女性の「変形性膝関節症」は男性の4倍!再生医療の選択肢も

再生医療

階段の昇り降りで膝が痛む、正座するときに膝が痛い、もしかしたら「変形性膝関節症」かもしれません。

そのままにしておくと症状が悪化し、やがて歩くことも難しくなりますから、できるだけ早い段階での治療が必要です。

40歳以上で、膝の痛みに悩む方は、全国で推定800万人もいるようですが、そのほとんどが変形性膝関節症とのこと。

さらに、女性で発症する方は男性の4倍にもなるようですから、早い段階でのケアが欠かせません。

一般的には、50歳以上から発症すると言われますが、若いころに激しいスポーツで膝を酷使していた方では、30歳代からでも発症することがあるようです。

「変形性膝関節症」が重症化した場合の治療法としては、膝に人工関節を入れる方法がありますが・・・。

変形性膝関節症の症状は?

初期段階では、軟骨がすり減り始め、歩き始めや立ち上がるときに、膝が痛みます。長時間歩くと痛みが出ますが、休むと痛みが治まります。

症状がさらに進むと、軟骨がさらにすり減って半月板が変形し、滑膜が炎症を起こします。

この段階になると、正座やあぐらをかくのがつらくなり、階段の昇降もつらくなります。膝に水がたまるのもこの時期ですが、水がたまるから痛みが出るわけではありません。

末期になると、骨自体が損傷し膝が変形、痛みが強くなるため歩行も困難な状態になります。O脚やX脚に変形して、足を伸ばすことが難しくなります。

変形性膝関節症の痛みを和らげるには?

すり減ってしまった軟膏は元へ戻りませんが、初期の段階であれば、傷みは自然に治まることがあります。

痛みが治まっているときに、筋力をつけておくことで、その後、膝の違和感や痛みをほとんど感じないで生活できるようになることも。

年齢とともに症状が悪化しやすいのは、筋力が衰えるのと同時に、運動不足や食べ過ぎなどで体重が増えるから。

筋力が弱ってくると、膝への衝撃が直接骨に伝わって、軟骨がさらにすり減る原因になるわけです。一番重要な筋肉は、太ももの「大腿四頭筋」

基本はやはり「スクワット」ですが、椅子に座ったまま膝を前に伸ばして5秒間「大腿四頭筋」にしっかり力を入れる方法を指導している専門医もいらっしゃいます。

左右10回づつ、朝昼晩3回計30回、「大腿四頭筋」に100%力を入れておこなうことで、初期段階であれば症状が軽くなると説明しています。

いずれにしても、太り過ぎは、それだけで膝への負担が大きくなることは説明するまでもありません。

ひざ関節症クリニック

変形性膝関節症はなぜ女性に多い?

女性の場合、ホルモンの影響で骨がもろくなりやすく、さらに筋力が少ないため、軟骨への負担が大きくなってしまうようです。

また、ヒールの高い靴を履いたり、外反母趾など、正しい姿勢を保ちにくくなることで、変形性膝関節症を悪化させてしまうと言われます。

変形性膝関節症の治療法

変形性膝関節症の治療では、湿布や飲み薬の痛み止め(消炎鎮痛剤)が処方されることが多いですが、すり減った軟骨が元の状態に戻るわけではありません。

また、軟骨を保護するための潤滑作用があるヒアルロン酸注射も効果的と言われますが、一時的に痛みがおさまったとしてすぐに痛みが再発することがあります。

2~3ヶ月経っても改善しないようであれば、膝の関節を人工関節に置き換えることになりますが、膝関節の内側の骨がすり減っている場合には、一部分を置き換える方法もあるようです。

人工関節に置き換える手術では、術後回復するまでに数ヶ月かかりますが、思い切って手術を受ければ、術後15年~20年は痛みを感じないで普通に生活できます。

人工関節は年数ととに摩耗するため、昔は10年ぐらいで交換が必要でしたが、最近の人工関節は材質が良くなり20年ぐらいもつようですから、精神的にも肉体的にも負担が少なくなりました。

実際に人工関節に置き換えた方からは、”思い切って手術して良かった”との声をよく耳にします。

変形性膝関節症と診断されたら、痛みで動けない、普通に生活できない状態を我慢して悪化させるより、早めに治療したほうが良いことは確かです。

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変形性膝関節症の再生医療

変形性膝関節症の根本的な治療では、人工関節に置き換えるしかないと思っていましたが、最近、再生医療「培養幹細胞治療」が注目されています。

「培養幹細胞治療」は、自分のお腹の脂肪から採取した幹細胞を培養して、培養した幹細胞を膝に注射器で注入する治療法です。

自分の細胞を使うので副作用が少ないだけでなく、長期的な改善が期待できます。治療のための通院は、幹細胞を採取するときと、膝へ注入するときの2回だけで入院の必要がありません。

また、施術時間は、2回ともそれぞれ30分程度で終わりますから、とても簡単です。

「幹細胞治療」をおこなう医療施設は厚生労働省の許可が必要となるため、施術をおこなる医療機関は限られているようです。

『ひざ関節症クリニック』は、膝の治療に特化した医療機関で、「幹細胞治療」の実績(※)ではすでに2700症例を超えています。※2015年3月~2020年6月現在
再生医療等の「切らない」先進的なひざ治療全体では、グループ全体の実績は11,600例になるようです。※2015年3月〜2021年3月

『ひざ関節症クリニック』でおこなっている「培養幹細胞治療」については、以下の記事を参考にしてください。

【再生医療】培養幹細胞治療の変形性膝関節症への効果 費用は?
変形性膝関節症は、そのまま放置しておいても良くなることがありませんから、痛みが出始めるととても厄介です。 最終的には、人工関節にする治療法がありますが、その前に検討したいのが先進の再生医療技術である「培養幹細胞治療」です。 「培...

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培養幹細胞治療でも早いほど効果が高い!

培養幹細胞治療は、年齢に関係なく、また脂肪が少ない女性でも治療することができますが、症状が軽いほどその効果が実感できるようです。

変形性膝関節症は、適切なケアをしなければどんどん悪化しますから、膝の状態を診断したうえで、はやめに適切な処置をおこなうことをおすすめします。

人工関節にしない選択肢があることで、気分的にも安心して早目の診断を受けることができるはずです。

 

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