駐車場シェアリング『特P』の提携パーキングが、学校の近隣エリアにも増えてきましたが、まだまだ足りません。
駐車場シェアリングとは、駐車場の空きスペースを借りたい人へ貸し出すサービスのこと。『特P』は、駐車場シェアリングをマッチングするプラットフォームです。
繁華街や大型商業施設、観光地やスタジアム周辺には、もともと提携駐車場が多くて使いやすいのですが、郊外に少ないのが難点。
しかし、子供を持つ親にとっては、学校近くに駐車場があればとても便利なんですよね。
学校行事に参加するために車でいきたいと思っても、周辺に有料駐車場が無いことがほとんど。
近くの住宅地や公園の脇に路駐しているのを見かけることもありますが、迷惑なだけでなく、車の陰からの飛び出しなどの危険もあります。
コインパーキングなど有料駐車場は、学校周辺に作っても常時利用するわけではないので、設置を期待することができません。
こんな場所にこそぜひ欲しいのが、駐車場シェアリング!
学校近くの駐車場シェアリング『特P』が便利!
10月2日から新しく使えるようになった『特P』駐車場の一つに、埼玉県川口市大字小谷場の住宅地の真ん中にできた駐車場があります。
”〇〇小学校まで徒歩4分”、とのキャッチコピー!
一番近いJRの駅「南浦和」まで徒歩21分ですから、〇〇小学校までの交通手段は徒歩か自転車しかありません。
学校に近いご家庭ばかりではありませんから、学校行事があるときには結構大変な思いをする方も多いはずです。
最大手『akippa』でもわずか1か所しかない!
駐車場シェアリングサービスの最大手『akippa』でチェックしても、同じ近隣エリアにはわずか1か所!
つまり、『特P』とあわせても2か所しかないことになります。もちろん、学校のイベント時に必要とされる駐車スペースはこの台数ではまったく足りません。
でも、駐車場のニーズってそんなにあるの?
住宅地で駐車スペースを貸しても大した金額にならない?
たしかに住宅地では、繁華街やスタジアムなど大型施設の近隣のように、毎月数万円、ときには10万円もの収入になることはありません。
川口市のケースは、『特P』では次のような料金になっています。
安いですね。ほぼ半日使って400円、月10日利用でも月4,000円にしかなりませんが、空きスペースをそのまま放置しておいても収入はゼロ!
消費増税2%分ぐらいは、駐車場の空いたスペースを貸し出すだけで、充分カバーできてしまいます。
常連が増えるにつれて収入もアップ!
『特P』のような駐車場シェアリングは、「P」マークの看板があるわけではありませんから、利用したい会員から認知されることで収入がアップしていきます。
つまり、同じエリア内なら、早く貸し出したほうが収益性が上がることになります。慣れているのに、わざわざ別の駐車場へ変える人はまずいませんよね。
鉄道の駅から離れていて、近隣に学校がある立地はたくさんありますが、有料駐車場はもちろん、シェアリングサービスで探してもほとんど見あたらないのが実情。
また、学校があるエリアには、公園や公共施設なども多く、そのような施設を利用する人からも必要とされています。
『特P』または『akippa』どっちで貸し出す?
結論から言えば、貸し出すなら『特P』がおすすめです。理由は、次の2つ。
- 利用者が急激に伸びている
- システム手数料が安い
現在のところ、駐車場シェアリングの最大手は『akippa』ですが、『特P』の利用者が急速に伸びています。
理由はいくつか考えられますが、私が気に入っているのが、『特P』の「検索画面」で、周辺の有料駐車場があわせて表示されること。目的の駐車場が予約でうまっていたときに、同じ画面で一般の有料駐車場を探すことができます。
全国の有料駐車場と提携している『特P』ならではの機能です。
そして、利用料金に応じた手数料を事業者へ支払いますが、『特P』は業界最安!
特P | 駐車料金の30% |
akippa | 駐車料金の50% |
駐車料金が、月10,000円だとしたら、『特P』なら7,000円が実収になりますが、『akippa』なら5,000円ということに。
手数料が業界最安であることが、『特P』で貸し出す最大のメリット!
『akippa』は登録会員数が多いですから、駐車場スペースが2台分以上あれば、両方へ貸し出し登録しておくのも選択肢の一つです。
料金体系も貸し出すときのポイントに!
駐車料金は、貸し出し時間で設定され、『akippa』は15分単位、『特P』は基本的に4時間になっています。
都心の一部では『特P』でも最低2.5時間の駐車場もあり、かならずしも4時間ということではないようです。
繁華街のように短時間で何回転もできるようなエリアなら、手数料が高くても『akippa』のほうがメリットが大きいかもしれません。
しかし、学校や大型商業施設、スタジアムなど、長時間駐車することがあらかじめ想定される場所であれば、『特P』で貸し出すことをおススメします。
また、どちらも、平日・休日などで料金設定を変更することも可能です。
設備資金や管理コストはゼロ!
『特P』『akippa』とも、新たな設備投資や管理コストはいっさいかかりません。
また、どちらも24時間365日のサポート体制があるので、とても安心です。実際、これまで大きなトラブルなどは起きていないようです。
一般の有料駐車場と違い、利用者が会員に限定されていることも一因です。
まとめ
これまで、自分で使っていた駐車スペースを他人へ貸し出すことに抵抗感がある方は少なくありません。
しかし、設備投資など、余計なコストがまったくかからず、管理の手間もかからない副収入は駐車場シェアリングぐらいではないでしょうか。
先手必勝ではないですが、同じエリアなら早く始めたほうが有利なことは確かです。
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