口の中が渇くと、口臭の原因に!
空腹時や緊張したとき、口の中が渇くことがありますが、唾液の分泌が減っている状態ですね。
とくに朝起き抜けの口臭は、他人に嗅がれたくない!
唾液が減ると口臭がキツくなる!ケアの方法は?
唾液には、口腔内の細菌の増殖を防ぐ大事な働きがありますが、分泌量が減ってくると、細菌が急激に増殖して、虫歯や口臭の原因になります。
口臭の原因になっている成分は、20種類もあると言われています。
そのなかでも、口臭特有のニオイは、“揮発性硫黄化合物”が原因で、増殖した細菌がつくりだします。
口臭の原因物質は?
揮発性硫黄化合物”として挙げられる主なものは、次の3種類です。
- 硫化水素(卵が腐ったようなにおい)
- チルメルカプタン(生臭い、魚や野菜が腐ったようなにおい)
- ジメルサルファイド(生ゴミのようなにおい)
いつでも記憶がよみがえってきそうな、忘れることができないニオイばかりです。それだけ、口臭のインパクトは強烈!
病的口臭と食後のケア不足は別
口臭を「防ぐには、歯磨きなど、日常の生活習慣の中でケアが必要ですが、歯周病などの病的口臭については、初期段階であればブラッシングなどでケアできますが、進行が進むと外科治療が必要な場合もあります。
- 年齢とともに唾液の分泌が悪くなる
- ストレスや緊張で口がかわく
など、食後のケア不足による口臭とは違いますから、それぞれの症状に応じた正しいケアが必要になります。
歯周病で後悔しないためには、早めのケアが大事ですね。
口臭の原因となる歯周病のケアとして、最近注目されているのが、口内の悪玉菌を抑えて、口内フローラバランスを整えてくれるロイテリ菌。
オハヨー『ロイテリ お口のサプリメント』には、機能性表示食品として、ライセンスされたロイテリ菌(L.reuteri DSM 17938)が1粒に2億個も配合され、歯ぐきを丈夫で健康に保つ機能が期待されています。
食後すぐの歯磨きは間違い!
食後すぐに、歯磨きをする方が多いですが、じつは、食後は唾液の分泌によって細菌の増殖が抑えられる大事なとき。
昼食後に商談や打合せの予定が入っていると、ビジネスマナーとして食後の歯磨きは必須ですが、唾液の効果を殺してしまうことになるので、おすすめできません。
食べたもののニオイは気になりますが、口臭の根本的な改善にはならないと考えたが良さそうです。
食事によって口の中は酸性になり、硬い歯のエナメル質が酸によって柔らかくなっています。この状態で歯を磨くと、歯を削ってしまいます。
食事直後の歯磨きは避け、20分ぐらい経ってからおこなったほうがいいと言われています。
食べ物のカスが残っていると、口臭の原因をつくりだす細菌が増殖しますので、歯磨きではなく、口をよくゆすいで、歯間(歯と歯の間)の食べかすを取り除くことが大事です。
朝起きぬけの口臭の原因は!?
朝起きたときの口臭、とてもクサいことがあります。口の中がネバネバして気持ち悪いですね。
原因は、睡眠中は唾液の分泌量が減ることによるもの。
睡眠中は、唾液の量が減るため、口の中が渇きやすく細菌が増殖しやすくなります。専門医によれば、この増殖した細菌の量は大便10gに相当するとの説も。
起きぬけで、細菌が増えたままの状態で食事をすると、その菌をカラダの中に取り込むことになります。
そのため、強い口臭の原因になる歯周病菌などが体の内部に取り込まれて、大腸がんの原因になるとも言われています。
とくに、口呼吸をする方は、常に口の中が渇いている状態です。ニオイだけの問題でなく、他の病気になるリスクも高くなりますから要注意!
寝る前の歯磨きをていねいにおこなうことで、朝の口臭ケアにもなりますが、朝起きたらすぐ歯を磨いて、雑菌を洗い流すのがポイント!
食事は、その後でゆっくり。
まとめ
”口臭は生活習慣病”という説もあります。また、口臭の原因が、体調不良による場合もあるので、口臭ケアは体調管理のバロメーターともいえるでしょう。
歯磨きの正しいタイミングがわかっていても、なかなか実行できないことも少なくありません。
歯磨き粉の他にも、口腔や体臭にケアするサプリメントなどがありますから、併用することで口臭を気にしない快適な日常生活を送ることができるようになります。
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