花王「バイオミメシス ヴェール」は、人工皮膚として海外からも注目されています。でも、間違った使い方には要注意!
特に、目元?
口コミには、目の周りのシワをケアするために使おうとしていた方も。
美容液だけなら、正しい使い方をしなくても健康上のトラブルにはなりませんが、「バイオミメシス ヴェール」ディフューザーの使用部位には注意が必要です。
バイオミメシスヴェールの3アイテムは、ヴェールアプリケーターを含めて以下のバナーから購入することができます。
ニュースなどでは”人工皮膚”としているので、パックと同じように考えている方もいますが、皮膚の上に膜を作るメカニズムはまったく別。
使用する前に、膜(ヴェール)を形成するメカニズムを確認しておいたほうがいいようです。
「バイオミメシス ヴェール」顔パックとは違うメカニズム・使い方を間違えると・・
あるアンケート調査によれば、働く女性が一番気になるシワの部位は、次のとおり。
- 1位:「目元」……43.5%
- 2位:「口元」……39.3%
- 3位:「眉間」……6.5%
目元の皮膚はとても薄いので、少しこすってもシワの原因に。笑顔などの表情から、シワができる人もいるので、女性にとっては悩みの種。
「バイオミメシス ヴェール」を、一番使ってみたい部位かもしれませんが、ここに使うのはリスクが大きいようです。
大手口コミサイトには、つぎのようなコメントも見られます。
「目元のシワには使えなかった」
「使い慣れるまで1週間かかった」
「バイオミメシス ヴェール」使うときにはアイガードが必要?
「バイオミメシス ヴェール」を使う時には、付属のアイガードで目を保護します。
ヴェールディフューザーが吐き出す糸の太さは、1㎛(マイクロメートル)、1000分の1mmという細さです。
公式サイトでは、目に入った場合の対応として、つぎのように案内しています。
極薄の被膜を作るのは静電気
ヴェールディフューザーが吐き出したヴェール液の糸は、プラスの電気を帯びているので、マイナスに帯電している肌に吸着して被膜を作ります。
体がマイナスに帯電するのは、ヴェールディフューザーを持っているから。
他人に膜を作ってもらえば楽ですが・・・
「バイオミメシス ヴェール」は、他の人にヴェールディフューザーでやってもらえれば、キレイに膜ができそうですが・・・。
他人の顔に、ヴェールディフューザーを使おうとしても、皮膚がマイナスに帯電していないので、糸が皮膚にしっかり吸着されません。
口コミのコメントにあるように、慣れるまで1週間ぐらいかかるというのも納得です。
肌との距離、室温、湿度の条件も
「バイオミメシス ヴェール」のヴェールディフューザーを使うときは、皮膚から8cm(握りコブシ一つ)離して使うのが理想的。
近すぎるとヴェール液が膜にならなかったり、遠すぎると糸が届かないことがあるので、適度な距離を鏡でチェックするしかないようです。
メーカー推奨の環境は、温度15 ℃~35 ℃、湿度25 %~75 %。
まとめ
「バイオミメシス ヴェール」は、目の周辺への使用には注意が必要ですが、”室内環境”や”使い方”も要チェック!
これらの制約があったとしても、「バイオミメシス ヴェール」を使うメリットは大きいようです。
バイオミメシスヴェールの3アイテムは、ヴェールアプリケーターを含めて以下のバナーから購入することができますので、参考にしてください。※2021.10.05現在、アマゾンでの取り扱いは確認できませんでした。
肌がターンオーバーによって、内側から外側へと入れ替わっていきますから、根本的なスキンケアには、真皮層の線維芽細胞への働きかけが欠かせません。
「バイオミメシス ヴェール」とあわせて、線維芽細胞にはたらく美容ドリンクを摂ることで、目的とするケアができるかもしれません。
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