Yahoo!ショッピングの口コミには、次のようなコメントがあります。※個人の使用感なので、効果効能を保障するものではありません。
コスパはクリームと比較するとクリームは一週間経たないで使いきってしまうけど、このスプレーは2ヶ月も使えるのでスプレーの方がいいです。 ただ乾燥がひどい方なので、スプレーよりはクリームの方が肌に合うのか潤います。なので結局クリームを手放すことはできませんでした。 そして噴射すると床にも散って床がぬるっとするので、お風呂上がりにお風呂場で使うことをオススメします。
30代 女性
この方は、『キュレル』ディープモイスチャー スプレー 250gを使っていますが、通常のクリームが1週間保たないのに、2ヶ月も使えるのはかなりコスパと言えるでしょう。
スプレータイプが、クリームよりも保湿効果が弱いと感じる理由は、配合成分の性質にあります。
これまでスプレータイプが無かった理由
とても使い勝手のよいはずなのに、これまで保湿スプレーが発売されなかった理由は、配合成分の性質にあります。
スプレーとして噴霧するためには、粘度(成分の粘り気)が少なくなければなりませんが、『キュレル』の特徴であるセラミド機能成分は「油溶性」。
つまり、保湿のために必要な成分ですが、水に溶けず粘度もあるので、これまでスプレータイプにできなかったとのこと。
そのため、『キュレル』ディープモイスチャー スプレーの製品化まで、開発からなんと7年もの歳月がかかっています。
せまい部分の塗布は苦手だけれど・・・
花王『キュレル』ディープモイスチャー スプレーはスプレータイプなので、小面積の部分に塗るのは苦手です。
口コミにもありましたが、噴射するときにある程度周囲に飛び散ることも考える必要があります。しかし、愛用者としては、そんなデメリットよりも喜びほうが大きいようです。
紹介した口コミの女性がかなりの乾燥肌で、『キュレル』ディープモイスチャー スプレーにこのようなデメリットがあるにもかかわらず、クリームと併用して使い続けている理由は、”使いやすさ”と”その効果”にあることは確かでしょう。
花王では、2019.12.4に人工皮膚「バイオミメシス ヴェール」が発売され話題になりましたが、こちらはエフェクターを使って皮膚に保護膜を作ります。
噴霧して皮膚を保護するという考え方は、『キュレル』ディープモイスチャー スプレーと同じ!
保湿はスキンケアの基本
スキンケアの必要性は、男女の性別や年齢に関係ありませんが、肌質がデリケートな女性の場合、肌トラブルになると重症化しやすいようです。
とくに、これからの乾燥期には、早めにスキンケアを始めるのがポイント!肌がピリピリし始める前に、ご自身の肌に合ったスキンケアアイテムを試してみると良いかもしれません。
皮膚に必要な栄養素の不足やターンオーバーのサイクルの乱れは、肌トラブルの大きな原因になります。
美容液は肌に栄養を与えるのが目的ですが、近年注目されているのがヒト幹細胞培養液コスメです。ヒト幹細胞培養液は、ヒトの細胞のレセプターに直接はたらくことができるので、他の美容成分とは別モノと考えたほうがいいようです。
副作用を心配する声もありますが、これまで海外・国内で重大な副作用などの報告はないようです。ヒト幹細胞培養液については、こちらの記事を参考にしてください。
また、皮膚の三大美容成分「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」が、皮膚の真皮層にある線維芽細胞でつくられることを考えると、体の内側からのケアも大切です。
年齢とともに、肌トラブルの回復はとても遅くなります。トラブルになる前に、適切なスキンケアをおこなうことをおすすめします。
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