睡眠中、肌の痒み(かゆみ)で目が覚めることがあります。肌の乾燥や蕁麻疹(じんましん)などのほかに、衣類の摩擦が原因になることも。
”掻いちゃダメ”とわかっていても、我慢するのはムリ。私の場合は下半身、とくに太ももの内側。
睡眠中のかゆみの原因には、体温の上昇、アレルギー、肌の乾燥などがありますが、私の場合、衣類(パジャマ)による肌への刺激も関係しています。
肌が乾燥すると痒みなどの皮膚トラブルの原因になるので、シャワー後、5分以内に保湿クリームを塗るようにしています。それでも、睡眠中に痒くなるのは、衣類(パジャマ)に原因があるようです。
これほど刺激に敏感なのは、アレルギー体質だからでしょうか。
痒疹(ようしん) と呼ばれるかゆみが強い丘疹(きゅうしん)が出れば、眠れないのは当り前。夜中に起きて、ステロイド剤を塗ることもありました。
私の場合、睡眠中に突然起きる肌の痒みの原因は、パジャマの繊維による刺激のようですが、裸で寝るわけにはいきません。
私自身の経験から、寝具(パジャマ)の素材選びと着るときの裏技を紹介します。睡眠中の痒みに悩まされている方は、参考になるかもしれません。
衣類の刺激は、肌が敏感な人にとっては大敵!ここでは、〔私流〕寝具(パジャマ)選びのポイントと着るときの2つの【裏技】を紹介します。
寝具(パジャマ)の素材について
私の場合、寝具(パジャマ)にかぎらず、肌に直接触れる下着などの素材は綿100%が基本です。
お気に入りのブランドのなかには、ポリウレタン5%混紡のものもありますが、蕁麻疹(発疹)が出ることはほとんどありません。
綿素材100%なら問題ないといっても、ジーンズのような硬い素材はNG。ジーンズを履くときは、下着として綿素材100%のステテコが必須。
寝具(パジャマ)の素材については、つぎの点に注意して選んでいます。
- ベストは綿100%!
- 触感がやわらかいもの
- 硬くなったら新品に
- できれば日本製
綿100%だからといって、やわらかな触感とは限りません。なでたときにゴワゴワ感があれば、新品でも痒みがでてきます。これが、パジャマなら最悪ですね。
衣類は、何度も洗っているうちに硬くなります。手触りが多少かたくなってきたと思ったら、思い切って新品に。古いパジャマは、掃除などで再利用。
”できれば日本製”と書いたのは、私愛用のパジャマが海外ブランドだから。もちろん、綿100%のやわらか素材です。
【裏技1】パジャマのズボンは裏返して履く
綿素材100%の新品パジャマ(とくにズボン)でも、乾燥しやすい季節になると、睡眠中に痒みがでてくることがありました。とくに、太ももの内側あたり。
”これだけやわらかな綿100%でダメなら、ステロイド剤を塗らないとダメか・・・”と思いながらも、試しに、パジャマを裏返しではいてみたところ、これが大正解。
ズボンを裏返したことで、縫い目を感じることなく、朝まで快適に眠れるようになりました。
パンツやステテコなどの下着であれば、生地が薄いので肌への刺激が少ないですが、パジャマは生地が若干厚いため、縫い目が刺激になったようです。
パジャマを裏返して履くと、縫い目を感じることがないのでとても快適ですが、宅配便や来客時、そのまま玄関先まで出ていくことがないように。
【裏技2】綿素材100%のやわらか下着をはく
パジャマにかぎらず、ジーンズのような厚手のズボンをはきたいときは、下着は、ステテコのようなひざ下までの丈(タケ)があるものをはきましょう。
綿素材100%の下着(ステテコ)が、かゆみがでやすい太ももの内側をしっかりカバーして、ズボンの縫い目が直接肌にあたるのを防いでくれます。
まとめ
日中起きているときなら、かゆみへの対応は想定内ですが、睡眠中の突然のかゆみは寝たままの状態では対処法がありません。
ここでは、私のルーチンになっている2つの【裏技】を紹介しました。
- パジャマのズボンは裏返してはく
- 綿素材100%のやわらか下着をはく
掻いてしまえば、ますますかゆみは強くなりますから、寝床から起きてステロイド剤を塗ることに。せっかくの快眠が、リセット。
寝床に入る前に睡眠環境はもちろんですが、パジャマや下着の素材にも注意!
- ベストは綿100%!
- 触感がやわらかいもの
- 硬くなったら新品に
- できれば日本製
睡眠中のかゆみに悩んでいる方は、私のルーティンになっている2つの【裏技】を試してみてください。
かゆみが無いのになかなか安眠できないようであれば、リラックス効果がある「L-テアニン」配合のサプリメントをためしてみるのも一つの方法です。
もちろん、寝る前に肌の保湿は必須です。
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