花粉症による睡眠不足!モーニングアタックとは

アレルギー
広告について

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています



光目覚まし時計 トトノエライト

スギやヒノキの花粉が飛び出す季節になると、花粉症による睡眠不足から、日中も眠くて仕事ができないという話をよく聞きます。

「鼻づまりで、うまく寝付けない」と、寝る時のつらさを訴える人が多いですが、グラクソ・スミスクライン株式会社・コンタック総合研究所のアンケート調査によれば、起床時(朝起きてすぐ)に、最も花粉による症状がつらいという人が、46.1%もいたそうです。

モーニングアタックと呼ばれ、おもな症状がこちら。

  • 鼻みず(83%)
  • 目のかゆみ(65.5%)
  • くしゃみ(64.7%)
  • 鼻づまり(61.2%)
  • 頭がぼーっとする(22.5%)
  • 肌のかゆみ(11.8%)

モーニングアタックの症状は、午前6時~7時ごろに発現することが多く、副鼻腔炎による頭痛を併発することもあるようです。

モーニングアタック改善のための快眠方法としては、「マスクをして寝る」というのが40.0%で、最も多かったとのこと。

花粉症の症状そのものがつらいだけでなく、ビジネスパーソンなら、日中の仕事に集中することができなくなることも。

睡眠不足が続くと、体の免疫力が低下し、花粉症の症状がさらに悪化するという悪循環にも陥ります。

花粉症による「モーニングアタック」とは

モーニングアタックとは、朝起きたときに、鼻みず、鼻づまり、くしゃみなど、花粉症の症状が、通常よりもひどくなることをいいます。

スギとヒノキの花粉など、季節性のアレルゲンが原因であれば、時期が過ぎれば治まりますが、通年性のモーニングアタックは、1年中続きますから深刻です。

「モーニングアタック」朝に花粉症が悪化するのはナゼ?

スギやヒノキの花粉が飛んでいる時間帯であれば、症状がひどくなるのは理解できますが、朝起きる時間帯に花粉症がひどくなるのは、つぎのような理由によると考えられています。

  • 睡眠中に花粉やハウスダストを吸ってしまう
  • 自律神経のバランスにより鼻粘膜が過敏になる

花粉やハウスダストは、人が起きているときには、部屋の中に飛散していますが、就寝中はその重さによって落ちてきます。

寝ている間に、落ちてくる花粉やハウスダストを吸い込んでしまいますが、朝、布団を上げるときに、布団の上に落ちてたまったものを吸い込んでしまうことも原因の一つです。

また、ペットの毛もアレルギーの原因になるので、要注意!

自律神経には、交感神経と副交感神経とがあり、寝ているときは副交感神経が優位になっています。

朝目覚めるときに、交感神経が優位になりますが、活動モードに切り替わるタイミングで、鼻が刺激に対して過敏になることが、モーニングアタックの原因になります。

とくに、モーニングアタックが起きやすい時間帯(朝6時~7時)は、自律神経のバランスが切り替わるタイミングなので、モーニングアタックの大きな原因の一つであることは間違いなさそうです。



光目覚まし時計 トトノエライト

花粉症による肌トラブル「花粉皮膚炎」で睡眠不足に!

コンタック総合研究所のアンケート調査で、見過ごせないのが、肌のかゆみで、症状を訴えているのは 11.8%と少ないですが、花粉が原因とは思っていない方も多いのではないでしょうか。

肌がかゆくて、眠ることができないという方も少なくありません。

「花粉皮膚炎」と言い、バリア機能が低下した皮膚に花粉が付着し、顔や首などの皮膚がかゆくなったり、赤みなどの肌トラブルが起きます。

花粉が原因とは気づかない方も多いようですが、スギやヒノキなどの花粉が飛ぶ時期だけに症状が出ること、男性よりも女性のほうが発症しやすいことが、「花粉皮膚炎」の特徴と言われます。

「花粉皮膚炎」花粉による肌荒れ!原因と予防法について
「花粉皮膚炎」の原因と予防について 春先になると、気分は浮き浮きしてきますが、同時に花粉症に悩まされる季節です。なんと日本人の2人に1人が、花粉症とも言われます。 花粉症は、くしゃみや鼻づまり、目の周りが痒くなるなどの症状がよく知られていま

「モーニングアタック」を軽くするための対策

「モーニングアタック」は、アレルギー体質や花粉症の人がなりやすいようです。

モーニングアタックだけを治療する方法はなく、一般的な花粉症対策を心がけるしかありません。室内環境など、つぎのような点に注意が必要です。

  • 外出時の服をよくはたいて部屋に入る
  • できれば室内着に着替える
  • 花粉を部屋に持ち込まない
  • 部屋の掃除をこまめにする
  • マスクをして寝る
  • 空気清浄機を使う
  • 加湿器を使う

花粉は目に見えませんから、モーニングアタックなどの症状があらわれてから、あわてて対策をはじめる方が多いようです。

花粉が飛び始める前から、こまめに掃除をしたり、帰宅したらすぐに室内着に着替えるなどを、日常のルーティンにしておくと、モーニングアタックにあまり悩まされずに過ごせそうです。

マスクが皮膚への刺激になることも

コンタック総合研究所のアンケート調査では、「マスクをして寝る」というのが40.0%で最も多かったようですが、マスク事態が皮膚への刺激になることも。

とくに空気が乾燥しやすい季節は、肌のバリア機能が低下し、マスクが肌に接触することで、かゆみや赤みを生じることがあります。

肌のバリア機能を高める

モーニングアタックの症状として、肌のかゆみを訴える方は11.8%ていどのようですが、肌のかゆみは睡眠の大きな妨げになります。

とくに、乾燥肌や敏感肌、アトピーの方は、洗顔時に皮膚へ強い刺激を与えないようにし、お風呂あがりには十分保湿することで、肌のバリア機能を高めましょう

飲酒は、血管が拡張し血流量が増えることで、皮膚のかゆみがひどくなる原因になりますから、花粉症の季節はひかえめにしたほうがいいでしょう。

まとめ

モーニングアタックは、朝起きたときに花粉症の症状がもっともひどくなるという症状。

花粉症は、花粉が肌につくことで発症しますから、物理的に花粉を避けるのはもちろんですが、十分な保湿などによって肌のバリア機能を高めることがとても重要です。

乾燥肌のスキンケアは「保湿」と「補湿」の違いを知ることがポイント!
乾燥肌は、かゆみやピリピリした痛みに悩まされるだけでなく、カサカサしたりかゆいところを掻きこわして、重症化させてしまうことも少なくありません。 掻きこわしてしまうと、ステロイド剤だけでなく抗生剤が必要になり、掻いたところが、色素沈着によって

免疫力が低下すると、花粉症になりやすいとも言われていますから、栄養バランスをとり、ストレスを溜めないこと、同時に良質な睡眠をとることがとても重要です。

とくに睡眠不足は、モーニングアタックにかぎらず、他の病気の原因にもなりますから、悪循環におちいる前に、早めに対策をおこなうことをおすすめします。



光目覚まし時計 トトノエライト

「花粉皮膚炎」花粉による肌荒れ!原因と予防法について
「花粉皮膚炎」の原因と予防について 春先になると、気分は浮き浮きしてきますが、同時に花粉症に悩まされる季節です。なんと日本人の2人に1人が、花粉症とも言われます。 花粉症は、くしゃみや鼻づまり、目の周りが痒くなるなどの症状がよく知られていま

コメント